「こんにちわッ、テディちゃでス!
なんとなくゥ~しんきんかんッ?」
「がるる!ぐるるるるるる!」(←訳:虎です!見過ごせないね!)
こんにちは、ネーさです。
さあ、本日の読書タイムには
私たち活字マニアが親近感を覚えてしまうような
変種?キャラさんが登場するミステリ作品を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~♪
―― 警視庁文書捜査官 ――
著者は麻見和史(あさみ・かずし)さん、2015年1月に発行されました。
ええもう、聴き慣れない言葉にワクワクしますね。
《文書捜査》ですって?
「なにィでスかァ、それはァ??」
「ぐるるるるがる?」(←訳:書類整理屋さん?)
同僚さんたちも、そう思っているらしいですよ。
警視庁本部庁舎六階にある、
捜査第一課科学捜査係文書解読班の執務室は、
資料保管庫、とか呼ばれていて、
文書解読班所属の刑事さんは、
倉庫番、と
ありがたくない仇名を付けられてしまう始末。
ですが、
文書解読班には、ちゃあんとした任務があるのです。
「ぶんしょとォ、にんむッ?」
「がるぐるっ??」(←訳:はてさてっ??)
凶悪事件の時効廃止にともない、
過去の未解決事件について
継続捜査を進める体制を整えている捜査一課。
その一環として
文書解読班というセクションを設け、
過去の捜査資料を整理、分類することになったのです。
「ふむゥ、それはァ、だいじなァ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:お仕事ですね!)
ええ、書類を扱うのは重要な仕事……と
アタマでは理解している、んですが。
文書解読班の一員、
矢代朋彦(やしろ・ともひこ)さんは
嬉しくありません。
現場に出たーい!!
憧れの捜査一課でばりばり働くぞ!と
勢い込んでいた矢代さんにとって、
書類の山と戦うのは
あまりにも予定外な事態だったのでした。
「なるほどォ~…」
「がるるる~…」(←訳:可哀想に~…)
矢代さんの上司、
鳴海理沙(なるみ・りさ)警部補は、しかし、
ち~っともヘコんでいません。
書類の山、大歓迎~♪
分類して、インデックスをつけて、
箱に詰め直して、
といった作業が苦にならないタイプなのです。
つまり、文書マニア?
「このよにはァ~いろいろなァ~」
「ぐるるがるるぐるるる!」(←訳:マニアさんがいるんだ!)
そんな或る日。
落ち込む矢代さんの願いを
いずこかの神仏が小耳に挟んでくださったのでしょうか。
文書解読班に出動命令が!
「じけんッでスかッ!」
「がるるぐる!」(←訳:現場に急行!)
御本の冒頭を読んだ限りでは、
これはユーモアミステリかしらん?と
迷ってしまうのですが、
頁が進むにつれ、
ユーモアを失わぬまま、
シリアスな要素も加わってきます。
そして、《文書解読》の名に恥じない、
頭脳的な“謎解き”シーン、
警察小説的な展開もプラス!
「みすてりッぽくゥ、なッてきたでス!」
「ぐるーるるがっる!」(←訳:スピードもアップ!)
ネタをバラしちゃいたくないので、
これ以上詳しいストーリーは記せません……が、
エンタ度の高いフィクションとして
ミステリ好きさんにおすすめです。
文書マニアって何なのっ?と
脳内の《?》マークを消せない活字マニアさんも
手に取ってみてくださいね♪
「しょるいのォやまからァ~」
「がるるぐるる!」(←訳:探そうヒント!)
なんとなくゥ~しんきんかんッ?」
「がるる!ぐるるるるるる!」(←訳:虎です!見過ごせないね!)
こんにちは、ネーさです。
さあ、本日の読書タイムには
私たち活字マニアが親近感を覚えてしまうような
変種?キャラさんが登場するミステリ作品を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~♪
―― 警視庁文書捜査官 ――
著者は麻見和史(あさみ・かずし)さん、2015年1月に発行されました。
ええもう、聴き慣れない言葉にワクワクしますね。
《文書捜査》ですって?
「なにィでスかァ、それはァ??」
「ぐるるるるがる?」(←訳:書類整理屋さん?)
同僚さんたちも、そう思っているらしいですよ。
警視庁本部庁舎六階にある、
捜査第一課科学捜査係文書解読班の執務室は、
資料保管庫、とか呼ばれていて、
文書解読班所属の刑事さんは、
倉庫番、と
ありがたくない仇名を付けられてしまう始末。
ですが、
文書解読班には、ちゃあんとした任務があるのです。
「ぶんしょとォ、にんむッ?」
「がるぐるっ??」(←訳:はてさてっ??)
凶悪事件の時効廃止にともない、
過去の未解決事件について
継続捜査を進める体制を整えている捜査一課。
その一環として
文書解読班というセクションを設け、
過去の捜査資料を整理、分類することになったのです。
「ふむゥ、それはァ、だいじなァ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:お仕事ですね!)
ええ、書類を扱うのは重要な仕事……と
アタマでは理解している、んですが。
文書解読班の一員、
矢代朋彦(やしろ・ともひこ)さんは
嬉しくありません。
現場に出たーい!!
憧れの捜査一課でばりばり働くぞ!と
勢い込んでいた矢代さんにとって、
書類の山と戦うのは
あまりにも予定外な事態だったのでした。
「なるほどォ~…」
「がるるる~…」(←訳:可哀想に~…)
矢代さんの上司、
鳴海理沙(なるみ・りさ)警部補は、しかし、
ち~っともヘコんでいません。
書類の山、大歓迎~♪
分類して、インデックスをつけて、
箱に詰め直して、
といった作業が苦にならないタイプなのです。
つまり、文書マニア?
「このよにはァ~いろいろなァ~」
「ぐるるがるるぐるるる!」(←訳:マニアさんがいるんだ!)
そんな或る日。
落ち込む矢代さんの願いを
いずこかの神仏が小耳に挟んでくださったのでしょうか。
文書解読班に出動命令が!
「じけんッでスかッ!」
「がるるぐる!」(←訳:現場に急行!)
御本の冒頭を読んだ限りでは、
これはユーモアミステリかしらん?と
迷ってしまうのですが、
頁が進むにつれ、
ユーモアを失わぬまま、
シリアスな要素も加わってきます。
そして、《文書解読》の名に恥じない、
頭脳的な“謎解き”シーン、
警察小説的な展開もプラス!
「みすてりッぽくゥ、なッてきたでス!」
「ぐるーるるがっる!」(←訳:スピードもアップ!)
ネタをバラしちゃいたくないので、
これ以上詳しいストーリーは記せません……が、
エンタ度の高いフィクションとして
ミステリ好きさんにおすすめです。
文書マニアって何なのっ?と
脳内の《?》マークを消せない活字マニアさんも
手に取ってみてくださいね♪
「しょるいのォやまからァ~」
「がるるぐるる!」(←訳:探そうヒント!)