ああ、バレンタインシーズンが……ショコラの季節が終わってしまいましたね……
こんにちは、悲しみにくれるネーさです。
「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「がるるっ!」(←訳:虎ですっ!)
「ネーさッ、だいじょうぶゥでスよゥ! ほわいとーでーがァ、ありまスッ」
「がるるるーるぐる!」(←訳:その前に雛祭りもあるよ!)
あらっ、そうですね!
可愛い色合いの雛あられを想うと元気が出てきます♪
では、本日ご紹介いたしますのも、
不思議と元気をくれる?このミステリにいたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
―― 密室から黒猫を取り出す方法 ――
著者は北山猛邦さん、’09年8月に発行されました。
副題に『名探偵音野順の事件簿』とあります。
「くんくんッ!
うむッ! せいとうはのォ、においィがァするでスよッ!」
「ぐるるっ!」(←訳:本格派の匂い!)
題名に『密室』と謳うくらいですから、
そうです、正統派ミステリの気配がいたしますね。
犯人はおまえだ!と強気に名指しする名探偵さん、
おおっ!と、どよめく容疑者一同と読者……と思いきや。
音野順(おとの・じゅん)さんは、
好青年なんですけれど、気弱で、消極的で、ひきこもりがち。
悪人との対決、とかって……うぅ~ん??
「むぽッ?
やるきィ、なしッ、でスかッ?」
「がる~……」(←訳:暗い~……)
音野探偵さん、
探偵助手の白瀬(しらせ)くんに引っ張られるようにして
事件現場へ向かうのです。
現場に着いても、おどおどしたり、
警察の車両を目にすれば、帰ろう!と言い出したり……。
が、ひとたびスイッチが入ると。
音野くんには、見抜けちゃうんです。
犯罪の構造も、
犯人も。
「おおッ! それでこそォ、たんていィさんッ!」
「がるるー!」(←訳:頑張れー!)
本格ミステリというと、
理論上では可能かもしれないけど
ちょっと納得しがたいなぁ~?
トリック先行でストーリーが破綻してるような?
と言いたくなる作品も多いのですが、
音野探偵さんと白瀬助手さんの物語に登場するのは
等身大の《謎》解き。
へんてこだけど、有り得る!
というミステリなんですね。
表題作品でもある巻頭の『密室から猫を取り出す方法』、
SFとホラーの雰囲気を加味した『人喰いテレビ』は
特におすすめです!
読後感も、雅やかとさえ形容すべき品の良さ~♪
「おいしィ~こうちゃッみたいィ♪」
「がるるぐる~?」(←訳:香りの良いコーヒーでしょ?)
ミステリ好きさん、
ティータイムのおともに、ぜひ!
こんにちは、悲しみにくれるネーさです。
「こんにちわゥ、テディちゃでス!」
「がるるっ!」(←訳:虎ですっ!)
「ネーさッ、だいじょうぶゥでスよゥ! ほわいとーでーがァ、ありまスッ」
「がるるるーるぐる!」(←訳:その前に雛祭りもあるよ!)
あらっ、そうですね!
可愛い色合いの雛あられを想うと元気が出てきます♪
では、本日ご紹介いたしますのも、
不思議と元気をくれる?このミステリにいたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
―― 密室から黒猫を取り出す方法 ――
著者は北山猛邦さん、’09年8月に発行されました。
副題に『名探偵音野順の事件簿』とあります。
「くんくんッ!
うむッ! せいとうはのォ、においィがァするでスよッ!」
「ぐるるっ!」(←訳:本格派の匂い!)
題名に『密室』と謳うくらいですから、
そうです、正統派ミステリの気配がいたしますね。
犯人はおまえだ!と強気に名指しする名探偵さん、
おおっ!と、どよめく容疑者一同と読者……と思いきや。
音野順(おとの・じゅん)さんは、
好青年なんですけれど、気弱で、消極的で、ひきこもりがち。
悪人との対決、とかって……うぅ~ん??
「むぽッ?
やるきィ、なしッ、でスかッ?」
「がる~……」(←訳:暗い~……)
音野探偵さん、
探偵助手の白瀬(しらせ)くんに引っ張られるようにして
事件現場へ向かうのです。
現場に着いても、おどおどしたり、
警察の車両を目にすれば、帰ろう!と言い出したり……。
が、ひとたびスイッチが入ると。
音野くんには、見抜けちゃうんです。
犯罪の構造も、
犯人も。
「おおッ! それでこそォ、たんていィさんッ!」
「がるるー!」(←訳:頑張れー!)
本格ミステリというと、
理論上では可能かもしれないけど
ちょっと納得しがたいなぁ~?
トリック先行でストーリーが破綻してるような?
と言いたくなる作品も多いのですが、
音野探偵さんと白瀬助手さんの物語に登場するのは
等身大の《謎》解き。
へんてこだけど、有り得る!
というミステリなんですね。
表題作品でもある巻頭の『密室から猫を取り出す方法』、
SFとホラーの雰囲気を加味した『人喰いテレビ』は
特におすすめです!
読後感も、雅やかとさえ形容すべき品の良さ~♪
「おいしィ~こうちゃッみたいィ♪」
「がるるぐる~?」(←訳:香りの良いコーヒーでしょ?)
ミステリ好きさん、
ティータイムのおともに、ぜひ!