「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
あァ~…ちゅうしィだなんてェ~…」
「がるる!ぐるるる~…」(←訳:虎です!悲しいね~…)
こんにちは、ネーさです。
ラグビーW杯でニュージーランド×イタリア戦が中止、
鈴鹿で行われるF1グランプリも流動的、
他にもいろいろなイベントの開催が危ぶまれていますね。
スポーツのために、というのではなく、
誰にも、どこにも、被害がありませんように……と
今日もまた祈りながら、
さあ、ここからは読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫
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―― スズメの事ム所 ――
著者は朱川湊人(しゅかわ・みなと)さん、
2019年7月に発行されました。
『駆け出し探偵と下町の怪人たち』と副題が付されています。
「おおッ! このォふんいきィはッ?」
「ぐるがるぐる!」(←訳:甦るあの名作!)
活字マニアの皆さまは、
サイトウユウスケさんによる
表紙画の雰囲気から、
おややっ?と思われたことでしょう。
夜空を背景に、
うら若い女性と
怪しい人物、
そして、小林少年が描かれていて……
ん?
小林少年じゃないわね、これ?
「べつじんッでスゥ!」
「がるるっ?」(←訳:何者だっ?)
表紙に描かれているのは、
少年探偵団の小林少年ではなく、
ましてや明智小五郎さんでもなく。
黒葛原涼(つづらはら・すずむ)さん。
「むゥ~…あけちィさんじゃないィのでスかァ~…」
「ぐる~…」(←訳:残念~…)
ええ、巨匠・江戸川乱歩さんの創造した
名探偵さんや怪人さんとは
まったく無縁、な黒葛原さんですが。
チビっ子の頃から
明智小五郎さんとホームズさんの大ファン♪で、
小学6年生の時には、
ぼく探偵になる!
と家族の前で宣言したほどでした。
その思いは、
こころの片隅に、
いえ、ド真ん中に残っていたらしく。
「わはッ♪ もしかしてッ」
「がっるぅっる~?」(←訳:なっちゃった~?)
不動産会社に勤務中の黒葛原さん、
まもなく会社が倒産、
黒葛原さんも失業者に……という状況です。
それを“リセット&再スタート”の機会、
と捉えた黒葛原さんは、
本当に探偵事務所を……?
「ちゃれんじィ、でスねッ!」
「ぐるるる~!」(←訳:がんばれ~!)
失業と同時に
住まいを東麻布から
荒川区の町良(まちら)へ移した黒葛原さんのもとに、
おあつらえの《謎》が降ってきた、のは
はたして偶然でしょうか。
夜、町良の或る道を
ゆっくり、のっそり歩いていたのは、
怪しの影……
目撃者いわく、
耳のところがピカピカ光って、
ときどきピコピコと音もする、
その怪人は……
鉄仮面!
「……てッかめんがァ~…」
「がるるるるぐるるる??」(←訳:ピカピカのピコピコ??)
ピカピカやピコピコに
どのような意味があるのか?
謎の怪人の正体は?
黒葛原さんの推理が冴える
第一話『都電の町と鉄仮面』をスタートラインに、
6つの連作短編ミステリから成るこの御本には、
江戸川乱歩さんへのオマージュが
そこここに仕掛けられています。
レトロでノスタルジックな
ミステリが大好き!という御方に
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね。
あァ~…ちゅうしィだなんてェ~…」
「がるる!ぐるるる~…」(←訳:虎です!悲しいね~…)
こんにちは、ネーさです。
ラグビーW杯でニュージーランド×イタリア戦が中止、
鈴鹿で行われるF1グランプリも流動的、
他にもいろいろなイベントの開催が危ぶまれていますね。
スポーツのために、というのではなく、
誰にも、どこにも、被害がありませんように……と
今日もまた祈りながら、
さあ、ここからは読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― スズメの事ム所 ――
著者は朱川湊人(しゅかわ・みなと)さん、
2019年7月に発行されました。
『駆け出し探偵と下町の怪人たち』と副題が付されています。
「おおッ! このォふんいきィはッ?」
「ぐるがるぐる!」(←訳:甦るあの名作!)
活字マニアの皆さまは、
サイトウユウスケさんによる
表紙画の雰囲気から、
おややっ?と思われたことでしょう。
夜空を背景に、
うら若い女性と
怪しい人物、
そして、小林少年が描かれていて……
ん?
小林少年じゃないわね、これ?
「べつじんッでスゥ!」
「がるるっ?」(←訳:何者だっ?)
表紙に描かれているのは、
少年探偵団の小林少年ではなく、
ましてや明智小五郎さんでもなく。
黒葛原涼(つづらはら・すずむ)さん。
「むゥ~…あけちィさんじゃないィのでスかァ~…」
「ぐる~…」(←訳:残念~…)
ええ、巨匠・江戸川乱歩さんの創造した
名探偵さんや怪人さんとは
まったく無縁、な黒葛原さんですが。
チビっ子の頃から
明智小五郎さんとホームズさんの大ファン♪で、
小学6年生の時には、
ぼく探偵になる!
と家族の前で宣言したほどでした。
その思いは、
こころの片隅に、
いえ、ド真ん中に残っていたらしく。
「わはッ♪ もしかしてッ」
「がっるぅっる~?」(←訳:なっちゃった~?)
不動産会社に勤務中の黒葛原さん、
まもなく会社が倒産、
黒葛原さんも失業者に……という状況です。
それを“リセット&再スタート”の機会、
と捉えた黒葛原さんは、
本当に探偵事務所を……?
「ちゃれんじィ、でスねッ!」
「ぐるるる~!」(←訳:がんばれ~!)
失業と同時に
住まいを東麻布から
荒川区の町良(まちら)へ移した黒葛原さんのもとに、
おあつらえの《謎》が降ってきた、のは
はたして偶然でしょうか。
夜、町良の或る道を
ゆっくり、のっそり歩いていたのは、
怪しの影……
目撃者いわく、
耳のところがピカピカ光って、
ときどきピコピコと音もする、
その怪人は……
鉄仮面!
「……てッかめんがァ~…」
「がるるるるぐるるる??」(←訳:ピカピカのピコピコ??)
ピカピカやピコピコに
どのような意味があるのか?
謎の怪人の正体は?
黒葛原さんの推理が冴える
第一話『都電の町と鉄仮面』をスタートラインに、
6つの連作短編ミステリから成るこの御本には、
江戸川乱歩さんへのオマージュが
そこここに仕掛けられています。
レトロでノスタルジックな
ミステリが大好き!という御方に
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね。