「こんにちわッ、テディちゃでス!
しゅくじつゥ~ぽかぽかッ♪」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!行楽日和でした!)
こんにちは、ネーさです。
お出掛けはできませんでしたが、
ユヴェントスがきっちり勝利を収めてくれたので、
ぽかぽか、いえ、ホクホク気分で春分の日も読書タイムに勤しみましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 狩人の悪夢 ――
著者は有栖川有栖(ありすがわ・ありす)さん、2017年1月に発行されました。
『Nightmare of a hunter』と英語題名が付されています。
「あはァ! ありすゥせんせいィ、とうじょうゥでス!」
「ぐるるがるぐるるるる!」(←訳:それにあの探偵さんも!)
ええ、著者・有栖川さんの代表作といえば、
英都大学で臨床犯罪学を研究している
火村英生(ひむら・ひでお)準教授と、
著者さんと同名の作家・有栖川有栖さんことアリスさんが
ホームズさんとワトソン博士のように
コンビを組んで活躍するシリーズですね。
そして、こちらの『狩人の悪夢』は、
火村さん&作家アリスさんシリーズの長編最新刊!
「きゅうじつにィ、ぴッたりィのォ~」
「がるるるぐるるる!」(←訳:エンタなミステリ!)
有栖川さんの作品の特徴は、
エンタメ度は高く、
それでいて格調も高い、という点でしょうか。
今回も、オープニングは荘重かつ暗示的です。
出版社が企画する対談に出席するため、
大阪の自宅から
新幹線に乗って東京へやって来たアリスさん。
さて、改札口に、と歩き出したところで――
「あれェ? ひむらァせんせいィ??」
「ぐるがるるっ!」(←訳:偶然ですねっ!)
ちょうど京都に帰ろうとしている火村さんと
東京駅でたまたま行き逢いました。
出張か?
出版社で対談をするんや。
すまん、急いでるんだ、15時20分の《のぞみ》に乗りたい。
おっと、それは悪かった。
そんなやり取りの後、
手を振って別れてしまった二人でしたが、
この邂逅は、何かの“予兆”だったのでしょうか……
数週間後、
対談をして親しくなった作家さんのお家に招かれたアリスさんは
事件に遭遇します。
「たッ、たいへんでスゥ!」
「がるぐるるぅ!」(←訳:通報しなきゃ!)
警察に通報し、
火村さんへも急を報せるメールを送りながら、
第一発見者のひとりとなったアリスさんは考えます。
何があった、ここで?
「いつもとォ、ちがうゥのでスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:発見者だなんて!)
いつもなら、
フィールドワーク中の火村さんに呼び出され、
アリスさんも捜査オブザーバーとしてに協力する、
という形なのですが。
今日に限って、
捜査陣はもとより、
火村さんよりも早く
犯罪現場に行き着いてしまったアリスさん。
さて、アリスさんの眼に、耳に、脳裏に、
どのような“絵解き”が視えてくるのか……?
「動機はっ??」
「がるるっ?」(←訳:方法はっ?)
物語のテーマとなっているのは、
悪夢。
また、もうひとつ、影の主役となっているのが
京都郊外という設定の、森。
悪夢の樹々が生茂る森を脱け、
火村さんとアリスさんが看破した
事件の全容とは――
「ううッ! あくむはァ、いやでスゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:早く解決を!)
日本の現代ミステリ数ある中で、
最も文芸作品に近い《火村さん&アリスさん》シリーズの快作は、
ミステリ好きさんはもちろん、
ホラー好きさん&ファンタジー好きな活字マニアさんにも、
おすすめですよ。
ぜひ、一読を♪
しゅくじつゥ~ぽかぽかッ♪」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!行楽日和でした!)
こんにちは、ネーさです。
お出掛けはできませんでしたが、
ユヴェントスがきっちり勝利を収めてくれたので、
ぽかぽか、いえ、ホクホク気分で春分の日も読書タイムに勤しみましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 狩人の悪夢 ――
著者は有栖川有栖(ありすがわ・ありす)さん、2017年1月に発行されました。
『Nightmare of a hunter』と英語題名が付されています。
「あはァ! ありすゥせんせいィ、とうじょうゥでス!」
「ぐるるがるぐるるるる!」(←訳:それにあの探偵さんも!)
ええ、著者・有栖川さんの代表作といえば、
英都大学で臨床犯罪学を研究している
火村英生(ひむら・ひでお)準教授と、
著者さんと同名の作家・有栖川有栖さんことアリスさんが
ホームズさんとワトソン博士のように
コンビを組んで活躍するシリーズですね。
そして、こちらの『狩人の悪夢』は、
火村さん&作家アリスさんシリーズの長編最新刊!
「きゅうじつにィ、ぴッたりィのォ~」
「がるるるぐるるる!」(←訳:エンタなミステリ!)
有栖川さんの作品の特徴は、
エンタメ度は高く、
それでいて格調も高い、という点でしょうか。
今回も、オープニングは荘重かつ暗示的です。
出版社が企画する対談に出席するため、
大阪の自宅から
新幹線に乗って東京へやって来たアリスさん。
さて、改札口に、と歩き出したところで――
「あれェ? ひむらァせんせいィ??」
「ぐるがるるっ!」(←訳:偶然ですねっ!)
ちょうど京都に帰ろうとしている火村さんと
東京駅でたまたま行き逢いました。
出張か?
出版社で対談をするんや。
すまん、急いでるんだ、15時20分の《のぞみ》に乗りたい。
おっと、それは悪かった。
そんなやり取りの後、
手を振って別れてしまった二人でしたが、
この邂逅は、何かの“予兆”だったのでしょうか……
数週間後、
対談をして親しくなった作家さんのお家に招かれたアリスさんは
事件に遭遇します。
「たッ、たいへんでスゥ!」
「がるぐるるぅ!」(←訳:通報しなきゃ!)
警察に通報し、
火村さんへも急を報せるメールを送りながら、
第一発見者のひとりとなったアリスさんは考えます。
何があった、ここで?
「いつもとォ、ちがうゥのでスゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:発見者だなんて!)
いつもなら、
フィールドワーク中の火村さんに呼び出され、
アリスさんも捜査オブザーバーとしてに協力する、
という形なのですが。
今日に限って、
捜査陣はもとより、
火村さんよりも早く
犯罪現場に行き着いてしまったアリスさん。
さて、アリスさんの眼に、耳に、脳裏に、
どのような“絵解き”が視えてくるのか……?
「動機はっ??」
「がるるっ?」(←訳:方法はっ?)
物語のテーマとなっているのは、
悪夢。
また、もうひとつ、影の主役となっているのが
京都郊外という設定の、森。
悪夢の樹々が生茂る森を脱け、
火村さんとアリスさんが看破した
事件の全容とは――
「ううッ! あくむはァ、いやでスゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:早く解決を!)
日本の現代ミステリ数ある中で、
最も文芸作品に近い《火村さん&アリスさん》シリーズの快作は、
ミステリ好きさんはもちろん、
ホラー好きさん&ファンタジー好きな活字マニアさんにも、
おすすめですよ。
ぜひ、一読を♪