「こんにちわッ、テディちゃでス!
ううむゥ! はなやかァ~でスゥ!」
「がるる!ぐるーるがるる~!」(←訳:虎です!スターと赤絨毯~!)
こんにちは、ネーさです。
ロンドンでの007新作お披露目イベント映像を拝見しましたが、
なんとも豪華でしたね~♪
日本公開の日を楽しみにしながら、
はい、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 逆転! ――
著者はマルコム・グラッドウェルさん、原著は2013年に、
日本語版は2014年9月に発行されました。
英語原題は『David and Golirth』、
『強敵や逆境に勝てる秘密』と日本語副題が付されています。
実はね、この御本、
ラグビーW杯で活躍しまくった日本代表チームと
とっても係わりがある作品なんですよ。
「ふァ? らぐびーとォ??」
「ぐるるるがる?」(←訳:どういう風に?)
日本チームのヘッドコーチ、ディ・ジョーンズさんが読み、
作戦の参考にした、というのが、この
『逆転!』なのです。
原題を一目見れば、ああ、なるほどね、と思う活字マニアさんも
大勢いらっしゃるでしょう、
『ダビデとゴリアテ』。
といったら――
「あはァ! むかしむかしィのォ~」
「がるるる!」(←訳:一騎打ち!)
紀元前1000年の、はるかな昔。
シェフェラの谷で
二つの国の命運を懸けた1対1の闘いが行われました。
ペリシテ軍に属する身長2m余の大男、ゴリアテ。
対するは、
羊飼いの少年、ダビデ。
言い添えておきますと、
ダビデ少年は軍人ではありません。
兄たちに食べ物を届けるために戦場へやって来た、
貧しい羊飼いに過ぎません。
巨人・ゴリアテと、少年ダビデ。
さあ、どっちが勝つ?
「ふつうゥならァ~」
「ぐるがるる~?」(←訳:巨人だけど~?)
確かに、普通なら、
巨人が勝つ!と言ってしまいたい。
けれど、この勝負、普通じゃなかった――
ダビデくんの知恵が、
勝負を引っくり返してしまったのですから。
「かッちゃッたッ!!」
「がるぐるるがる!」(←訳:巨人相手に完勝!)
ジャイアントキリングの語源ともなった、
史上最も有名な決闘。
ジャパンチームを率いたエディーさんが
参考にしたというお話にも
大いに頷けますね。
巨人・南アフリカを倒すために、
小兵・ジャパンはどう戦うべきか。
「かちめがァ、なくともォ!」
「ぐるがるるるる!」(←訳:不利だろうとも!)
盤石の優位、ゆるぎない名声。
しかし、どんな強者にも弱点はある。
著者・グラッドウェルさんはそう唱えます。
圧倒的に不利な状況に置かれながらも、
あえて戦う道を選ぶ姿は美しく、
崇高である――
あとは、敵の急所を突きさえすれば。
「かてるゥ??」
「がるっ??」(←訳:かもっ??)
と、以上のように説明しては、
この御本が戦術&戦略本であるかのような印象を
与えてしまいそうですが。
本文の後半へ進むにつれ、
読み手さんは気付くことでしょう。
敵とは、そも何であるのか。
この世には、目に見えない敵もある。
形など持っていない敵もいる。
存在するけれど、
手では触れることも出来ない敵に、
どう相対すればよいのか。
「むむむゥ、それはァむずかしィでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:超難題だよ!)
著者・グラッドウェルさんの解答を、
ここで記すことはいたしません。
決闘の荒野に何が残ったのか、
皆さま、ぜひ、一読を。
ううむゥ! はなやかァ~でスゥ!」
「がるる!ぐるーるがるる~!」(←訳:虎です!スターと赤絨毯~!)
こんにちは、ネーさです。
ロンドンでの007新作お披露目イベント映像を拝見しましたが、
なんとも豪華でしたね~♪
日本公開の日を楽しみにしながら、
はい、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 逆転! ――
著者はマルコム・グラッドウェルさん、原著は2013年に、
日本語版は2014年9月に発行されました。
英語原題は『David and Golirth』、
『強敵や逆境に勝てる秘密』と日本語副題が付されています。
実はね、この御本、
ラグビーW杯で活躍しまくった日本代表チームと
とっても係わりがある作品なんですよ。
「ふァ? らぐびーとォ??」
「ぐるるるがる?」(←訳:どういう風に?)
日本チームのヘッドコーチ、ディ・ジョーンズさんが読み、
作戦の参考にした、というのが、この
『逆転!』なのです。
原題を一目見れば、ああ、なるほどね、と思う活字マニアさんも
大勢いらっしゃるでしょう、
『ダビデとゴリアテ』。
といったら――
「あはァ! むかしむかしィのォ~」
「がるるる!」(←訳:一騎打ち!)
紀元前1000年の、はるかな昔。
シェフェラの谷で
二つの国の命運を懸けた1対1の闘いが行われました。
ペリシテ軍に属する身長2m余の大男、ゴリアテ。
対するは、
羊飼いの少年、ダビデ。
言い添えておきますと、
ダビデ少年は軍人ではありません。
兄たちに食べ物を届けるために戦場へやって来た、
貧しい羊飼いに過ぎません。
巨人・ゴリアテと、少年ダビデ。
さあ、どっちが勝つ?
「ふつうゥならァ~」
「ぐるがるる~?」(←訳:巨人だけど~?)
確かに、普通なら、
巨人が勝つ!と言ってしまいたい。
けれど、この勝負、普通じゃなかった――
ダビデくんの知恵が、
勝負を引っくり返してしまったのですから。
「かッちゃッたッ!!」
「がるぐるるがる!」(←訳:巨人相手に完勝!)
ジャイアントキリングの語源ともなった、
史上最も有名な決闘。
ジャパンチームを率いたエディーさんが
参考にしたというお話にも
大いに頷けますね。
巨人・南アフリカを倒すために、
小兵・ジャパンはどう戦うべきか。
「かちめがァ、なくともォ!」
「ぐるがるるるる!」(←訳:不利だろうとも!)
盤石の優位、ゆるぎない名声。
しかし、どんな強者にも弱点はある。
著者・グラッドウェルさんはそう唱えます。
圧倒的に不利な状況に置かれながらも、
あえて戦う道を選ぶ姿は美しく、
崇高である――
あとは、敵の急所を突きさえすれば。
「かてるゥ??」
「がるっ??」(←訳:かもっ??)
と、以上のように説明しては、
この御本が戦術&戦略本であるかのような印象を
与えてしまいそうですが。
本文の後半へ進むにつれ、
読み手さんは気付くことでしょう。
敵とは、そも何であるのか。
この世には、目に見えない敵もある。
形など持っていない敵もいる。
存在するけれど、
手では触れることも出来ない敵に、
どう相対すればよいのか。
「むむむゥ、それはァむずかしィでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:超難題だよ!)
著者・グラッドウェルさんの解答を、
ここで記すことはいたしません。
決闘の荒野に何が残ったのか、
皆さま、ぜひ、一読を。