「こんにちわッ、テディちゃでス!
かッかッ、かゆゥいィ~ッ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ゴロゴロだよう!)
こんにちは、ネーさです。
今年の花粉は先ず目から来る?
半端ないゴロゴロ感にげっそりしてしまう
こんな日の読書タイムは、
大好きな作家さんのアート評論作品で、
さあ、元気をチャージしましょう~♪
―― もっと知りたい『怖い絵』展 ――
著者は中野京子(なかの・きょうこ)さん、
2019年11月に発行されました。
代表作は、もちろん《怖い絵》シリーズ!
ですが、
2017年、中野さんの“新しい顔“が大評判となって
ニュースにもなりましたよね。
「ながァ~いィ、ぎょうれつゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:上野にズラリ!)
兵庫県立美術館と
上野の森美術館で開催された
『怖い絵』展には、
大勢の美術ファンさんと
美術館に行くのは初めて!なビギナーさんたちが
長~い行列を作り、
評判がまたSNSや口コミで評判を呼んで、
館内はいつも大混雑!
そして、著者・中野さんは、
この『怖い絵』展の企画者さんでもあったのです。
「きかくゥからァ、じつげんッまでェ~」
「がるるぐ~るがるる!」(←訳:これも長~い道のり!)
『怖い絵』展をやりませんか、と
提案されたのは開催から7年前。
その提案が、より現実的になったのは、
5年前のことで、
以来こつこつと、
展示したい作品を選出し、
世界のあちこちの美術館と貸出の交渉をして、
展覧会の骨格は整いつつありました……が。
足りない。
展覧会の“顔“といえるような、
観る者すべてを一瞬で惹きつける、
美しくて《怖い》、
そんな名品、名作が欲しい。
できれば、それは――
「ひょうしィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:表紙のこの絵!)
書籍《怖い絵》シリーズの表紙を飾り、
この御本でも表紙画に使われている
ドラローシュさん作
『レディ・ジェーン・グレイの処刑』。
ロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵する、
日本ではまだ公開されたことのないこの作品を、
展覧会の“顔“に!
「むむむゥ! むずかしィ~!」
「がるぐる!」(←訳:交渉難航!)
御本の巻末には、
中野さんをはじめ
主要な企画者さんたちを右往左往させた顛末を描く
《『怖い絵』展のできるまで》
が収録されていて、
アート好きな方々の共感とため息を誘うこと必定です。
けれども、
この御本の主役はやはり、
『怖い絵』展に集結した作品それぞれの
《怖さ》でしょうか。
ターナーさん、モローさん、
モッサさん、ウォーターハウスさん、
ワッツさん、シムズさん……
画家さんたちの作品に、
画布の背後に、
画家さんたち自身の人生に、
にじみ、ふりかかり、湧き出す《怖さ》……。
「でもォ、めがァはなせないィのでス!」
「ぐるるるるるがるる!」(←訳:知りたくなるんです!)
この絵は、怖い。
怖さの所以を知れば、いっそう怖い。
それでもなお、
その怖さは、忘れ難く、手放し難い――
書籍《怖い絵》シリーズ刊行時から、
展覧会で《怖い絵》を目にしてから、
すっかりファンになっちゃったよ!という方々に、
激おすすめの一冊です。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫
かッかッ、かゆゥいィ~ッ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ゴロゴロだよう!)
こんにちは、ネーさです。
今年の花粉は先ず目から来る?
半端ないゴロゴロ感にげっそりしてしまう
こんな日の読書タイムは、
大好きな作家さんのアート評論作品で、
さあ、元気をチャージしましょう~♪
―― もっと知りたい『怖い絵』展 ――
著者は中野京子(なかの・きょうこ)さん、
2019年11月に発行されました。
代表作は、もちろん《怖い絵》シリーズ!
ですが、
2017年、中野さんの“新しい顔“が大評判となって
ニュースにもなりましたよね。
「ながァ~いィ、ぎょうれつゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:上野にズラリ!)
兵庫県立美術館と
上野の森美術館で開催された
『怖い絵』展には、
大勢の美術ファンさんと
美術館に行くのは初めて!なビギナーさんたちが
長~い行列を作り、
評判がまたSNSや口コミで評判を呼んで、
館内はいつも大混雑!
そして、著者・中野さんは、
この『怖い絵』展の企画者さんでもあったのです。
「きかくゥからァ、じつげんッまでェ~」
「がるるぐ~るがるる!」(←訳:これも長~い道のり!)
『怖い絵』展をやりませんか、と
提案されたのは開催から7年前。
その提案が、より現実的になったのは、
5年前のことで、
以来こつこつと、
展示したい作品を選出し、
世界のあちこちの美術館と貸出の交渉をして、
展覧会の骨格は整いつつありました……が。
足りない。
展覧会の“顔“といえるような、
観る者すべてを一瞬で惹きつける、
美しくて《怖い》、
そんな名品、名作が欲しい。
できれば、それは――
「ひょうしィ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:表紙のこの絵!)
書籍《怖い絵》シリーズの表紙を飾り、
この御本でも表紙画に使われている
ドラローシュさん作
『レディ・ジェーン・グレイの処刑』。
ロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵する、
日本ではまだ公開されたことのないこの作品を、
展覧会の“顔“に!
「むむむゥ! むずかしィ~!」
「がるぐる!」(←訳:交渉難航!)
御本の巻末には、
中野さんをはじめ
主要な企画者さんたちを右往左往させた顛末を描く
《『怖い絵』展のできるまで》
が収録されていて、
アート好きな方々の共感とため息を誘うこと必定です。
けれども、
この御本の主役はやはり、
『怖い絵』展に集結した作品それぞれの
《怖さ》でしょうか。
ターナーさん、モローさん、
モッサさん、ウォーターハウスさん、
ワッツさん、シムズさん……
画家さんたちの作品に、
画布の背後に、
画家さんたち自身の人生に、
にじみ、ふりかかり、湧き出す《怖さ》……。
「でもォ、めがァはなせないィのでス!」
「ぐるるるるるがるる!」(←訳:知りたくなるんです!)
この絵は、怖い。
怖さの所以を知れば、いっそう怖い。
それでもなお、
その怖さは、忘れ難く、手放し難い――
書籍《怖い絵》シリーズ刊行時から、
展覧会で《怖い絵》を目にしてから、
すっかりファンになっちゃったよ!という方々に、
激おすすめの一冊です。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫