こんにちは、ネーさです。
PLAZAさんでは今日から《アメイジング・スパイダーマン》フェアが開催ですよ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/f0/e4b2a597d88cac585f7f2d746ad60d4c.jpg)
「こんにちわッ、テディちゃでス!
くもだッ! くもおとこォだァッ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるがるる!」(←訳:虎です!映画が公開されるもんね!)
『スパイダーマン』といえば、米国の有名なコミックキャラクター。
そして、キャラクターといえば、
皆さま、憶えておられるでしょうか?
東日本大震災の後、
子どもたちを力付けよう!と展開された
《手をつなごう大作戦》を。
肖像権や出版権などの壁を乗り越え、
ミッフィーちゃんやリラックマちゃん、どーもくん……
大勢のキャラちゃんたちが手をたずさえた心優しい大作戦!
震災から一年と三ヶ月を経た本日は、
観る者にチカラをくれるステキなものたちが主役の一冊を、
さあ、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/65/703f4739efad2c7751f01463b082975e.jpg)
―― 日本の『かわいい』図鑑 ――
著者は中村圭子さん、2012年4月に発行されました。
『ファンシー・グッズの百年』と日本語副題が、
『JAPANESE Kawaii』と英語題名が付されています。
「かァ~わァ~いィ~ッ!」
「ぐるるがるぐるるがる!」(←訳:もはや世界共通語だよ!)
そうね、
ピエール・エルメさんが自作のお菓子に『Kwaii』と名付けた頃あたりから、
かわいい!という日本語は
広く広く世界で知られるようになりました。
この御本では、
思わず、きゃー!かわいい!と言いたくなってしまう
『女性の身辺にあるこまごまとした生活雑貨』、
すなわち《ファンシー・グッズ》の歴史が紹介されています。
第一章――大正ロマンの世界に『可愛い』が芽生える
第二章――『可愛いは禁止!』の時代だったけれど……
第三章――日本経済とともに『かわいい』も成長
第四章――日本の『カワイイ』が世界の『Kwaii』へ
第五章――少女付録の歴史
「むむッ! これはァ、たぶんッ!」
「がるぐるがるるるる!」(←訳:まるで日本の美術史!)
日本の美術史、いえ、日本のデザイン史と
《可愛い》は密接な係わりがある、と
読み手さんはすぐに気付くことでしょう。
現在も根強いファンを持つ竹久夢二さんの装飾デザイン。
激動する大正・昭和の時代、
規制されていはいたけれど、
ひそかに、力強く生き延びた『かわいい』ものたち。
そして戦後、
一気に花開く色とりどりのファンシー・グッズ。
「にほんじんはァ、かわいィ!がァ、だァ~いすきッ!」
「ぐるるぐるがるがるるぐるるる!」(←訳:世界中の人たちも好きみたいだよ!)
ええ、昔むかしから、
日本人は可愛いものが大好き♪
幕末~明治にかけて活躍した河鍋暁斎さんは
カエルたちの楽しいキャラ画を描きました。
江戸期の画家・丸山応挙さんのワンコ画なんてもう、
柴犬マニアさんたちが気絶しちゃう可愛らしさです。
あの『鳥獣戯画』だって、
キツネもウサギも、みんなカワイイ~!
それら《かわいい》が生まれた時代は、
厳しい時代でもありました。
幕末の混乱、
江戸中期の息苦しさ、
飢饉や政争、異常気象、戦争、
そして天変地異……。
「かわいィものはァ、ほんとはァ、ぱわふるゥ!」
「がるぐるるがるぐる!」(←訳:可愛いものは強いのだ!)
かわいい!けれど、ただのカワイイ!では終わらない、
日本の近代デザイン史の一面を明らかにする、
読み応えある一冊です。
昭和史研究家さん、
歴史好きさん、
可愛いモノ大好きな御方は、ぜひ!
「なつかしィ~かわいらしさッ!」
「がるるぐるがるるるがる!」(←訳:読めば元気が湧いてきます!)
PLAZAさんでは今日から《アメイジング・スパイダーマン》フェアが開催ですよ~♪
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「こんにちわッ、テディちゃでス!
くもだッ! くもおとこォだァッ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるがるる!」(←訳:虎です!映画が公開されるもんね!)
『スパイダーマン』といえば、米国の有名なコミックキャラクター。
そして、キャラクターといえば、
皆さま、憶えておられるでしょうか?
東日本大震災の後、
子どもたちを力付けよう!と展開された
《手をつなごう大作戦》を。
肖像権や出版権などの壁を乗り越え、
ミッフィーちゃんやリラックマちゃん、どーもくん……
大勢のキャラちゃんたちが手をたずさえた心優しい大作戦!
震災から一年と三ヶ月を経た本日は、
観る者にチカラをくれるステキなものたちが主役の一冊を、
さあ、どうぞ~!
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―― 日本の『かわいい』図鑑 ――
著者は中村圭子さん、2012年4月に発行されました。
『ファンシー・グッズの百年』と日本語副題が、
『JAPANESE Kawaii』と英語題名が付されています。
「かァ~わァ~いィ~ッ!」
「ぐるるがるぐるるがる!」(←訳:もはや世界共通語だよ!)
そうね、
ピエール・エルメさんが自作のお菓子に『Kwaii』と名付けた頃あたりから、
かわいい!という日本語は
広く広く世界で知られるようになりました。
この御本では、
思わず、きゃー!かわいい!と言いたくなってしまう
『女性の身辺にあるこまごまとした生活雑貨』、
すなわち《ファンシー・グッズ》の歴史が紹介されています。
第一章――大正ロマンの世界に『可愛い』が芽生える
第二章――『可愛いは禁止!』の時代だったけれど……
第三章――日本経済とともに『かわいい』も成長
第四章――日本の『カワイイ』が世界の『Kwaii』へ
第五章――少女付録の歴史
「むむッ! これはァ、たぶんッ!」
「がるぐるがるるるる!」(←訳:まるで日本の美術史!)
日本の美術史、いえ、日本のデザイン史と
《可愛い》は密接な係わりがある、と
読み手さんはすぐに気付くことでしょう。
現在も根強いファンを持つ竹久夢二さんの装飾デザイン。
激動する大正・昭和の時代、
規制されていはいたけれど、
ひそかに、力強く生き延びた『かわいい』ものたち。
そして戦後、
一気に花開く色とりどりのファンシー・グッズ。
「にほんじんはァ、かわいィ!がァ、だァ~いすきッ!」
「ぐるるぐるがるがるるぐるるる!」(←訳:世界中の人たちも好きみたいだよ!)
ええ、昔むかしから、
日本人は可愛いものが大好き♪
幕末~明治にかけて活躍した河鍋暁斎さんは
カエルたちの楽しいキャラ画を描きました。
江戸期の画家・丸山応挙さんのワンコ画なんてもう、
柴犬マニアさんたちが気絶しちゃう可愛らしさです。
あの『鳥獣戯画』だって、
キツネもウサギも、みんなカワイイ~!
それら《かわいい》が生まれた時代は、
厳しい時代でもありました。
幕末の混乱、
江戸中期の息苦しさ、
飢饉や政争、異常気象、戦争、
そして天変地異……。
「かわいィものはァ、ほんとはァ、ぱわふるゥ!」
「がるぐるるがるぐる!」(←訳:可愛いものは強いのだ!)
かわいい!けれど、ただのカワイイ!では終わらない、
日本の近代デザイン史の一面を明らかにする、
読み応えある一冊です。
昭和史研究家さん、
歴史好きさん、
可愛いモノ大好きな御方は、ぜひ!
「なつかしィ~かわいらしさッ!」
「がるるぐるがるるるがる!」(←訳:読めば元気が湧いてきます!)