テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

巨樹、古樹を探して。

2015-10-18 21:46:09 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぜッこうゥのォ、れーすゥびよりィ~♪」
「がるる!ぐるがぅるるぐっる!」(←訳:虎です!快走ジャパンカップ!)

 こんにちは、ネーさです。
 宇都宮市森林公園で開催されたジャパンカップ2015は
 バウク・モレマさん(トレックファクトリーレーシング所属、国籍はオランダ)が
 見事優勝を遂げました!
 昨日のクリテウムに続くトレック勢の連覇に
 8万2千人の観客さんが沸きましたよ~♪

「わきゃゥ!おめでとうございまスゥ!」
「ぐるるがるぐーる!」(←訳:さすが一流チーム!)

 自転車競技、ことにロードレースが
 もっともっと日本に根付くようにと願いながら、
 はい、ここからは読書タ~イム!
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



         ―― 世界の巨樹と絶景の森 ――



 監修は濱野周秦(はまの・ちかやす)さん、2015年8月に発行されました。
 『Giant Trees and Superb Forest of the World』と英語題名が付されています。

 ジャパンカップの会場となった宇都宮市森林公園の
 古賀志林道という場所も
 自然愛好家さんにはよく知られる“森の道”だそうですが、
 この御本でわんさか♪と紹介されるのは、
 世界的に有名な《樹木》さんたち。

「たァいィぼくゥ、でス!」
「がるるるる!」(←訳:エントの森!)

 そうね、活字マニアさんは
 トールキンさん著『指輪物語』の登場する
 樹木の精霊のようなエント族を連想するかもしれませんね。

 何十年ではとても足りない、
 何百、何千年と生きてきた樹木の王土。

 この御本で取り上げられているのは、
 地球の歴史を体現しているとも言える樹木――
 たとえば、
 北アメリカのセコイアの森や
 ドイツのヨーロッパブナの森……

「おォ! これがァ~!」
「ぐるるがる!」(←訳:黒い森だね!)

 アジアにも、もちろん
 名物《樹木》はありますよ。

 ミャンマーのランピ島海洋国立公園のオオバヒルキ(ヤエヤマヒルギ)は
 いわゆるマングローブ林。

 同じミャンマーでも、
 内陸の標高1100m地点ビンダヤで
 長い枝を広げているのは
 御釈迦さまゆかりのインドボダイジュ。

 マレーシアのダナン・バレー自然保護地区に
 すっととそびえるメンガリスは、
 わお!イウォーク族(スターウォーズに出てくるコグマさんですね)が
 好きそうな背高のっぽな樹木です。

「あはァ! これェ、しッてるでス!」
「がるぐるるるる!」(←訳:あのTVCMの!)

 ♪この木なんの木~♪と歌いたくなる
 ハワイ州モアナルア・ガーデンのアメリカネムの巨樹。

 広告写真に使われるのは、
 南アフリカの首都プレトリアに咲く
 ジャカランダ並木に紫色の花の光景、でしょうか。

「あッ! これもォよいィでスゥ~♪」
「ぐるる!」(←訳:印象的!)

 イタリア・ローマの遺跡に
 ひょろんと縦に長い松の一群……
 イタリアカサマツも、絵になりますねえ。

「ばおばぶゥ!」
「がるる!」(←訳:サクラ!)
「やしのきィ!」

 熱帯から高緯度地域までを網羅する
 多様な樹木の写真集は、
 疲れた目を心地よく癒してくれます。
 
 このごろ『絶景の~』と題されたビジュアルな御本が多く、
 その中ではこちらの御本はあまり目立たない方かと思いますが、
 おすすめですよ!
 静かな時間を過ごしたいときなどに、ぜひ♪
 
 
コメント
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