「こんにちわァ、テディちゃでェ~ス!
あちゃッ、やッちまッたァ、なのでス!」
「がるる!ぐっるるがるる~?」(←訳:虎です!崖っプチだよね~?)
こんにちは、ネーさです。
えー、ユヴェントスが敗けてしまいましたので、
私ネーさ、情緒不安定になっております。
こんな時は……こんな時の読書は……
わはははっ♪とすべてを笑い飛ばせちゃうエンタ本を、
さあ、どうぞ~!
―― あたしはメトロガール ――
著者はジャネット・イヴァノヴィッチさん、
原著は2004年に、日本語版は2008年1月に発行されました。
英語原題は『Metro Girl』、
先日はイヴァノヴィッチさんの『気分はフルハウス』を御紹介しましたが、
こちらの作品も、ずいぶんとヘンテコで、
ずいぶんと笑わせてくれる異色のミステリ……
ミステリ、だと思うんですけど……?
「とうじょうゥじんぶつゥ、へんてこりんッ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:奇天烈ぅ!)
主人公の、本名アレグザンドラさんこと
通称バーニーさん、
まず、育った環境がちょっと風変わりです。
お父さんが自動車整備工場を経営していたためか、
12歳で芝刈り機をゴーカートに改造し、
16歳でシボレーを改造してレースに出場したほど。
まさに、オイルまみれの青春、を過ごしてきたのです。
「ふむむゥ、くるまァまにあァ~、でスねッ」
「がるぐーるるるがる?」(←訳:今もカーオイル漬け?)
現在は、自動車整備から少し距離を置き、
会社勤めをしているバーニーさん。
そこへ、一本の電話がかかって来ました。
マイアミで暮らしている弟のビルさんからの、
しばらくここを離れる、という言葉と、
騒音を、
女性に悲鳴と――
「わわッ、それはァ~!」
「ぐるっ!」(←訳:怖いっ!)
悲鳴と同時に、
ガチャリ、と切れた電話。
姉として、どうしてこれを放っておけましょう?
バーニーさん、
真冬のボルティモアからマイアミ行きの飛行機に飛び乗ります。
「きゃッ! あちちィ~ッ!」
「がるるるっぐる?」(←訳:夏ですかっここ?)
フロリダでは、防寒着は必要ないみたいね。
ふぅふぅ汗をかきながら、
弟ビルさんのアパートを訪ねたバーニーさんが目にしたのは。
鍵のかかっていないアパートと、
ひどく荒らされた部屋。
「めちゃくちゃァでス!」
「ぐるるがるるる?」(←訳:家探しされたの?)
ビルさんは、どこかに消えてしまった……?
弟の身を案じ、探し始めるバーニーさんの前に現れるのは、
NASCARというカーレースの有名なドライバーさんや、
おっそろしい形相のギャングたち、
豪華なヨットを所有する大金持ちたち。
「みィ~んなァ、あやしいィ?」
「がるるる!」(←訳:深まる謎!)
バーニーさんの実に大っぴらな“探偵”ぶりに
ミステリマニアさんは
それでいいのか?
と叫びたくなることでしょう。
探偵ってのは、もっと秘密裡に、ひっそり行うもんじゃないのか?
そんなに派手派手しく行動したら、
悪いヤツらに気付かれて……ああ、やっぱり!
「きけーんッ!」
「ぐるるる!」(←訳:逃げよう!)
いわゆるドタバタ喜劇的と
ミステリ&サスペンスの面白さも加えた楽しいエンタ作品、
明るいお話が読みたいんだー!と
切望する活字マニアさんにおすすめです。
本屋さんで見つからない場合は
図書館で探してみてくださいね~♪
あちゃッ、やッちまッたァ、なのでス!」
「がるる!ぐっるるがるる~?」(←訳:虎です!崖っプチだよね~?)
こんにちは、ネーさです。
えー、ユヴェントスが敗けてしまいましたので、
私ネーさ、情緒不安定になっております。
こんな時は……こんな時の読書は……
わはははっ♪とすべてを笑い飛ばせちゃうエンタ本を、
さあ、どうぞ~!
―― あたしはメトロガール ――
著者はジャネット・イヴァノヴィッチさん、
原著は2004年に、日本語版は2008年1月に発行されました。
英語原題は『Metro Girl』、
先日はイヴァノヴィッチさんの『気分はフルハウス』を御紹介しましたが、
こちらの作品も、ずいぶんとヘンテコで、
ずいぶんと笑わせてくれる異色のミステリ……
ミステリ、だと思うんですけど……?
「とうじょうゥじんぶつゥ、へんてこりんッ!」
「ぐるるぅ!」(←訳:奇天烈ぅ!)
主人公の、本名アレグザンドラさんこと
通称バーニーさん、
まず、育った環境がちょっと風変わりです。
お父さんが自動車整備工場を経営していたためか、
12歳で芝刈り機をゴーカートに改造し、
16歳でシボレーを改造してレースに出場したほど。
まさに、オイルまみれの青春、を過ごしてきたのです。
「ふむむゥ、くるまァまにあァ~、でスねッ」
「がるぐーるるるがる?」(←訳:今もカーオイル漬け?)
現在は、自動車整備から少し距離を置き、
会社勤めをしているバーニーさん。
そこへ、一本の電話がかかって来ました。
マイアミで暮らしている弟のビルさんからの、
しばらくここを離れる、という言葉と、
騒音を、
女性に悲鳴と――
「わわッ、それはァ~!」
「ぐるっ!」(←訳:怖いっ!)
悲鳴と同時に、
ガチャリ、と切れた電話。
姉として、どうしてこれを放っておけましょう?
バーニーさん、
真冬のボルティモアからマイアミ行きの飛行機に飛び乗ります。
「きゃッ! あちちィ~ッ!」
「がるるるっぐる?」(←訳:夏ですかっここ?)
フロリダでは、防寒着は必要ないみたいね。
ふぅふぅ汗をかきながら、
弟ビルさんのアパートを訪ねたバーニーさんが目にしたのは。
鍵のかかっていないアパートと、
ひどく荒らされた部屋。
「めちゃくちゃァでス!」
「ぐるるがるるる?」(←訳:家探しされたの?)
ビルさんは、どこかに消えてしまった……?
弟の身を案じ、探し始めるバーニーさんの前に現れるのは、
NASCARというカーレースの有名なドライバーさんや、
おっそろしい形相のギャングたち、
豪華なヨットを所有する大金持ちたち。
「みィ~んなァ、あやしいィ?」
「がるるる!」(←訳:深まる謎!)
バーニーさんの実に大っぴらな“探偵”ぶりに
ミステリマニアさんは
それでいいのか?
と叫びたくなることでしょう。
探偵ってのは、もっと秘密裡に、ひっそり行うもんじゃないのか?
そんなに派手派手しく行動したら、
悪いヤツらに気付かれて……ああ、やっぱり!
「きけーんッ!」
「ぐるるる!」(←訳:逃げよう!)
いわゆるドタバタ喜劇的と
ミステリ&サスペンスの面白さも加えた楽しいエンタ作品、
明るいお話が読みたいんだー!と
切望する活字マニアさんにおすすめです。
本屋さんで見つからない場合は
図書館で探してみてくださいね~♪