テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 日本画に、《色》を見る ―

2019-10-30 22:52:33 | ミュゼ
「こんにちわッ、 テディちゃでス!
 うえェ~んッ! あーとのォかみさまッ!」
「がるる!ぐるるるるるる!」(←訳:虎です!お守りください!)

 こんにちは、ネーさです。
 米国カリフォルニア州で発生した山火事が、
 世界有数の美術館ゲティ・センターに迫っているとの報道に、
 もう動悸が止まりません……
 古代から中世、近代
 そして現代にいたるまでの世の至宝の数々を、
 どうか芸術の神様お守りくださいと、
 祈って祈って祈りながら、
 本日は読書をサボり、
 こちらの展覧会情報を、さあ、どうぞ~!

  


  
    ―― 東山魁夷の青 奥田元宋の赤 ――



 東京・渋谷区広尾の山種美術館にて、
 会期は2019年11月2日~12月22日
 (月曜休館、ただし11/4は開館し、翌11/5は休館)、
 『Reading Nihonga Through Color――Kaii's Blue and Genso's Red』
 と英語題名が、
 『――色で読み解く日本画――』と
 日本語副題が付されています。

 前回の展覧会情報では、
 長野の東山魁夷館リニューアルオープン展を
 お報せいたしました。
 ならば今回も、ええ、
 東山さんつながりで!

「あおォとォ、あかッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:季節の色だね!)

  

 東山魁夷(ひがしやま・かいい)さん(1908~1999)

 奥田元宋(おくだ・げんそう)さん(1912~2003)

 お二方とも、
 20世紀を代表する日本画家さんですが、
 その作品は、
 ↓こんな風に形容されることもあります。

 《東山魁夷の青、奥田元宋の赤》――

「こだわりィ、あるのでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:独自の色遣い!)

  

 この展覧会では、
 近代・現代の日本画から
 印象的に色が表された作品を取り上げ、
 画家さんと色の密接な関わりをひもといてゆきます。

 魁夷さんの『緑潤う』『年暮る』の青、
 元宋さんの『奥入瀬(秋)』赤、
 の他に、
 竹内栖鳳さんの『鴨雛』に見る黄色、
 奥村土牛さんの『舞妓』に見る黒、
 山口蓬春さんの『卓上』に見る緑、
 などの展示作品から
 読み解く《色》とは――

「にほんがァすきなァ、あーとまにあさんはァ~」
「ぐるるるがるるるる!」(←訳:お出掛けしてみてね!)

 山種美術館の最寄り駅は、
 東京メトロの恵比寿駅になります。
 駅から美術館までは約徒歩10分、
 お散歩気分で、ぜひ♪




    では、オマケ画像も季節感たっぷりに!
    明日10月31日はハロウィン……あらっ?
   
    「わほゥ!はやくもォ、くりすますゥ?」
    「がるっるる!」(←訳:と思ったら!)
   
    「えッ?もうゥ~おしょうがつッ?」
    「ぐるっるる!」(←訳:と思ったら!)
   
    「ふァ~…だるまさんッてェ~…」
    「がるぐーるる??」(←訳:受験シーズン??)
    駅ビルの雑貨屋さんでは
    季節が入り乱れているようですが、
    朝夕の寒さが増してきました。
    皆さま、風邪に気を付けてくださいね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする