「こんにちわッ、テディちゃでス!
あいるらんどォ、つよしィ!」
「がるる!ぐるるっる?」(←訳:虎です!全勝だって?)
こんにちは、ネーさです。
ブレイブブロッサムのおにいさんたち、
明日の帰国時には空港で大歓迎を受けることでしょう♪
同じように、自国民から英雄視されているのが、
アイルランド共和国と北アイルランドの合同チームから成る
アイルランドのラグビー代表チーム!
全勝で8強入りした彼らの闘いぶりは如何に?
……あー、うっかりスポーツネタに走っちゃいましたけど、
はい、読書タイムもいつものように。
本日は、こちらの小説作品を、どうぞ~♪

―― 天空の救命室 ――
著者は福田和代(ふくだ・かずよ)さん、2015年6月に発行されました。
『航空自衛隊航空機動衛生隊』と副題が付されています。
「えいせいたいィ、ッてェ、えーとォ??」
「ぐるるるるがるる?」(←訳:お医者さんですか?)
ええ、国籍や時代を問わず、
軍事用語で“衛生”とつけば、
大抵が医学・医療関係にヒトやモノに『結びつきます。
この御本に登場する機動衛生隊さんというのは、
《空飛ぶ病院》部隊の面々――
お医者さん、救急救命士さん、
専属のパイロットさんによる
少人数の部隊です。
「へりこぷたーでェ、しゅつどうゥ?」
「がるぐるる!」(←訳:なら速いね!)
速さを重視するなら、
ヘリコプターが有利なのですが、
ご覧ください、
あちらに見える丸っこく、
ずんぐりとした大きな飛行機を。
「ふァ~、おおきいィ~!」
「ぐるるる!」(←訳:輸送機だ!)
C-130H――ハーキュリーズとも呼ばれる、
ロッキード社製の大型輸送機に
搭載されているのは、
ICUで使われているような医療器具の数々を詰め込んだ
機動衛生ユニット。
これさえあれば!
ドクターヘリの搬送距離がおよそ400キロメートルであるのに対して、
輸送機なら最大で4千キロメートル飛べますから、
より遠くまで、患者さんを運べますよね。
「にほんじゅうゥ、どこにでもォ~」
「がるる!」(←訳:行ける!)
医療機器とお医者さんを乗せた飛行機、
そして滑走路さえあれば。
たとえば、今しているように、
緊急に臓器移殖が必要な重症患者さんを、
北海道の病院から、
岡山の病院まで
ひとっ飛びで連れてゆくこともできる!
のですが……
「どッどうしたのでスかッ??」
「ぐるるるがるるっ」(←訳:トラブルですかっ)
飛行機が時間通りに離陸し、
ユニットの医療機器も正常に作動し、
お医者さんの手当も万全、
ではあっても。
人間のこころは
予定表のようには進まないものです。
医官の内村彰吾(うちむら・しょうご)さんは、
快調に飛行するC-130Hの機内で動揺していました。
患者さんが突然、
移植手術を止める!
と言い出したのです。
「ええッ? そんなァ~!」
「がるるる?」(←訳:いきなり?)
患者さんの心境を一変させたものとは?
空港へ飛行機を戻してください!
いやダメだ!
患者さんの説得を!
戻るなら戻る行くなら行くで早く決めろー!
と大騒ぎの中、内村医官はどう出るか――
「ふァ、そらのォうえもォ~」
「ぐるるるる~…!」(←訳:たいへんだ~…!)
ノンフィクションではありません、
エンタなフィクション作品です。
けれど、資料に基づき、説得力のある背景を持った物語は
ノンフィクション好きさんにも
おすすめですよ。
一読してみてくださいね~♪
あいるらんどォ、つよしィ!」
「がるる!ぐるるっる?」(←訳:虎です!全勝だって?)
こんにちは、ネーさです。
ブレイブブロッサムのおにいさんたち、
明日の帰国時には空港で大歓迎を受けることでしょう♪
同じように、自国民から英雄視されているのが、
アイルランド共和国と北アイルランドの合同チームから成る
アイルランドのラグビー代表チーム!
全勝で8強入りした彼らの闘いぶりは如何に?
……あー、うっかりスポーツネタに走っちゃいましたけど、
はい、読書タイムもいつものように。
本日は、こちらの小説作品を、どうぞ~♪

―― 天空の救命室 ――
著者は福田和代(ふくだ・かずよ)さん、2015年6月に発行されました。
『航空自衛隊航空機動衛生隊』と副題が付されています。
「えいせいたいィ、ッてェ、えーとォ??」
「ぐるるるるがるる?」(←訳:お医者さんですか?)
ええ、国籍や時代を問わず、
軍事用語で“衛生”とつけば、
大抵が医学・医療関係にヒトやモノに『結びつきます。
この御本に登場する機動衛生隊さんというのは、
《空飛ぶ病院》部隊の面々――
お医者さん、救急救命士さん、
専属のパイロットさんによる
少人数の部隊です。
「へりこぷたーでェ、しゅつどうゥ?」
「がるぐるる!」(←訳:なら速いね!)
速さを重視するなら、
ヘリコプターが有利なのですが、
ご覧ください、
あちらに見える丸っこく、
ずんぐりとした大きな飛行機を。
「ふァ~、おおきいィ~!」
「ぐるるる!」(←訳:輸送機だ!)
C-130H――ハーキュリーズとも呼ばれる、
ロッキード社製の大型輸送機に
搭載されているのは、
ICUで使われているような医療器具の数々を詰め込んだ
機動衛生ユニット。
これさえあれば!
ドクターヘリの搬送距離がおよそ400キロメートルであるのに対して、
輸送機なら最大で4千キロメートル飛べますから、
より遠くまで、患者さんを運べますよね。
「にほんじゅうゥ、どこにでもォ~」
「がるる!」(←訳:行ける!)
医療機器とお医者さんを乗せた飛行機、
そして滑走路さえあれば。
たとえば、今しているように、
緊急に臓器移殖が必要な重症患者さんを、
北海道の病院から、
岡山の病院まで
ひとっ飛びで連れてゆくこともできる!
のですが……
「どッどうしたのでスかッ??」
「ぐるるるがるるっ」(←訳:トラブルですかっ)
飛行機が時間通りに離陸し、
ユニットの医療機器も正常に作動し、
お医者さんの手当も万全、
ではあっても。
人間のこころは
予定表のようには進まないものです。
医官の内村彰吾(うちむら・しょうご)さんは、
快調に飛行するC-130Hの機内で動揺していました。
患者さんが突然、
移植手術を止める!
と言い出したのです。
「ええッ? そんなァ~!」
「がるるる?」(←訳:いきなり?)
患者さんの心境を一変させたものとは?
空港へ飛行機を戻してください!
いやダメだ!
患者さんの説得を!
戻るなら戻る行くなら行くで早く決めろー!
と大騒ぎの中、内村医官はどう出るか――
「ふァ、そらのォうえもォ~」
「ぐるるるる~…!」(←訳:たいへんだ~…!)
ノンフィクションではありません、
エンタなフィクション作品です。
けれど、資料に基づき、説得力のある背景を持った物語は
ノンフィクション好きさんにも
おすすめですよ。
一読してみてくださいね~♪