「こんにちわッ、テディちゃでッス!
ことしもォ、やッてきましたでス!」
「がるる!ぐーるるがるる!」(←訳:虎です!ツールが埼玉に!)
こんにちは、ネーさです。
祝!ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2015開催!
今年のツール・ド・フランス覇者クリス・フルームさん(英国)、
ツールで活躍したジョン・デゲンコルブさん(ドイツ)、
ホアキン・ロドリゲスさん(スペイン)たちが来日し、
明日24日にさいたまスーパーアリーナを中心とするコースで
クリテリウムレースが行われます。
近隣地区にお住まいの方々は観戦にお出掛けしてくださいね♪
では、さいたま市民の皆さまを羨みながら、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!
―― にほんご歳時記 ――
著者は山口謠司(やまぐち・ようじ)さん、2015年7月に発行されました。
『歳時記』……っていうと、
俳句とかに必要な――
「ふァいッ! きせつごとのォ、ことばァ、でス!」
「ぐるるがるぐるぐる!」(←訳:四季に季語それぞれ!)
季節の移ろいを
情緒豊かに表現する『歳時記』の言の葉たち。
著者・山口さんは、
教科書に載っているような四角張った『歳時記』ではなく、
日本という国に普通に暮らすわたしたちが
ごく普通に接している日常の中に息づく
《季節のことば》、
その由来や出典、
ことばにまつわるエピソードなどを
この御本で紹介してくださっています。
「はじまりィはァ、はるッ♪」
「がるるぐるるる!」(←訳:旧暦の新春です!)
元旦、七草粥、小豆粥……といった春の部には、
バレンタイン、宮沢賢治、などの言葉(単語)も登場します。
夏の部では、
荻原朔太郎さんとタケノコのお話、
浴衣は季語ではなかった!というお話も。
「えッ? そうなのォでスかッ?」
「ぐっるるがるぐる?」(←訳:てっきり季語だと?)
現在、浴衣は盛夏の季語、ということになっていますが、
それは明治37年(1904年)に発行された
寒川鼠骨(さむかわ・そこつ)さん著『俳句新歳時記』以後のこと。
江戸時代、滝沢馬琴さんは
浴衣は六月(現在の7月)の季語だー!とアピールしたのですけど、
なかなか定着しなかったんですって。
もともとは、浴衣って下着に近い衣服でしたから、
通年性のモノと捉えられていて、
夏ならではのモノ、という意識がなかった、のでしょうね。
「なつのォつぎはァ、あきィ!」
「がるるるるがるる……るっ??」(←訳:秋の季語といえば……虹っ??)
虹は7月(旧暦8月)の、すなわち秋の季語である、
と歳時記に掲載されたのは
昭和9年(1934年)。
それ以前は、無季、とされていました。
なんだか論争が起きそうな分類だわねー?
虹がいちばん出るのは初夏か?晩夏か?
台風シーズンの秋か?
「ふゆもォ、はてなッ?」
「ぐるるるがっるる!』(←訳:不思議がいっぱい!)
柘榴(ザクロ)は冬の果実?
海鼠(なまこ)も、冬の季語?
「なッなまこッ??」
「がるぅっ!」(←訳:うぎゃっ!)
春夏秋冬、25ずつ、
計100の、季節の言葉。
通勤通学の電車で、バスで、
ちょこっと読書にひたりたい活字マニアさんに
おすすめの一冊です。
ひとつずつ、1ページずつ、
“ことば”の雑学を味わって
朝夕のひとときをお過ごしくださいな~♪
ことしもォ、やッてきましたでス!」
「がるる!ぐーるるがるる!」(←訳:虎です!ツールが埼玉に!)
こんにちは、ネーさです。
祝!ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2015開催!
今年のツール・ド・フランス覇者クリス・フルームさん(英国)、
ツールで活躍したジョン・デゲンコルブさん(ドイツ)、
ホアキン・ロドリゲスさん(スペイン)たちが来日し、
明日24日にさいたまスーパーアリーナを中心とするコースで
クリテリウムレースが行われます。
近隣地区にお住まいの方々は観戦にお出掛けしてくださいね♪
では、さいたま市民の皆さまを羨みながら、
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!
―― にほんご歳時記 ――
著者は山口謠司(やまぐち・ようじ)さん、2015年7月に発行されました。
『歳時記』……っていうと、
俳句とかに必要な――
「ふァいッ! きせつごとのォ、ことばァ、でス!」
「ぐるるがるぐるぐる!」(←訳:四季に季語それぞれ!)
季節の移ろいを
情緒豊かに表現する『歳時記』の言の葉たち。
著者・山口さんは、
教科書に載っているような四角張った『歳時記』ではなく、
日本という国に普通に暮らすわたしたちが
ごく普通に接している日常の中に息づく
《季節のことば》、
その由来や出典、
ことばにまつわるエピソードなどを
この御本で紹介してくださっています。
「はじまりィはァ、はるッ♪」
「がるるぐるるる!」(←訳:旧暦の新春です!)
元旦、七草粥、小豆粥……といった春の部には、
バレンタイン、宮沢賢治、などの言葉(単語)も登場します。
夏の部では、
荻原朔太郎さんとタケノコのお話、
浴衣は季語ではなかった!というお話も。
「えッ? そうなのォでスかッ?」
「ぐっるるがるぐる?」(←訳:てっきり季語だと?)
現在、浴衣は盛夏の季語、ということになっていますが、
それは明治37年(1904年)に発行された
寒川鼠骨(さむかわ・そこつ)さん著『俳句新歳時記』以後のこと。
江戸時代、滝沢馬琴さんは
浴衣は六月(現在の7月)の季語だー!とアピールしたのですけど、
なかなか定着しなかったんですって。
もともとは、浴衣って下着に近い衣服でしたから、
通年性のモノと捉えられていて、
夏ならではのモノ、という意識がなかった、のでしょうね。
「なつのォつぎはァ、あきィ!」
「がるるるるがるる……るっ??」(←訳:秋の季語といえば……虹っ??)
虹は7月(旧暦8月)の、すなわち秋の季語である、
と歳時記に掲載されたのは
昭和9年(1934年)。
それ以前は、無季、とされていました。
なんだか論争が起きそうな分類だわねー?
虹がいちばん出るのは初夏か?晩夏か?
台風シーズンの秋か?
「ふゆもォ、はてなッ?」
「ぐるるるがっるる!』(←訳:不思議がいっぱい!)
柘榴(ザクロ)は冬の果実?
海鼠(なまこ)も、冬の季語?
「なッなまこッ??」
「がるぅっ!」(←訳:うぎゃっ!)
春夏秋冬、25ずつ、
計100の、季節の言葉。
通勤通学の電車で、バスで、
ちょこっと読書にひたりたい活字マニアさんに
おすすめの一冊です。
ひとつずつ、1ページずつ、
“ことば”の雑学を味わって
朝夕のひとときをお過ごしくださいな~♪