「こんにちわァ、テディちゃでス!
さいたましィはァ~おおさわぎィ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!大歓声です~!)
こんにちは、ネーさです。
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2019は
なんと!
エガン・ベルナルさん(ツール優勝者!)と
プリモシュ・ログリッチェさん(ブエルタ優勝者!)を押さえ、
新城幸也さんが優勝~!!
大会開設7年目にして初の日本人優勝に
今日もまた盛大な拍手を送りながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♪
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―― ウィアリム・モリス ――
解説・監修は海野弘(うんの・ひろし)さん、
2013年3月に発行されました。
『クラシカルで美しいパターンとデザイン』と
副題が付されています。
拙ブログでたびたび御紹介しております
海野弘さんによる《西洋アンティーク図版本》シリーズの、
なかでもウィリアム・モリスさんを特集したこの御本は、
評判も売れ行きも好調で、
2019年前期の時点で7刷になっていますよ。
「わんだふるゥ~♫」
「ぐるる!」(←訳:快挙だ!)
アート本のジャンルで7刷って、
本当に凄いことだと思うんですけれど、
ええ、この内容なら大納得です♪
御本冒頭の、
『ウィリアム・モリスの4つの世界』
に始まり、
第1章『モリスのデザイン』
第2章『モリスの本の世界』
第3章『モリスの旅は続く』
という3つの章を一読すれば、
モリスさんの生涯と業績が
とても分かりやすく、
すっきりと脳裏に染み込んでゆきます。
とりわけて素晴らしいのは、
本文の半分以上を占める
モリスさんのパターン・デザイン!
「ふァいッ! てんらんかいィでェ、みましたでス!」
「がるるぐるるるる!」(←訳:薔薇やアカンサス!)
そうですね、
モリスさん作品の展覧会で、
あるいは英国リバティー社製作の
テキスタイルや壁紙などで
欧米・日本でもよく知られている図案を、
海野さんはただ並べるだけではなく、
テーマ、
デザインの傾向、
色調など、
熟慮に熟慮を重ねて、
非常に効果的な順序で
取り上げて行くんです。
はっきり言っちゃいますと、
私ネーさが持っているモリスさんの展覧会の図録よりも、
こちらの方が、
モリスさんの仕事の全体像、
志向と嗜好、
どんなものを創り出そうと試みていたのか、
といった事柄が
グイグイと身に迫ってきます。
「ちゃれんじゃーだッたのでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:冒険者でした!)
モノが溢れる現代ならば当たり前のことでも、
ヴィクトリア朝の、
産業革命が闇雲に推し進められている時代、
科学と新発明が大歓迎されている時代に、
敢えて中世以前の時代の
《古典》を模範とするデザインを再生させ、
広めようとするのか。
草花を主なモチーフとする作品に、
モリスさんはどんな思い、願いを込めたのか――
「ひゃくねんッすぎてもォ~」
「がるるるるる!」(←訳:色褪せない美!)
図版に添えられた海野さんによる解説の文章、
モリスさんをめぐる人物たちを描いたコラムも
必見必読ですよ。
アート好きさん、
テキスタイルデザイン好きな活字マニアさんは
書店さんのアート本コーナーで
探してみてくださいね。
おすすめです♪
さいたましィはァ~おおさわぎィ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!大歓声です~!)
こんにちは、ネーさです。
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2019は
なんと!
エガン・ベルナルさん(ツール優勝者!)と
プリモシュ・ログリッチェさん(ブエルタ優勝者!)を押さえ、
新城幸也さんが優勝~!!
大会開設7年目にして初の日本人優勝に
今日もまた盛大な拍手を送りながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♪

―― ウィアリム・モリス ――
解説・監修は海野弘(うんの・ひろし)さん、
2013年3月に発行されました。
『クラシカルで美しいパターンとデザイン』と
副題が付されています。
拙ブログでたびたび御紹介しております
海野弘さんによる《西洋アンティーク図版本》シリーズの、
なかでもウィリアム・モリスさんを特集したこの御本は、
評判も売れ行きも好調で、
2019年前期の時点で7刷になっていますよ。
「わんだふるゥ~♫」
「ぐるる!」(←訳:快挙だ!)
アート本のジャンルで7刷って、
本当に凄いことだと思うんですけれど、
ええ、この内容なら大納得です♪
御本冒頭の、
『ウィリアム・モリスの4つの世界』
に始まり、
第1章『モリスのデザイン』
第2章『モリスの本の世界』
第3章『モリスの旅は続く』
という3つの章を一読すれば、
モリスさんの生涯と業績が
とても分かりやすく、
すっきりと脳裏に染み込んでゆきます。
とりわけて素晴らしいのは、
本文の半分以上を占める
モリスさんのパターン・デザイン!
「ふァいッ! てんらんかいィでェ、みましたでス!」
「がるるぐるるるる!」(←訳:薔薇やアカンサス!)
そうですね、
モリスさん作品の展覧会で、
あるいは英国リバティー社製作の
テキスタイルや壁紙などで
欧米・日本でもよく知られている図案を、
海野さんはただ並べるだけではなく、
テーマ、
デザインの傾向、
色調など、
熟慮に熟慮を重ねて、
非常に効果的な順序で
取り上げて行くんです。
はっきり言っちゃいますと、
私ネーさが持っているモリスさんの展覧会の図録よりも、
こちらの方が、
モリスさんの仕事の全体像、
志向と嗜好、
どんなものを創り出そうと試みていたのか、
といった事柄が
グイグイと身に迫ってきます。
「ちゃれんじゃーだッたのでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:冒険者でした!)
モノが溢れる現代ならば当たり前のことでも、
ヴィクトリア朝の、
産業革命が闇雲に推し進められている時代、
科学と新発明が大歓迎されている時代に、
敢えて中世以前の時代の
《古典》を模範とするデザインを再生させ、
広めようとするのか。
草花を主なモチーフとする作品に、
モリスさんはどんな思い、願いを込めたのか――
「ひゃくねんッすぎてもォ~」
「がるるるるる!」(←訳:色褪せない美!)
図版に添えられた海野さんによる解説の文章、
モリスさんをめぐる人物たちを描いたコラムも
必見必読ですよ。
アート好きさん、
テキスタイルデザイン好きな活字マニアさんは
書店さんのアート本コーナーで
探してみてくださいね。
おすすめです♪