テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ま~るい幸せ?

2010-03-08 22:57:59 | ブックス
 食いしん坊の皆さま、ごきげんいかがでしょうか?
 世界に冠たる美食国・日本の片隅のそのまた片隅から、こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるっ、がるー!」(←訳:虎ですっ、こんにちは!)

 前回は和風チョコレートの実食報告会の模様をお送りいたしましたが、
 本日は……和のスイーツの御本を取り上げましょう。
 こちらを、どうぞ~!


 
                 ―― まんじゅう 大好き! ――


 
 編集は里文出版のみなさん、’09年4月に発行されました。
 『酒饅頭・温泉饅頭・全国饅頭の本』と副題が付されています。
 まぁるい和のお菓子――おまんじゅう。
 皆さま、お好きですよね?

「ふァいッ! テディちゃ、おまんじゅうッすきィでスゥ!」
「がるるるーる!」(←訳:ボクも好きさ!)

 そ、そうですか。
 実はネーさ、餡子が苦手です。

「ええェ~ッ?!?」
「がるるるっ?」(←訳:嘘でしょっ?)

 でも、おまんじゅうの皮は好きです♪

「……わけェわきゃんないィでスよゥ!」
「ぐるぐるる?」(←訳:なんのこっちゃ?)

 大量の餡子とは仲良くなれそうにないけれど、
 程よい量の餡とふんわりしっとりの饅頭の皮ならオッケーなんです。
 同じような嗜好の御方も、
 この広い日本の何処かにおられるのでは?

 粒餡は好き!だけれど、こし餡はパス!とか、
 ごまの餡、白餡はちょっと……という御方も?

「うむむッ、そうかなッ?」
「がるるっ?」(←訳:そうかもっ?)

 日本の『おまんじゅう』の御先祖さまは、
 室町時代に禅僧さんたちが留学先の中国から持ち帰ってきた点心料理の、
 饅頭(マントウとも読みました)がルーツのようです。
 当時は、中に詰める具は野菜炒めなどが主流だったそうで、
 現代の『おやき』に近いものだった、と聞いたことがありますよ。

 この御本で紹介されているのは、
 あずきの餡を入れる純和風『おまんじゅう』の数々。
 酒種を使った酒饅頭、
 温泉でお土産に売られている茶色い皮の温泉饅頭、
 あっと失礼、温泉饅頭ではなくて茶饅頭とも呼びますね。
 その他、材料や形、作り方、大きさ、皮の厚さ、と
 バラエティに富み放題の、
 そしてとっても美味しそうなお饅頭さんたちです。

「どれがァ、いちばんッ、かなァ~」
「がるる~ぐる!」(←訳:どれもステキだ!)

 温泉饅頭の激戦地は、草津温泉!
 なんてモダン&シックな店舗なんでしょう大賞をあげたい東京・青山の
 『HIGASHIYA man』さん。
 みなさま御存知、老舗の『虎屋』さん。

 御本巻末のデータを頼りに、
 週末や休日には、
 気ままにお饅頭ハンティングするのも良さそうですね。
 
「うむッ! はるやすみィはァ、おまんじゅうをォ、これくしょんッ♪」
「がるるるぐるる?」(←訳:ベストワンはどれだろう?)

 皮だけ食べたいネーさも、
 餡子だ~い好きな貴方も、
 必携のおまんじゅうBOOK!
 食いしん坊を自認なさる紳士淑女さまも、
 ぜひ一読なされませ~♪

「あんこはァ、テディちゃがァ、たべてあげようゥッ!
「がるぐるる~♪」(←訳:手伝いま~す♪)
コメント
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