「こんにちわッ、テディちゃでス!
はッぴィ~ひなまつりィ~♪」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!雛あられ美味!)
こんにちは、ネーさです。
雛祭りの今日は、日本版アカデミー賞が開催されていますね。
ならば、と本日の読書タイムも
またまた映画につながる書籍を御紹介いたしますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ca/483c790747d31102d5bdf9abb525ea59.jpg)
―― ひとり吹奏楽部 ――
著者は初野晴(はつの・せい)さん、2017年2月に発行されました。
副題に『ハルチカ番外篇』とありますように、
吹奏楽部の元気少女チカちゃんと
チカちゃんの幼馴染であるハルタくんが主人公の
《ハルチカ》シリーズの初の番外篇です。
「このたびィ、えいがにィなりましたでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:しかも実写で!)
そうよぉ、アニメじゃないのよぉ、
実写映画なのよぉ♪
とはいうものの、不安だわ……。
TVのCMや、予告編トレイラーを見る限り、
《ハルチカ》が恋愛映画になっちゃってる……?
原作を愛するファンの方々は、
いやそうじゃないんだ、
恋愛っていうラベルで一括りにして欲しくないモノなんだ、
特別な何かなんだ、と
大いに力説したいところでしょうが、
「りきせつゥしちゃッてまスよゥ、ネーさッ!」
「がるるー!」(←訳:冷静にー!)
えーと、そうね、
ここは海より広い度量を見せつけることにして、
映画化を喜び、
この『番外篇』が刊行されたことを寿ぎましょうか。
「かきおろしィ、なのでスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:主客反転!)
ええ、この御本に収録されている短編5作品のうち、
4つの作品では、
本篇《ハルチカ》シリーズでは準主役であった
吹奏楽部員さんたちが
“タイトルロールを背負う”危険な任務に就いています。
「ほぼほぼォ~しゅやくゥ!」
「がるぐる!」(←訳:大任だよ!)
だいじょうぶ!
主役の重圧も、彼らなら軽くハネとばしてくれるわ♪
まずは5作品の一番手、
『ポチ犯科帳』では、
南高吹奏楽部で打楽器を担当するカイユくん、
バストロンボーン奏者の後藤さんが。
二番手の『風変わりな再会の集い』では
クラリネット奏者の芹澤さんと
トランペット奏者の片桐くんが。
1篇飛ばして、
四番手の『巡るピクトグラム』では
アルトサックス奏者のマレンくんと
オーボエ奏者の成島さんが。
そして表題作品でもある五番手の『ひとり吹奏楽部』では、
成島さんと、
とある《?》な人物が
物語を織り成します。
「ひとりひとりがァ、しゅやくさんッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:全員重要人物!)
吹奏楽は、ソロパートもあるけれど、
“みんな”でやらなくちゃ
先には進めません。
ひとりずつの、ものがたり、想い、日常を積み重ね、
南高吹奏楽部の《音》が出来上がってゆく。
せーの、で演奏を始めるまでの、
練習するために音楽室のドアをくぐるまでの、
騒々しくも清々しい、
二度と訪れない日々の記録は、
《ハルチカ》フアン諸氏さんに、
シリーズ未読の御方にもおすすめです。
荒い波も、
暗い雲も、
吹奏楽を追い風にして――
「のりきッちゃおうゥ!」
「がるるる!」(←訳:軽々とね!)
はッぴィ~ひなまつりィ~♪」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!雛あられ美味!)
こんにちは、ネーさです。
雛祭りの今日は、日本版アカデミー賞が開催されていますね。
ならば、と本日の読書タイムも
またまた映画につながる書籍を御紹介いたしますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ca/483c790747d31102d5bdf9abb525ea59.jpg)
―― ひとり吹奏楽部 ――
著者は初野晴(はつの・せい)さん、2017年2月に発行されました。
副題に『ハルチカ番外篇』とありますように、
吹奏楽部の元気少女チカちゃんと
チカちゃんの幼馴染であるハルタくんが主人公の
《ハルチカ》シリーズの初の番外篇です。
「このたびィ、えいがにィなりましたでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:しかも実写で!)
そうよぉ、アニメじゃないのよぉ、
実写映画なのよぉ♪
とはいうものの、不安だわ……。
TVのCMや、予告編トレイラーを見る限り、
《ハルチカ》が恋愛映画になっちゃってる……?
原作を愛するファンの方々は、
いやそうじゃないんだ、
恋愛っていうラベルで一括りにして欲しくないモノなんだ、
特別な何かなんだ、と
大いに力説したいところでしょうが、
「りきせつゥしちゃッてまスよゥ、ネーさッ!」
「がるるー!」(←訳:冷静にー!)
えーと、そうね、
ここは海より広い度量を見せつけることにして、
映画化を喜び、
この『番外篇』が刊行されたことを寿ぎましょうか。
「かきおろしィ、なのでスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:主客反転!)
ええ、この御本に収録されている短編5作品のうち、
4つの作品では、
本篇《ハルチカ》シリーズでは準主役であった
吹奏楽部員さんたちが
“タイトルロールを背負う”危険な任務に就いています。
「ほぼほぼォ~しゅやくゥ!」
「がるぐる!」(←訳:大任だよ!)
だいじょうぶ!
主役の重圧も、彼らなら軽くハネとばしてくれるわ♪
まずは5作品の一番手、
『ポチ犯科帳』では、
南高吹奏楽部で打楽器を担当するカイユくん、
バストロンボーン奏者の後藤さんが。
二番手の『風変わりな再会の集い』では
クラリネット奏者の芹澤さんと
トランペット奏者の片桐くんが。
1篇飛ばして、
四番手の『巡るピクトグラム』では
アルトサックス奏者のマレンくんと
オーボエ奏者の成島さんが。
そして表題作品でもある五番手の『ひとり吹奏楽部』では、
成島さんと、
とある《?》な人物が
物語を織り成します。
「ひとりひとりがァ、しゅやくさんッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:全員重要人物!)
吹奏楽は、ソロパートもあるけれど、
“みんな”でやらなくちゃ
先には進めません。
ひとりずつの、ものがたり、想い、日常を積み重ね、
南高吹奏楽部の《音》が出来上がってゆく。
せーの、で演奏を始めるまでの、
練習するために音楽室のドアをくぐるまでの、
騒々しくも清々しい、
二度と訪れない日々の記録は、
《ハルチカ》フアン諸氏さんに、
シリーズ未読の御方にもおすすめです。
荒い波も、
暗い雲も、
吹奏楽を追い風にして――
「のりきッちゃおうゥ!」
「がるるる!」(←訳:軽々とね!)