「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうゥはァ~しゅくじつゥ~!」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!建国記念の日~!)
こんにちは、ネーさです。
世界の各国にそれぞれ建国を記念する日がある中で、
日本は今日2月11日が記念の祝日!
本日の読書タイムは記念の日に相応しく、
《日本の美》を物語るこちらの御本を、
さあ、どうぞ~♪
―― 日本の装飾と文様 ――
解説と監修は海野弘(うんの・ひろし)さん、2018年3月に発行されました。
『TRADITIONAL JAPANESE DECORATIONS AND PATTERNS』と
英語題名が付されています。
パイインターナショナル社さんから刊行されている
海野弘さん監修の“読むビジュアル・ブック”シリーズは、
最新刊『おとぎ話のモノクロームイラスト傑作選』をはじめ、
『おとぎ話の古書案内』や『ヨーロッパの幻想美術』、
『グスタフ・クリムトの世界』など、
欧米のアートをテーマとしております、が。
この御本だけは、ちょっと別!と申しましょうか、
上記のアートブックよりもサイズを小さ目に、
縄文弥生の時代から、
近代に到るまでの《日本の美》、
とりわけ、装飾と文様を詳しく取り上げています。
「にほんッてェ、いがいにィ~!」
「ぐるるる!」(←訳:カラフル!)
侘び寂びの、枯れた色彩こそ日本らしさ――
そんなこと全然ないわ!
と私たち読み手に教えてくれるのは、
弥生時代の土器たち。
メリハリのあるシルエットに、
リズミカルな文様、
朱色の使い方も明るくて、
エネルギッシュな印象♪
「きらきらァ~もォ、だいじィでス!」
「がるるぐーるるるる!」(←訳:新たなムーヴメント!)
古墳時代、そして飛鳥、奈良時代には
大陸から金属文化やシルクロードの文化、
仏教の装飾も伝えられるようになりました。
すると……
「からくさァもんようゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:圧巻です!)
正倉院、平安の貴族文化……と、
文様は進化し、
私たちの知る《日本の美》が立ち現われてきます。
そして、鎌倉を経て、
室町時代が始まれば、
茶の湯の文化が、
南蛮の文化が、
日本的な文様、装飾をより明確になってゆく――
「さむらいィのォ、ぶんかァもォ~」
「がるるるるるる!」(←訳:見落とさないで!)
本文146ページの『戦国武将のデザイン』では、
上杉謙信公、織田信長公の陣羽織、
具足、兜などが紹介されています。
おお、太閤秀吉さんの胴服も美しい~!
「ふァ~…ためいきィ~…」
「ぐるがる!」(←訳:斬新だね!)
本文の中盤から後半を占めているのは、
桃山文化から江戸文化へ連なる《日本の美》完成の流れです。
本阿弥光悦さんと俵屋宗達さん、
柿右衛門と浮世絵、
江戸の文化と上方の文化、
幕末の北斎さんと
明治の小村雪岱(せったい)さん。
水がめぐるように、
新生・成長・成熟を繰り返す《美》のかたち。
「たぶんッ、これからもォ!」
「がるぐる!」(←訳:続くはず!)
装飾&文様美術の事典として、
また、日本美術を知るための評論書としても楽しく読める
全編カラーのアートブック、
アート好きな活字マニアさんに、
ぜひ、手に取っていただきたい快作です。
本屋さんのアートコーナーで
探してみてくださいね~♫
きょうゥはァ~しゅくじつゥ~!」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!建国記念の日~!)
こんにちは、ネーさです。
世界の各国にそれぞれ建国を記念する日がある中で、
日本は今日2月11日が記念の祝日!
本日の読書タイムは記念の日に相応しく、
《日本の美》を物語るこちらの御本を、
さあ、どうぞ~♪
―― 日本の装飾と文様 ――
解説と監修は海野弘(うんの・ひろし)さん、2018年3月に発行されました。
『TRADITIONAL JAPANESE DECORATIONS AND PATTERNS』と
英語題名が付されています。
パイインターナショナル社さんから刊行されている
海野弘さん監修の“読むビジュアル・ブック”シリーズは、
最新刊『おとぎ話のモノクロームイラスト傑作選』をはじめ、
『おとぎ話の古書案内』や『ヨーロッパの幻想美術』、
『グスタフ・クリムトの世界』など、
欧米のアートをテーマとしております、が。
この御本だけは、ちょっと別!と申しましょうか、
上記のアートブックよりもサイズを小さ目に、
縄文弥生の時代から、
近代に到るまでの《日本の美》、
とりわけ、装飾と文様を詳しく取り上げています。
「にほんッてェ、いがいにィ~!」
「ぐるるる!」(←訳:カラフル!)
侘び寂びの、枯れた色彩こそ日本らしさ――
そんなこと全然ないわ!
と私たち読み手に教えてくれるのは、
弥生時代の土器たち。
メリハリのあるシルエットに、
リズミカルな文様、
朱色の使い方も明るくて、
エネルギッシュな印象♪
「きらきらァ~もォ、だいじィでス!」
「がるるぐーるるるる!」(←訳:新たなムーヴメント!)
古墳時代、そして飛鳥、奈良時代には
大陸から金属文化やシルクロードの文化、
仏教の装飾も伝えられるようになりました。
すると……
「からくさァもんようゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:圧巻です!)
正倉院、平安の貴族文化……と、
文様は進化し、
私たちの知る《日本の美》が立ち現われてきます。
そして、鎌倉を経て、
室町時代が始まれば、
茶の湯の文化が、
南蛮の文化が、
日本的な文様、装飾をより明確になってゆく――
「さむらいィのォ、ぶんかァもォ~」
「がるるるるるる!」(←訳:見落とさないで!)
本文146ページの『戦国武将のデザイン』では、
上杉謙信公、織田信長公の陣羽織、
具足、兜などが紹介されています。
おお、太閤秀吉さんの胴服も美しい~!
「ふァ~…ためいきィ~…」
「ぐるがる!」(←訳:斬新だね!)
本文の中盤から後半を占めているのは、
桃山文化から江戸文化へ連なる《日本の美》完成の流れです。
本阿弥光悦さんと俵屋宗達さん、
柿右衛門と浮世絵、
江戸の文化と上方の文化、
幕末の北斎さんと
明治の小村雪岱(せったい)さん。
水がめぐるように、
新生・成長・成熟を繰り返す《美》のかたち。
「たぶんッ、これからもォ!」
「がるぐる!」(←訳:続くはず!)
装飾&文様美術の事典として、
また、日本美術を知るための評論書としても楽しく読める
全編カラーのアートブック、
アート好きな活字マニアさんに、
ぜひ、手に取っていただきたい快作です。
本屋さんのアートコーナーで
探してみてくださいね~♫