こんにちは、ネーさです。
今日の午後、JR八王子駅でお見かけしたのは
山梨県の観光キャラクター・武田菱丸くん!
「こんにちわッ、テディちゃです!
ひしまるくんッ、おひさしぶりィでスねッ!」
「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!山梨といえば桃だあ!)
桃狩り、それにサクランボ狩りもステキね!
アンズも、ブドウも……
っと、いけない、本日はおやつタイムじゃなくて、読書タイムの日ですから、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 日本の歳時記 ――
編者はコロナ・ブックス編集部の皆さん、2012年4月に発行されました。
歳時記――俳句、和歌、それに茶道や立花に詳しい方々は
よく御存知ですよね。
「きせつのォ、ことばッ♪」
「がるぐるがるるるがる!」(←訳:四季それぞれの風物詩!)
旧暦(太陰暦)を基準とする日本古来の風物は
新暦に替わった現代の私たちの生活とは
微妙にズレてしまうところもあって、
なかなか実感しにくいのですけれど、
ページをひらいたなら、
そこに見つけた言葉に、
ああ!そうだった!
と肯きたくなるのが、季語。
《春》といえば、東風(こち)、花見、茶摘(ちゃつみ)、蛙(かわず)……
《夏》といえば、半夏生(はんげしょう)、梅雨、青田(あおた)、浴衣……
《秋》といえば、仲秋、七夕、案山子、秋刀魚(さんま)、蟋蟀(こおろぎ)……
《冬》といえば、吹雪、炬燵(こたつ)、鷹狩(たかがり)、酉の市……
「たなばたはァ、あきのォきごッ?」
「がるぐるっ?」(←訳:鷹狩は冬ぅ?)
へぇ~?そうなんだ?と感心してしまう季語に添えて、
季節を象徴する写真が掲載されている――
というのが、
よく書店さんのアート本コーナー、
或いは辞書のコーナーなどに置かれている『歳時記』関連書&解説書です。
例えば、冬の季語・河豚の横に
フグの写真が載っていたら、
うん確かにフグ!と納得できますね。
けれど!
この御本は、ちょっと、いえ、だいぶ違います!
河豚の語とともにある図版は……
写真じゃなくて日本画!!
「ふァッ? あッ! ほんとォだァッ!」
「ぐるがるるるー!」(←訳:これ絵画だよー!)
土佐派、狩野派、円山派、琳派、
北斎さんや広重さん、
近代の美人画、屏風画などなど、
この御本に採用されている図版のほとんどは
写真画像ではなく、
なんと!
日本画・版画・浮世絵・錦絵を中心とした図像なんです。
春の季語に属する、
栄螺(さざえ)と蛤(はまぐり)の語の横には
伊藤若冲さんの
『貝甲図』!
夏の季語、
虹をあらわすのは、
上村松園さんの二曲一双屏風『虹を見る』!
冬の季語、吹雪には
川瀬巴水さんの版画『芝増上寺』!
「わはほゥ!
なんだかァ、ぜいたくゥ!」
「がるっるぐるっる!」(←訳:シックでオシャレ!)
季語を学び直しながら、
古今の名画家&名作家さんの名作も鑑賞できる!
豪華で贅沢で、
豊かな心持ちになれちゃう、
図版のサイズが小さいことだけが惜しまれるビジュアルな季語事典は、
日本語を愛するすべての活字マニアさんにおすすめですよ♪
日本画マニアさんも
ぜひ手に取って御覧くださいね~!
「なまずはァ、なつッ!」
「がるぐるぐる!」(←訳:ヒヨドリは秋!)
「うさぎはァ、ふゆッ!」
「がるるぐるがるぐるるがるる~!」(←訳:お勉強させていただきました~!)
今日の午後、JR八王子駅でお見かけしたのは
山梨県の観光キャラクター・武田菱丸くん!
「こんにちわッ、テディちゃです!
ひしまるくんッ、おひさしぶりィでスねッ!」
「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!山梨といえば桃だあ!)
桃狩り、それにサクランボ狩りもステキね!
アンズも、ブドウも……
っと、いけない、本日はおやつタイムじゃなくて、読書タイムの日ですから、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 日本の歳時記 ――
編者はコロナ・ブックス編集部の皆さん、2012年4月に発行されました。
歳時記――俳句、和歌、それに茶道や立花に詳しい方々は
よく御存知ですよね。
「きせつのォ、ことばッ♪」
「がるぐるがるるるがる!」(←訳:四季それぞれの風物詩!)
旧暦(太陰暦)を基準とする日本古来の風物は
新暦に替わった現代の私たちの生活とは
微妙にズレてしまうところもあって、
なかなか実感しにくいのですけれど、
ページをひらいたなら、
そこに見つけた言葉に、
ああ!そうだった!
と肯きたくなるのが、季語。
《春》といえば、東風(こち)、花見、茶摘(ちゃつみ)、蛙(かわず)……
《夏》といえば、半夏生(はんげしょう)、梅雨、青田(あおた)、浴衣……
《秋》といえば、仲秋、七夕、案山子、秋刀魚(さんま)、蟋蟀(こおろぎ)……
《冬》といえば、吹雪、炬燵(こたつ)、鷹狩(たかがり)、酉の市……
「たなばたはァ、あきのォきごッ?」
「がるぐるっ?」(←訳:鷹狩は冬ぅ?)
へぇ~?そうなんだ?と感心してしまう季語に添えて、
季節を象徴する写真が掲載されている――
というのが、
よく書店さんのアート本コーナー、
或いは辞書のコーナーなどに置かれている『歳時記』関連書&解説書です。
例えば、冬の季語・河豚の横に
フグの写真が載っていたら、
うん確かにフグ!と納得できますね。
けれど!
この御本は、ちょっと、いえ、だいぶ違います!
河豚の語とともにある図版は……
写真じゃなくて日本画!!
「ふァッ? あッ! ほんとォだァッ!」
「ぐるがるるるー!」(←訳:これ絵画だよー!)
土佐派、狩野派、円山派、琳派、
北斎さんや広重さん、
近代の美人画、屏風画などなど、
この御本に採用されている図版のほとんどは
写真画像ではなく、
なんと!
日本画・版画・浮世絵・錦絵を中心とした図像なんです。
春の季語に属する、
栄螺(さざえ)と蛤(はまぐり)の語の横には
伊藤若冲さんの
『貝甲図』!
夏の季語、
虹をあらわすのは、
上村松園さんの二曲一双屏風『虹を見る』!
冬の季語、吹雪には
川瀬巴水さんの版画『芝増上寺』!
「わはほゥ!
なんだかァ、ぜいたくゥ!」
「がるっるぐるっる!」(←訳:シックでオシャレ!)
季語を学び直しながら、
古今の名画家&名作家さんの名作も鑑賞できる!
豪華で贅沢で、
豊かな心持ちになれちゃう、
図版のサイズが小さいことだけが惜しまれるビジュアルな季語事典は、
日本語を愛するすべての活字マニアさんにおすすめですよ♪
日本画マニアさんも
ぜひ手に取って御覧くださいね~!
「なまずはァ、なつッ!」
「がるぐるぐる!」(←訳:ヒヨドリは秋!)
「うさぎはァ、ふゆッ!」
「がるるぐるがるぐるるがるる~!」(←訳:お勉強させていただきました~!)