「こんにちわッ、テディちゃでス!
うわあッ! にじィでスゥ~!!」
「がるる!ぐるるがるる?」(←訳:虎です!しかも皇居に?)
こんにちは、ネーさです。
即位の礼の儀式直前に大雨が止み、
美しい虹が皇居の上空にかかったとニュースで聞いて、
ありがたくも嬉しい気持ちになりました。
これからの令和の時代が、
幸福の萌(きざ)す日々でありますようにと願いながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの新書を、どうぞ~♪
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―― 俺たちはどう生きるか ――
著者は大竹まことさん、2019年7月に発行されました。
新書、というと、難しい理系ノンフィクションや
哲学、文学評論などのテーマが主流なんですけれど、
この御本の内容は、
ほぼエッセイ……と言えましょうか。
「おしごとォのォ、あれこれッ!」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:毎日の思いあれこれ!)
著者・大竹さん、
御自分を《ジジィ》と自嘲気味に自称します。
古希、70歳。
第一章『昔みたいに』では、
若く、無名だった時代の思い出が
訥々(とつとつ)と語られます。
仕事もなく、麻雀ばかりしていたっけ。
安アパートで仲間と一緒に暮らして、
炊いたご飯にマヨネーズと
少しの醤油をたらして食った。
うまかった。
あれから50年以上が過ぎて――
「あわわッ、おおたけさァんッ!」
「がるぐるるる~!」(←訳:炎上してるよ~!)
ちょっぴりしんみり……な第一章から、
第二章『私たちがそれを選んだ』以降は、
大竹さんが得意とする
“キレ芸”が文章に忍び込んできます。
TVでの軽口が
スポーツ新聞で報じられたら、
ツイッターが炎上した?
大竹さん、
ネットが悪いとは思っていない、
と言うのです。
けれど、首を傾げずにはいられません。
なぜみんな、
こぞってSNSにはまるのか。
いいね!を一番に欲しているのは、
自分の評価を人の手にゆだねているのは
誰だ――?
「じつはァ、みィ~んなァ~」
「ぐるがっるるるる?」(←訳:そう思ってるかも?)
インフルエンザにかかったり、
腰痛の手術の痛みや、
お薬の副作用に苦しんだり、
しんどいことが多くても、
大竹さん、吠えます。
力強く宣言します。
私はどこにもくみする者ではない。
自由に発言できる場所、
好きな音楽を楽しみ、
本を読み、
演劇を鑑賞する。
そして、差別を嫌う。
「ふァいッ! そうしてェくださいィ!」
「がるるるるぐるるる!」(←訳:それでこそ大竹さん!)
《僕》ではなく、
《俺》の生き方。
元気と弱気と、
過去と未来と、
演劇への熱い愛が同居するこの御本には、
TVでは決して見せない大竹さんの一面が
気負いなく綴られています。
大竹さんのファンの方々、
エッセイ好きな活字マニアさんは、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
うわあッ! にじィでスゥ~!!」
「がるる!ぐるるがるる?」(←訳:虎です!しかも皇居に?)
こんにちは、ネーさです。
即位の礼の儀式直前に大雨が止み、
美しい虹が皇居の上空にかかったとニュースで聞いて、
ありがたくも嬉しい気持ちになりました。
これからの令和の時代が、
幸福の萌(きざ)す日々でありますようにと願いながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの新書を、どうぞ~♪

―― 俺たちはどう生きるか ――
著者は大竹まことさん、2019年7月に発行されました。
新書、というと、難しい理系ノンフィクションや
哲学、文学評論などのテーマが主流なんですけれど、
この御本の内容は、
ほぼエッセイ……と言えましょうか。
「おしごとォのォ、あれこれッ!」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:毎日の思いあれこれ!)
著者・大竹さん、
御自分を《ジジィ》と自嘲気味に自称します。
古希、70歳。
第一章『昔みたいに』では、
若く、無名だった時代の思い出が
訥々(とつとつ)と語られます。
仕事もなく、麻雀ばかりしていたっけ。
安アパートで仲間と一緒に暮らして、
炊いたご飯にマヨネーズと
少しの醤油をたらして食った。
うまかった。
あれから50年以上が過ぎて――
「あわわッ、おおたけさァんッ!」
「がるぐるるる~!」(←訳:炎上してるよ~!)
ちょっぴりしんみり……な第一章から、
第二章『私たちがそれを選んだ』以降は、
大竹さんが得意とする
“キレ芸”が文章に忍び込んできます。
TVでの軽口が
スポーツ新聞で報じられたら、
ツイッターが炎上した?
大竹さん、
ネットが悪いとは思っていない、
と言うのです。
けれど、首を傾げずにはいられません。
なぜみんな、
こぞってSNSにはまるのか。
いいね!を一番に欲しているのは、
自分の評価を人の手にゆだねているのは
誰だ――?
「じつはァ、みィ~んなァ~」
「ぐるがっるるるる?」(←訳:そう思ってるかも?)
インフルエンザにかかったり、
腰痛の手術の痛みや、
お薬の副作用に苦しんだり、
しんどいことが多くても、
大竹さん、吠えます。
力強く宣言します。
私はどこにもくみする者ではない。
自由に発言できる場所、
好きな音楽を楽しみ、
本を読み、
演劇を鑑賞する。
そして、差別を嫌う。
「ふァいッ! そうしてェくださいィ!」
「がるるるるぐるるる!」(←訳:それでこそ大竹さん!)
《僕》ではなく、
《俺》の生き方。
元気と弱気と、
過去と未来と、
演劇への熱い愛が同居するこの御本には、
TVでは決して見せない大竹さんの一面が
気負いなく綴られています。
大竹さんのファンの方々、
エッセイ好きな活字マニアさんは、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪