「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふくはァ~うちィ~ッ♪」
「がるる!ぐるるぅ!」(←訳:虎です!福は内ぃ!)
こんにちは、ネーさです。
冬至の頃に比べれば、日の出が早く日の入りが遅くなって
もうすぐ春なんだわ~♫と
実感させられるのが節分ですね。
たくさんの福が来てくれるよう祈りながら、
さあ、本日の読書タイムは
こちらの建築写真集を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/84/43ad76cb66e832438ce74bd30d189e3e.jpg)
―― 日本の最も美しい赤レンガの名建築 ――
著者は歴史的建築研究会の皆さん、2018年10月に発行されました。
『75 Most Beautiful Brick Archtectures in Japan』と
英語題名が付されています。
「ひょうしィはァ、もッちろんッ!」
「ぐるる~!」(←訳:東京駅~!)
レンガの建築物を知っていますか?と質問されたら、
さて、なんと答えましょう。
私ネーさとしては、
東京都民さんは、
いえ、東日本にお住まいの方々からは、
そりゃ東京駅でしょ!
って答えが返ってくるのじゃないかと思ったんですけど。
甘かった……!
日本にこれほど赤レンガ建築が現存しているとは、
思ってもみませんでした。
「むむゥ! とうきょうゥえきィいがいィにもォ!」
「がるるるぐる!」(←訳:美麗建築多し!)
この御本では、冒頭部分に
《煉瓦の世界史・日本史》
《煉瓦建築・人物伝》
《5分で分かる煉瓦建築物の見方》
といったレンガ建築の基礎知識を掲載した後、
『関東』
『北海道・東北』
『中部』
『近畿』
『四国・中国・九州』のパートに分けて
赤レンガの名建築が紹介されています。
「まるでェ、よーろッぱのォまちかどォ!」
「ぐるがぅるるぐるる!」(←訳:日本じゃないみたい!)
確かに、どのレンガ建築も欧風な外観ですが、
《煉瓦の世界史》によれば、
レンガの起源は古代メソポタミア文明の時代――
およそ6000年の昔。
煉瓦技術は、
メソポタミア→エジプト→地中海沿岸→インドや中国
という具合に伝わり、
ヨーロッパにおける煉瓦の生産技術は
ローマから拡大して現在に到っているのだとか。
日本では、というと、
幕末に造られた『韮山(にらやま)反射炉』が
最初期の煉瓦建築物でした。
「せかいィいさんッ、でスねッ♪」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:産業遺産でもあるし!)
この御本で取り上げられている日本のレンガ建築は、
“美しい”と評されているだけあって、
殆どが文化施設、商業施設の類です。
法務省旧本館(東京・千代田区)、
立教大学の本館・礼拝堂ほか(東京・豊島区)、
ガスミュージアム(東京・小平市)……
あら?
牛久シャトー旧醸造場施設(茨城県・牛久)は
日本初の本格的ワイン醸造場ですって♪
「ほほォ♫ おにあいィでス~♪」
「ぐるるるがぅるーるぐるる!」(←訳:レンガのシャトーとワイン!)
西日本エリアでは、
京都国立博物館明治古都館(京都・東山)、
同志社大学の彰栄館やクラーク記念館ほか(京都・上京区)
琵琶湖疏水関連の施設(京都・左京区など)、
大阪市中央公会堂(大阪・北区)
といったあたりが目を惹き……ややっ?
「こッ、これはッ!」
「がるぐるるるるる??」(←訳:奈良少年刑務所跡??)
現存する日本最古の監獄建築の、
まあなんと赤レンガの表門の、庁舎の、
美しいこと!
重要文化財に指定されているのも頷けるわ!
「れんがァけんちくゥはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:内装も素敵!)
本文のラストを飾っているのは
熊本大学の五高記念館ほか(熊本県・熊本市)。
階段教室のベンチ、
教室の窓の形にも
職人さんの手仕事の気配が……。
「これからもォ、ずッとォ!」
「がるるぐるる~!」(←訳:大事にしたい~!)
煉瓦の赤い壁、
頑丈な木の梁、
アメ色の艶を放つ階段の手摺りの写真に、
なぜか、こころがホッとします。
建築好きな御方も
旅好きな御方も
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
おすすめです♫
ふくはァ~うちィ~ッ♪」
「がるる!ぐるるぅ!」(←訳:虎です!福は内ぃ!)
こんにちは、ネーさです。
冬至の頃に比べれば、日の出が早く日の入りが遅くなって
もうすぐ春なんだわ~♫と
実感させられるのが節分ですね。
たくさんの福が来てくれるよう祈りながら、
さあ、本日の読書タイムは
こちらの建築写真集を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/84/43ad76cb66e832438ce74bd30d189e3e.jpg)
―― 日本の最も美しい赤レンガの名建築 ――
著者は歴史的建築研究会の皆さん、2018年10月に発行されました。
『75 Most Beautiful Brick Archtectures in Japan』と
英語題名が付されています。
「ひょうしィはァ、もッちろんッ!」
「ぐるる~!」(←訳:東京駅~!)
レンガの建築物を知っていますか?と質問されたら、
さて、なんと答えましょう。
私ネーさとしては、
東京都民さんは、
いえ、東日本にお住まいの方々からは、
そりゃ東京駅でしょ!
って答えが返ってくるのじゃないかと思ったんですけど。
甘かった……!
日本にこれほど赤レンガ建築が現存しているとは、
思ってもみませんでした。
「むむゥ! とうきょうゥえきィいがいィにもォ!」
「がるるるぐる!」(←訳:美麗建築多し!)
この御本では、冒頭部分に
《煉瓦の世界史・日本史》
《煉瓦建築・人物伝》
《5分で分かる煉瓦建築物の見方》
といったレンガ建築の基礎知識を掲載した後、
『関東』
『北海道・東北』
『中部』
『近畿』
『四国・中国・九州』のパートに分けて
赤レンガの名建築が紹介されています。
「まるでェ、よーろッぱのォまちかどォ!」
「ぐるがぅるるぐるる!」(←訳:日本じゃないみたい!)
確かに、どのレンガ建築も欧風な外観ですが、
《煉瓦の世界史》によれば、
レンガの起源は古代メソポタミア文明の時代――
およそ6000年の昔。
煉瓦技術は、
メソポタミア→エジプト→地中海沿岸→インドや中国
という具合に伝わり、
ヨーロッパにおける煉瓦の生産技術は
ローマから拡大して現在に到っているのだとか。
日本では、というと、
幕末に造られた『韮山(にらやま)反射炉』が
最初期の煉瓦建築物でした。
「せかいィいさんッ、でスねッ♪」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:産業遺産でもあるし!)
この御本で取り上げられている日本のレンガ建築は、
“美しい”と評されているだけあって、
殆どが文化施設、商業施設の類です。
法務省旧本館(東京・千代田区)、
立教大学の本館・礼拝堂ほか(東京・豊島区)、
ガスミュージアム(東京・小平市)……
あら?
牛久シャトー旧醸造場施設(茨城県・牛久)は
日本初の本格的ワイン醸造場ですって♪
「ほほォ♫ おにあいィでス~♪」
「ぐるるるがぅるーるぐるる!」(←訳:レンガのシャトーとワイン!)
西日本エリアでは、
京都国立博物館明治古都館(京都・東山)、
同志社大学の彰栄館やクラーク記念館ほか(京都・上京区)
琵琶湖疏水関連の施設(京都・左京区など)、
大阪市中央公会堂(大阪・北区)
といったあたりが目を惹き……ややっ?
「こッ、これはッ!」
「がるぐるるるるる??」(←訳:奈良少年刑務所跡??)
現存する日本最古の監獄建築の、
まあなんと赤レンガの表門の、庁舎の、
美しいこと!
重要文化財に指定されているのも頷けるわ!
「れんがァけんちくゥはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:内装も素敵!)
本文のラストを飾っているのは
熊本大学の五高記念館ほか(熊本県・熊本市)。
階段教室のベンチ、
教室の窓の形にも
職人さんの手仕事の気配が……。
「これからもォ、ずッとォ!」
「がるるぐるる~!」(←訳:大事にしたい~!)
煉瓦の赤い壁、
頑丈な木の梁、
アメ色の艶を放つ階段の手摺りの写真に、
なぜか、こころがホッとします。
建築好きな御方も
旅好きな御方も
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
おすすめです♫