「こんにちわッ、テディちゃでス!
べすとふォー、でそろィましたでス!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!どこも強いぞ!)
こんにちは、ネーさです。
イングランドで開催中の2015ラグビーW杯、人気沸騰してますね!
スポーツ誌『Number』のラグビー特集増刊号は売切れてしまって、
私ネーさ、入手できませんでした……
(24か25日に増刷分が出荷されるらしいです♪)。
決勝戦に臨むのは、はたしてどのチームなのか?
さらなる熱闘熱戦を確信しながら、
はい、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― エドワード・アーディゾーニ 若き日の自伝 ――
著者はエドワード・アーディゾーニさん、原著は1970年に、
日本語版は2015年5月に発行されました。
英語原題は『THE YOUNG ARDIZZONE:AN AUTOBIOGRAPHICAL FRAGMENT』、
20世紀を代表する絵本作家・挿絵画家アーディゾーニさんの
自伝作品です。
アーディゾーニさんといえば、
『チムとゆうかんなせんちょうさん』をはじめとする
《チム》シリーズ、
エリナー・ファージョンさん文&アーディゾーニさん挿絵の
『町かどのジム』、
ミステリ作家であるいとこのクリスチアナ・ブランドさんの文章に
アーディゾーニさんが挿絵を担当してベストセラーとなった
『マチルダばあやといたずらきょうだい』
といった作品で知られる20世紀児童文学界の巨匠さんですが、
この御本は――
「わかいィころのォ、えどわーどさんッ!」
「ぐるるるるがるがる!」(←訳:少年時代のお話です!)
題名にもありますように、
この御本はアーディゾーニさんのチビっ子時代から
青年期までを回想した
“半生記”です。
1900年、現ベトナムンのハイフォンで生まれ、
5歳のときにお母さんや妹さんたちと
英国の田舎の村へ移ってきたアーディゾーニさん。
お父さんのオーギュスト・アーディゾーニさんは
英語・仏語・伊語・独語・露語・中国語もペラペラ、
日露戦争の様子をその目で見たともいう、
非常に行動的な人物だったようです。
「でもォそれじゃあァ~…」
「がるるぐるるるるるぅ?」(←訳:一緒に暮らせないよぅ?)
幼時の、かすかな記憶。
英国に到着してからの、少年時代の記憶。
この、子どもの頃の思いを
アーディゾーニさんは瑞々しく、甘く、ほろ苦くもある筆で
文章と絵にしています。
村での暮らし、
祖母と祖父のもとで過ごした日のこと、
穏やかで美しいときもあれば、イジメに遭うこともあった――
「むむゥ! ひゃくねんまえェもォ~…」
「ぐるがるるる?」(←訳:今とおんなじ?)
英国にはつきもの?の
寄宿学校時代のお話が笑えます。
反抗盛りの生徒たちは、気に入らない先生を
教室に閉じ込めちゃった!
しかも、先生が大の苦手としている
馬もいっしょに!
「ぷふふふッ♪」
「がるるるっ♪」
光と涙とが交差する
アーディゾーニさんの回想は、
20世紀前半に少年であった者の
ひとつの典型(モデル)でもありましょうか。
次第に大きくなる、戦争の足音。
否応もなく、誰もが放りこまれる灰色の渦。
「つかのまのォ、へいわッ?」
「ぐるるがる……!」(←訳:悲しい影が……!)
それでも、何にも代え難い
黄金の日々。
アーディゾーニさんのファンの方々は必読です♪
歴史好き&児童文学好きな御方にも
おすすめの一冊ですよ。ぜひ!
べすとふォー、でそろィましたでス!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!どこも強いぞ!)
こんにちは、ネーさです。
イングランドで開催中の2015ラグビーW杯、人気沸騰してますね!
スポーツ誌『Number』のラグビー特集増刊号は売切れてしまって、
私ネーさ、入手できませんでした……
(24か25日に増刷分が出荷されるらしいです♪)。
決勝戦に臨むのは、はたしてどのチームなのか?
さらなる熱闘熱戦を確信しながら、
はい、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― エドワード・アーディゾーニ 若き日の自伝 ――
著者はエドワード・アーディゾーニさん、原著は1970年に、
日本語版は2015年5月に発行されました。
英語原題は『THE YOUNG ARDIZZONE:AN AUTOBIOGRAPHICAL FRAGMENT』、
20世紀を代表する絵本作家・挿絵画家アーディゾーニさんの
自伝作品です。
アーディゾーニさんといえば、
『チムとゆうかんなせんちょうさん』をはじめとする
《チム》シリーズ、
エリナー・ファージョンさん文&アーディゾーニさん挿絵の
『町かどのジム』、
ミステリ作家であるいとこのクリスチアナ・ブランドさんの文章に
アーディゾーニさんが挿絵を担当してベストセラーとなった
『マチルダばあやといたずらきょうだい』
といった作品で知られる20世紀児童文学界の巨匠さんですが、
この御本は――
「わかいィころのォ、えどわーどさんッ!」
「ぐるるるるがるがる!」(←訳:少年時代のお話です!)
題名にもありますように、
この御本はアーディゾーニさんのチビっ子時代から
青年期までを回想した
“半生記”です。
1900年、現ベトナムンのハイフォンで生まれ、
5歳のときにお母さんや妹さんたちと
英国の田舎の村へ移ってきたアーディゾーニさん。
お父さんのオーギュスト・アーディゾーニさんは
英語・仏語・伊語・独語・露語・中国語もペラペラ、
日露戦争の様子をその目で見たともいう、
非常に行動的な人物だったようです。
「でもォそれじゃあァ~…」
「がるるぐるるるるるぅ?」(←訳:一緒に暮らせないよぅ?)
幼時の、かすかな記憶。
英国に到着してからの、少年時代の記憶。
この、子どもの頃の思いを
アーディゾーニさんは瑞々しく、甘く、ほろ苦くもある筆で
文章と絵にしています。
村での暮らし、
祖母と祖父のもとで過ごした日のこと、
穏やかで美しいときもあれば、イジメに遭うこともあった――
「むむゥ! ひゃくねんまえェもォ~…」
「ぐるがるるる?」(←訳:今とおんなじ?)
英国にはつきもの?の
寄宿学校時代のお話が笑えます。
反抗盛りの生徒たちは、気に入らない先生を
教室に閉じ込めちゃった!
しかも、先生が大の苦手としている
馬もいっしょに!
「ぷふふふッ♪」
「がるるるっ♪」
光と涙とが交差する
アーディゾーニさんの回想は、
20世紀前半に少年であった者の
ひとつの典型(モデル)でもありましょうか。
次第に大きくなる、戦争の足音。
否応もなく、誰もが放りこまれる灰色の渦。
「つかのまのォ、へいわッ?」
「ぐるるがる……!」(←訳:悲しい影が……!)
それでも、何にも代え難い
黄金の日々。
アーディゾーニさんのファンの方々は必読です♪
歴史好き&児童文学好きな御方にも
おすすめの一冊ですよ。ぜひ!