「こんにちわッ、テディちゃでス!
うむむゥ、にげなくちゃァ!」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!敵は海賊!)
こんにちは、ネーさです。
押し寄せ来る快速船の帆には巨大なドクロマーク!
なんてことになったら、
う~ん、どうしたらいいんでしょう?
本日の読書タイムは、
剣戟も騒々しい海洋ロマンの世界へ、どうぞ~!
―― 北半球の南十字星 ――
著者は沢村浩輔(さわむら・こうすけ)さん、2015年1月に発行されました。
ええ、海賊ですよ!
『パイレーツ・オブ・カリビアン』に登場するような、あの海賊!
「わんぴーすのォ、るふぃ~くんみたいなァ?」
「ぐるがるるる?」(←訳:黒髭みたいな?)
まさにそんな、《海賊の強盗団》たちを思い浮かべてくださいな。
首元や耳には強奪品や盗品のアクセサリーがジャラジャラ、
ポケットにはラム酒の瓶、
いつも酔っぱらっていて、
マナーは最低で、
お友達になるのはちょっとどうもね……というワルいヤツら。
とある王国では今、
海賊討伐が大問題になっています。
かつて、
国の周辺を荒らしまわった海賊たちを退治した功績から、
人気が高く人望もある、
バロウズ提督。
その提督が、こともあろうに――
「さらわれちゃッたッ!」
「がるる!」(←訳:海賊に!)
じわじわと、再び海を荒らし始めた新興海賊勢力が、
白昼堂々と海軍の船を襲撃し、
バロウズ提督を奪い去る暴挙に出ました。
犯人は、
海賊連合《南十字星》の首魁、
アルバート・リスターなる人物。
と、分かってはいるのですが。
「てだしィ、できないィでスゥ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:居場所も不明だし!)
提督を誘拐したのは
何を狙ってのことか?
王国の海軍は一計を案じ、
剣の名手アラン・クリフォード大尉に
任務を命じます。
海賊団に潜入せよ!ってね。
「おおッ! すぱいィでスかッ!」
「がるぐるる!」(←訳:潜入捜査だ!)
“海賊バート・ウイリアムズ”に化け、
いかにも海賊らしく、
剣を振りかざして商船を襲うクリフォード大尉。
少し、いえ、だいぶ予想外だったのは、
宝島探しを余儀なくされた、という事態でした。
幻影島なる荒れはてた孤島に
大海賊の遺した宝が眠っている……!
これを知って宝探しに向かわなかったら、
オトコじゃ、いえ、海賊じないわよね?
かくて、成り行きで、
宝探しに乗り出さざるを得なくなった大尉は
さらなる予想外の展開に
振り回されることとなります。
「あらくれものもォ、びッくりィのォ!」
「ぐるがるる!」(←訳:異常事態だ!)
海賊!
孤島で宝探し!
と、いわゆる冒険ロマンの流れから、
後半は一変して方向転換?
これは……本格ミステリ、ですか?
「いそがしィ!」
「がるる!」(←訳:大混乱!)
日本ではあまり馴染みがないけれども、
欧米の読書シーンでは、
《海洋冒険ロマン》というジャンルが確立しているそうです。
この御本もそんなノリかなぁ?と思っていると
良い意味で期待を裏切られますよ。
スティーブンソンさんの『宝島』、
ディズニーの映画を想わせる海賊たちの物語と、
“いちばんワルい奴は誰だ?”な犯人探し、
そして、宝の行方――
冒険もの大好きだ~♪な活字マニアさんは、
必ずや楽しめる海洋フィクション作品です。
ぜひ、一読を!
「もッちろんッ、わんぴーすふぁんのォ、かたがたもォ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:本屋さんへ出航です!!)
うむむゥ、にげなくちゃァ!」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!敵は海賊!)
こんにちは、ネーさです。
押し寄せ来る快速船の帆には巨大なドクロマーク!
なんてことになったら、
う~ん、どうしたらいいんでしょう?
本日の読書タイムは、
剣戟も騒々しい海洋ロマンの世界へ、どうぞ~!
―― 北半球の南十字星 ――
著者は沢村浩輔(さわむら・こうすけ)さん、2015年1月に発行されました。
ええ、海賊ですよ!
『パイレーツ・オブ・カリビアン』に登場するような、あの海賊!
「わんぴーすのォ、るふぃ~くんみたいなァ?」
「ぐるがるるる?」(←訳:黒髭みたいな?)
まさにそんな、《海賊の強盗団》たちを思い浮かべてくださいな。
首元や耳には強奪品や盗品のアクセサリーがジャラジャラ、
ポケットにはラム酒の瓶、
いつも酔っぱらっていて、
マナーは最低で、
お友達になるのはちょっとどうもね……というワルいヤツら。
とある王国では今、
海賊討伐が大問題になっています。
かつて、
国の周辺を荒らしまわった海賊たちを退治した功績から、
人気が高く人望もある、
バロウズ提督。
その提督が、こともあろうに――
「さらわれちゃッたッ!」
「がるる!」(←訳:海賊に!)
じわじわと、再び海を荒らし始めた新興海賊勢力が、
白昼堂々と海軍の船を襲撃し、
バロウズ提督を奪い去る暴挙に出ました。
犯人は、
海賊連合《南十字星》の首魁、
アルバート・リスターなる人物。
と、分かってはいるのですが。
「てだしィ、できないィでスゥ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:居場所も不明だし!)
提督を誘拐したのは
何を狙ってのことか?
王国の海軍は一計を案じ、
剣の名手アラン・クリフォード大尉に
任務を命じます。
海賊団に潜入せよ!ってね。
「おおッ! すぱいィでスかッ!」
「がるぐるる!」(←訳:潜入捜査だ!)
“海賊バート・ウイリアムズ”に化け、
いかにも海賊らしく、
剣を振りかざして商船を襲うクリフォード大尉。
少し、いえ、だいぶ予想外だったのは、
宝島探しを余儀なくされた、という事態でした。
幻影島なる荒れはてた孤島に
大海賊の遺した宝が眠っている……!
これを知って宝探しに向かわなかったら、
オトコじゃ、いえ、海賊じないわよね?
かくて、成り行きで、
宝探しに乗り出さざるを得なくなった大尉は
さらなる予想外の展開に
振り回されることとなります。
「あらくれものもォ、びッくりィのォ!」
「ぐるがるる!」(←訳:異常事態だ!)
海賊!
孤島で宝探し!
と、いわゆる冒険ロマンの流れから、
後半は一変して方向転換?
これは……本格ミステリ、ですか?
「いそがしィ!」
「がるる!」(←訳:大混乱!)
日本ではあまり馴染みがないけれども、
欧米の読書シーンでは、
《海洋冒険ロマン》というジャンルが確立しているそうです。
この御本もそんなノリかなぁ?と思っていると
良い意味で期待を裏切られますよ。
スティーブンソンさんの『宝島』、
ディズニーの映画を想わせる海賊たちの物語と、
“いちばんワルい奴は誰だ?”な犯人探し、
そして、宝の行方――
冒険もの大好きだ~♪な活字マニアさんは、
必ずや楽しめる海洋フィクション作品です。
ぜひ、一読を!
「もッちろんッ、わんぴーすふぁんのォ、かたがたもォ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:本屋さんへ出航です!!)