デスレインのハバネロという辛~いポテチを食べてみましたら……
ひゃあああっ!からい~!とギブアップしてしまったネーさです、こんにちは。
ううう、まだ喉が……痛いです……。
「こんにちわッ、テディちゃでス! ほんとにィ、からいィッ!」
「がるるっ、がるー!」(←訳:虎ですっ、ホットですー!)
ハバネロにノックアウトされた喉をクールダウンさせるために、
ジェラートなどいただきながら、
「いただきまスゥ!もぐぐッ」
「がるーるるる!」(←訳:いただいてまーす美味しいです!)
はい、本日味わう御本は、こちらの一冊です! どうぞ~!
―― フリーター、家を買う。 ――
著者は有川浩さん、’09年8月に発行されました。
『図書館戦争』シリーズですっかり人気作家さんとなった有川さんが
この御本で主人公に据えたのは……
フリーターの、武誠治(たけ・せいじ)くん!
「もぐもぐッ、ふむふむゥ?
あるばいとちゅうゥ~、なのでスかッ」
「がるる?」(←訳:フクザツな事情が?)
現在、誠治くんが抱えているのは、まさに
複雑な事情です。
なりたくてフリーターになったわけではなく、
就職活動にもちょっと疲れちゃって、
なんとはなしに、両親とも疎遠になっていたら……
お母さんが、こころの病になってしまいました……!
いったい、どうして?
その原因は?
お母さんの病気の原因を教えてくれたのは、
お嫁に行った誠治くんのお姉さん――亜矢子さんでした。
遠くへお嫁に行った姉でさえ、
お母さんの病状を察して心配していたのに、
俺は何をしていたんだろう……。
「あうゥ~、しょッくでスゥ~」
「がる~ぐる~……」(←訳:衝撃だよなぁ~……)
衝撃は、誠治くんの気持ちを変えました。
お母さんのために。
お母さんのために、何かしよう。
お医者さんが言うには
『今の環境から出してあげるのが一番』だとのこと、
だったら、就職して、うんとお金を稼いで、
家を買ってあげようじゃないか、
お母さんに!
「むむゥ!
それでェ、だいめいのォ、『いえをかう』なのでスねッ!」
「……がるるがる~る?」(←訳:……でもそれ、難しそうだぞ?)
ええ、こんな御時世ですもの、
フリーターをやっていた誠治くんを雇ってくれる会社は、
そうそう見つかりません。
だけど、出来ることから始めなくちゃ。
少しでもお金を稼いで、
お母さんの心にかかる負担を減らすために……。
手っ取り早くお金を稼ぐ手段といえば、
『現場仕事』。
建築や道路の工事現場で働く、きつい、肉体労働ですね。
誠治くんも、そこへ飛び込んでゆきました。
日給の高さにつられ、やってきては、またすぐ辞める、
そんな若者たちの中で、
二ヶ月も現場に喰らいついている誠治くん。
彼の内部で、
そして周囲でも、
何かが変わってゆくようですが……?
「ふんばりィどころでスよゥ、おにいさんッ!」
「がるるっ!」(←訳:あとちょっとだ!)
『図書館戦争』とはまた違うベクトルではありますが、
同じように《闘う》青年の日々を、著者・有川さんは描きます。
読み手は、どうか誠治くんのもとへ幸福がやってきますように……と、
祈らずにはおれません。
はたして、フリーター生活に終焉は来るのでしょうか?
有川さんの作品を未読の活字マニアさんも、ぜひ!
また、有川さんの最新作、
誠治くんの分身のような?演劇に夢中になっちゃってる青年たちが主人公の
『シアター!』もおすすめですよ~!
「ぐッどらッくゥ! ふりーたーおにいさんッ!」
「がる~るぐるっる!」(←訳:夜明け前がいちばん暗いのさ!)
ひゃあああっ!からい~!とギブアップしてしまったネーさです、こんにちは。
ううう、まだ喉が……痛いです……。
「こんにちわッ、テディちゃでス! ほんとにィ、からいィッ!」
「がるるっ、がるー!」(←訳:虎ですっ、ホットですー!)
ハバネロにノックアウトされた喉をクールダウンさせるために、
ジェラートなどいただきながら、
「いただきまスゥ!もぐぐッ」
「がるーるるる!」(←訳:いただいてまーす美味しいです!)
はい、本日味わう御本は、こちらの一冊です! どうぞ~!
―― フリーター、家を買う。 ――
著者は有川浩さん、’09年8月に発行されました。
『図書館戦争』シリーズですっかり人気作家さんとなった有川さんが
この御本で主人公に据えたのは……
フリーターの、武誠治(たけ・せいじ)くん!
「もぐもぐッ、ふむふむゥ?
あるばいとちゅうゥ~、なのでスかッ」
「がるる?」(←訳:フクザツな事情が?)
現在、誠治くんが抱えているのは、まさに
複雑な事情です。
なりたくてフリーターになったわけではなく、
就職活動にもちょっと疲れちゃって、
なんとはなしに、両親とも疎遠になっていたら……
お母さんが、こころの病になってしまいました……!
いったい、どうして?
その原因は?
お母さんの病気の原因を教えてくれたのは、
お嫁に行った誠治くんのお姉さん――亜矢子さんでした。
遠くへお嫁に行った姉でさえ、
お母さんの病状を察して心配していたのに、
俺は何をしていたんだろう……。
「あうゥ~、しょッくでスゥ~」
「がる~ぐる~……」(←訳:衝撃だよなぁ~……)
衝撃は、誠治くんの気持ちを変えました。
お母さんのために。
お母さんのために、何かしよう。
お医者さんが言うには
『今の環境から出してあげるのが一番』だとのこと、
だったら、就職して、うんとお金を稼いで、
家を買ってあげようじゃないか、
お母さんに!
「むむゥ!
それでェ、だいめいのォ、『いえをかう』なのでスねッ!」
「……がるるがる~る?」(←訳:……でもそれ、難しそうだぞ?)
ええ、こんな御時世ですもの、
フリーターをやっていた誠治くんを雇ってくれる会社は、
そうそう見つかりません。
だけど、出来ることから始めなくちゃ。
少しでもお金を稼いで、
お母さんの心にかかる負担を減らすために……。
手っ取り早くお金を稼ぐ手段といえば、
『現場仕事』。
建築や道路の工事現場で働く、きつい、肉体労働ですね。
誠治くんも、そこへ飛び込んでゆきました。
日給の高さにつられ、やってきては、またすぐ辞める、
そんな若者たちの中で、
二ヶ月も現場に喰らいついている誠治くん。
彼の内部で、
そして周囲でも、
何かが変わってゆくようですが……?
「ふんばりィどころでスよゥ、おにいさんッ!」
「がるるっ!」(←訳:あとちょっとだ!)
『図書館戦争』とはまた違うベクトルではありますが、
同じように《闘う》青年の日々を、著者・有川さんは描きます。
読み手は、どうか誠治くんのもとへ幸福がやってきますように……と、
祈らずにはおれません。
はたして、フリーター生活に終焉は来るのでしょうか?
有川さんの作品を未読の活字マニアさんも、ぜひ!
また、有川さんの最新作、
誠治くんの分身のような?演劇に夢中になっちゃってる青年たちが主人公の
『シアター!』もおすすめですよ~!
「ぐッどらッくゥ! ふりーたーおにいさんッ!」
「がる~るぐるっる!」(←訳:夜明け前がいちばん暗いのさ!)