「こんにちわッ、テディちゃでス!
またァ、みえないィのでス!」
「がるる!ぐるるるがる~??」(←訳:虎です!お月さまどこ~??)
こんにちは、ネーさです。
今日2月19日のお月さまはスーパームーン!
なのに、何故なんでしょう、雨模様って……
ガッカリしちゃいましたが、
そのガッカリを、さあ、読書でリカバリーです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 竜のグリオールに絵を描いた男 ――
著者はルーシャス・シェパードさん、原著は2012年に、
画像の日本語版は2018年9月に発行されました。
英語題名は『THE MAN WHO PAINTED THE DRAGON GRIAULE AND OTHER STORIES』、
著者シェパードさん(1943~2014)の代表作
《竜のグリオール》シリーズ全7作品のうち、
この御本には前半の4作品が収録されています。
「でッきゃいィ~どらごんッ!」
「ぐるるぅるるがるるる!」(←訳:スペシャルなLサイズ!)
竜って、まあ私ネーさも会ったことはないんですけど、
どうやらチビっコから特大級まで、
いろんなサイズがいるらしいのよね。
この物語の“主役”たる竜のグリオールは、
特大の中の特大サイズ。
背中までの高さが750フィート(約230メートル)、
鼻から尻尾の先までが6000フィート(約1830メートル)……って、
フィートなんていう単位に縁のない私たち日本人には『へ?』、
フィートを常用している欧米の方々にも『はぁ?』な、
超特大サイズです。
何月何年どころか、
何世紀もかけて
それほどの大きさにまで育ち上がった巨竜グリオールは、
これはもう宿命と申しましょうか、
或いは運命と呼ぶべきでしょうか、
対決の日を迎えました。
「あいてはァ、まほうゥつかいィ!!」
「がるるぅ!」(←訳:激突だぁ!)
ドラゴン対魔法使い。
御伽噺の、ファンタジーの、
いえ、あらゆる物語の“こうあるべき筋立て”です。
でも……
世紀の対決は、
中途半端な形で終わってしまいました。
魔法使いは行方知れずに。
グリオールはといえば、
心臓は止まり、
呼吸も途絶えたのですが、
精神の動きはおさまらず、
暗い霊気をなおも周囲に送り出し続ける……。
「そッ、それはァ~…」
「ぐるるるがるぅ!」(←訳:災厄の源だよぅ!)
動けなくても、竜は竜。
人間の手には余る存在です。
それを、なんとかしよう!と立ちあがったのが、
表題作品
『竜のグリオールに絵を描いた男』に登場する
メリック・キャタネイさん。
槍ではなく、
銃でもなく、
絵筆と絵の具で
竜を“退治”してみませんか?
と、竜の害に悩む国人たちを説き伏せます。
「えふでとォ、えのぐゥでェ??」
「がるるるぐるる?」(←訳:出来るのかなあ?)
いまや草木に覆われ、
大地に同化しかかっている巨竜と、
ひとりの美術家。
彼らの“対決”、
いえ、“対峙”の結末は――
「ゆだんッしちゃだめェでスよゥ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:竜は竜なんだから!)
1985年度のヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞他、
数々の文学賞を受賞した『竜のグリオールに絵を描いた男』、
その連作となる3作品と、
著者シェパードさんによる『作品に関する覚え書き』、
おおしまゆたかさんの解説文も含め、
SF好き&ファンタジー好きな活字マニアさんに
ぜひのおすすめです♪
本屋さんで、図書館で、
探してみてくださいね~!
またァ、みえないィのでス!」
「がるる!ぐるるるがる~??」(←訳:虎です!お月さまどこ~??)
こんにちは、ネーさです。
今日2月19日のお月さまはスーパームーン!
なのに、何故なんでしょう、雨模様って……
ガッカリしちゃいましたが、
そのガッカリを、さあ、読書でリカバリーです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 竜のグリオールに絵を描いた男 ――
著者はルーシャス・シェパードさん、原著は2012年に、
画像の日本語版は2018年9月に発行されました。
英語題名は『THE MAN WHO PAINTED THE DRAGON GRIAULE AND OTHER STORIES』、
著者シェパードさん(1943~2014)の代表作
《竜のグリオール》シリーズ全7作品のうち、
この御本には前半の4作品が収録されています。
「でッきゃいィ~どらごんッ!」
「ぐるるぅるるがるるる!」(←訳:スペシャルなLサイズ!)
竜って、まあ私ネーさも会ったことはないんですけど、
どうやらチビっコから特大級まで、
いろんなサイズがいるらしいのよね。
この物語の“主役”たる竜のグリオールは、
特大の中の特大サイズ。
背中までの高さが750フィート(約230メートル)、
鼻から尻尾の先までが6000フィート(約1830メートル)……って、
フィートなんていう単位に縁のない私たち日本人には『へ?』、
フィートを常用している欧米の方々にも『はぁ?』な、
超特大サイズです。
何月何年どころか、
何世紀もかけて
それほどの大きさにまで育ち上がった巨竜グリオールは、
これはもう宿命と申しましょうか、
或いは運命と呼ぶべきでしょうか、
対決の日を迎えました。
「あいてはァ、まほうゥつかいィ!!」
「がるるぅ!」(←訳:激突だぁ!)
ドラゴン対魔法使い。
御伽噺の、ファンタジーの、
いえ、あらゆる物語の“こうあるべき筋立て”です。
でも……
世紀の対決は、
中途半端な形で終わってしまいました。
魔法使いは行方知れずに。
グリオールはといえば、
心臓は止まり、
呼吸も途絶えたのですが、
精神の動きはおさまらず、
暗い霊気をなおも周囲に送り出し続ける……。
「そッ、それはァ~…」
「ぐるるるがるぅ!」(←訳:災厄の源だよぅ!)
動けなくても、竜は竜。
人間の手には余る存在です。
それを、なんとかしよう!と立ちあがったのが、
表題作品
『竜のグリオールに絵を描いた男』に登場する
メリック・キャタネイさん。
槍ではなく、
銃でもなく、
絵筆と絵の具で
竜を“退治”してみませんか?
と、竜の害に悩む国人たちを説き伏せます。
「えふでとォ、えのぐゥでェ??」
「がるるるぐるる?」(←訳:出来るのかなあ?)
いまや草木に覆われ、
大地に同化しかかっている巨竜と、
ひとりの美術家。
彼らの“対決”、
いえ、“対峙”の結末は――
「ゆだんッしちゃだめェでスよゥ!」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:竜は竜なんだから!)
1985年度のヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞他、
数々の文学賞を受賞した『竜のグリオールに絵を描いた男』、
その連作となる3作品と、
著者シェパードさんによる『作品に関する覚え書き』、
おおしまゆたかさんの解説文も含め、
SF好き&ファンタジー好きな活字マニアさんに
ぜひのおすすめです♪
本屋さんで、図書館で、
探してみてくださいね~!