ひゃー! 雪でーす!
積雪の東京・多摩地方から、こんにちは、ネーさです。
「ゆきィはァ、ふるゥ~♪
こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!」
「がるるっ、ぐるぐるっ!」(←訳:虎ですっ、寒いの苦手っ!)
ちらほら降ることはあるとしても、積もるとは……予想できませんでした。
今ごろ高尾のお山は真っ白でしょうか?
では、暖かくて安全な家の中から、本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 古時計の秘密 ――
著者はキャロリン・キーンさん、原著は1930年に、
画像の日本語文庫版は’07年11月に発行されました。
『ナンシー・ドルー・ミステリ』とシリーズ名が付されていますが……
おや?どこかで聞いたような?と思い当たる御方は
おそらく相当なミステリファンさんですね!
「むむッ? ゆうめいィなのでスかァ、このおはなしィはッ?」
「がるーる?」(←訳:ミステリなの?)
訳者の渡辺庸子さんが『訳者あとがき』に詳述しておられますように、
この御本の主人公であるナンシー・ドルーさんがデビューしたのは、
江戸川乱歩さんの名作《少年探偵団》シリーズよりも早い
1930年の出来事でした。
「ふァ~、はちじゅうねんもォ、むかしィでスかッ?」
「ぐるぐるが~る?」(←訳:ロングセラーなんだ?)
ホームズさんの手足として活躍したベイカーストリートイレギュラーズよりは
後発になりますが、
第二次世界大戦前ののどかな時代を背景に、
未成年の女の子の身ながら、
ナンシーさんは猟犬のごとき嗅覚で『事件!』を嗅ぎつけ、
猫にも勝る好奇心で青い瞳をキラキラ輝かせ、
弁護士のお父さんを援軍に
脇目もふらず猛進いたします。
時には、何もそこまで……と言いたくなっちゃう勢いで。
記念すべきシリーズ第一作であるこの『古時計の秘密』は
《宝探し》ならぬ《遺言書探し》が
ナンシーさんの探偵魂に火をつける筋書きです。
或るお金持ちの老人が亡くなりました。
しかし、その遺言書の内容は、
生前、故人が口にしていたものとは
全く違っていて……?
もしかしたら、にせもの……?
「むぽッ!
それはァ、いけませんッでスゥ!」
「がるーるる、がるるっ!」(←訳:本物を見つけ出せ、だねっ!)
天真爛漫で、楽天家で、
エネルギッシュで、ちょこっとお節介屋さんと言えなくもないけれど、
多くの人々に愛される少女探偵ナンシ・ドルーさん。
永遠に18歳!な彼女の探偵物語、
現在も書き継がれているといいますから驚いちゃいますが、
一度ならず
映画化、TVドラマ化もされている《ナンシー・ドルー・ミステリ》は
ミステリ初心者さん&ライトノベル好きな御方に、
さらには敢えてミステリ上級者さんにも
おすすめしたい一冊、いえ、シリーズです。
ふふん、そんなのお子ちゃま向けだろ~?と油断していると……
意外にハマっちゃう可能性も大!
「はちじゅうねんのォ、
ながいきィみすてりィ、でスものねッ!」
「がるぐるがるる~……」(←訳:永遠の18歳ってスゴイけどね~……)
牧歌的ミステリを堪能しつつも、
皆さま、雪や雨で怪我をしないよう、どうか御注意を!
「あしもとにィ、ごようじんッ、くださいィ!」
「がる~るがるっ!」(←訳:風邪と花粉にもっ!)
積雪の東京・多摩地方から、こんにちは、ネーさです。
「ゆきィはァ、ふるゥ~♪
こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!」
「がるるっ、ぐるぐるっ!」(←訳:虎ですっ、寒いの苦手っ!)
ちらほら降ることはあるとしても、積もるとは……予想できませんでした。
今ごろ高尾のお山は真っ白でしょうか?
では、暖かくて安全な家の中から、本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 古時計の秘密 ――
著者はキャロリン・キーンさん、原著は1930年に、
画像の日本語文庫版は’07年11月に発行されました。
『ナンシー・ドルー・ミステリ』とシリーズ名が付されていますが……
おや?どこかで聞いたような?と思い当たる御方は
おそらく相当なミステリファンさんですね!
「むむッ? ゆうめいィなのでスかァ、このおはなしィはッ?」
「がるーる?」(←訳:ミステリなの?)
訳者の渡辺庸子さんが『訳者あとがき』に詳述しておられますように、
この御本の主人公であるナンシー・ドルーさんがデビューしたのは、
江戸川乱歩さんの名作《少年探偵団》シリーズよりも早い
1930年の出来事でした。
「ふァ~、はちじゅうねんもォ、むかしィでスかッ?」
「ぐるぐるが~る?」(←訳:ロングセラーなんだ?)
ホームズさんの手足として活躍したベイカーストリートイレギュラーズよりは
後発になりますが、
第二次世界大戦前ののどかな時代を背景に、
未成年の女の子の身ながら、
ナンシーさんは猟犬のごとき嗅覚で『事件!』を嗅ぎつけ、
猫にも勝る好奇心で青い瞳をキラキラ輝かせ、
弁護士のお父さんを援軍に
脇目もふらず猛進いたします。
時には、何もそこまで……と言いたくなっちゃう勢いで。
記念すべきシリーズ第一作であるこの『古時計の秘密』は
《宝探し》ならぬ《遺言書探し》が
ナンシーさんの探偵魂に火をつける筋書きです。
或るお金持ちの老人が亡くなりました。
しかし、その遺言書の内容は、
生前、故人が口にしていたものとは
全く違っていて……?
もしかしたら、にせもの……?
「むぽッ!
それはァ、いけませんッでスゥ!」
「がるーるる、がるるっ!」(←訳:本物を見つけ出せ、だねっ!)
天真爛漫で、楽天家で、
エネルギッシュで、ちょこっとお節介屋さんと言えなくもないけれど、
多くの人々に愛される少女探偵ナンシ・ドルーさん。
永遠に18歳!な彼女の探偵物語、
現在も書き継がれているといいますから驚いちゃいますが、
一度ならず
映画化、TVドラマ化もされている《ナンシー・ドルー・ミステリ》は
ミステリ初心者さん&ライトノベル好きな御方に、
さらには敢えてミステリ上級者さんにも
おすすめしたい一冊、いえ、シリーズです。
ふふん、そんなのお子ちゃま向けだろ~?と油断していると……
意外にハマっちゃう可能性も大!
「はちじゅうねんのォ、
ながいきィみすてりィ、でスものねッ!」
「がるぐるがるる~……」(←訳:永遠の18歳ってスゴイけどね~……)
牧歌的ミステリを堪能しつつも、
皆さま、雪や雨で怪我をしないよう、どうか御注意を!
「あしもとにィ、ごようじんッ、くださいィ!」
「がる~るがるっ!」(←訳:風邪と花粉にもっ!)