「こんにちわッ、テディちゃでス!
みみィがァ、こおるゥ~ッ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!尻尾も凍るよ!)
こんにちは、ネーさです。
立春を過ぎたというのに、
寒波が来襲!乾燥もMAX!
なので室内でも指なし手袋をして
キーボードを叩きながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらのエッセイ作品を、どうぞ~♪
―― エベレストには登らない ――
著者は角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)さん、
2019年12月に発行されました。
『アグルーカの行方』『極夜行』『漂流』他のノンフィクション作品で
日本中の冒険愛好家さんたちの熱視線を集める
探検家・角幡さんが、
雑誌『BE-PAL(ビーパル)』に2013年8月号から
2018年8月号に連載したエッセイを
加筆・修正して誕生したこの御本の主役は……
ペネロペちゃんではありません。
「むむゥ! ざんねんッでスゥ!」
「ぐるがるるるるるる!」(←訳:期待してたんだけど!)
先日ご紹介しました角幡さんの著書
『探検家とペネロペちゃん』では、
愛娘ペネロペちゃんの成長を中心に、
東京の都心部のアスファルトジャングルから
緑豊かな神奈川県の鎌倉へお引越ししたりと、
角幡ファミリー激動の日々が綴られていました。
この御本でも、
ペネロペちゃんについて書かれた部分はありますが、
全体を通しての主役は誰か、
いえ、何かといえば、それは
《冒険する心》
であると申せましょうか。
「やめられないィんでス!」
「がるっるぅるるるる!」(←訳:ハマっちゃうんです!)
吹雪の極地へ。
シロクマがうろつく雪の原へ。
北極圏での冒険をこよなく愛する角幡さんにして、
しかし、決意がぐらんぐらんと
揺らぎかける瞬間もあるのです。
可愛い我が子、
ペネロペちゃんと一緒に遊んで、
その笑顔を目にしたとき、
角幡さんは思うのでした。
えーと、
グリーンランド遠征を予定してたんだよな、おれ?
で、グリーンランドで
何をする予定なんだっけ?
「ぷふふッ♫」
「ぐるるっ♪」
そう、新たな家族を得たことで、
角幡さんのスタンスには
ちょっぴり変化が生じます。
いざ、北極へ出発!
ただし、
衛星電話を握りしめて!
これがあれば、
遠く離れていても
妻と子の無事が確認できる。
声も聞ける。
ブリザードの中で正確な天気予報を知ることも、
簡単に出来ちゃう。
……いや、うん、そのぅ、
次の旅では、
電話を持ってかないようにしようかな~……。
「まよいィも、ちょうせんもォ~」
「がるぐるるるがるる!」(←訳:全部まとめて冒険だ!)
登山とは、スポーツなのか。
GPSに頼りっぱなしで、いいのか。
自己責任とは何か。
海の民の、予想を上回るおおらかさ。
ともに冒険に臨んだ犬を
日本に連れてきたいんだけど、
あまりにもハードルが高くて。
第一章『山に登る。冒険をする』
第二章『極地を旅する王道』
第三章『新しい世界の創出』
第四章『自然と対峙する感覚』
という4つの章で語られる
角幡さんの《冒険する心》、
いえ、《冒険を希求する心》は、
たまに、ゆらゆらと揺らいで……いるようにみえて、
やっぱり岩のごとく堅固です。
「ことしはァ、どちらにィおでかけェでスかッ?」
「ぐるるる?」(←訳:アラスカ?)
「かなだッ?」
『極夜行』ですっかり角幡さんのファンに!
僕は『空白の五マイル』のときからファンだ!
『BE-PAL』掲載時から読んでました!
そんな冒険ノンフィクション好きな活字マニアさんは、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
みみィがァ、こおるゥ~ッ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!尻尾も凍るよ!)
こんにちは、ネーさです。
立春を過ぎたというのに、
寒波が来襲!乾燥もMAX!
なので室内でも指なし手袋をして
キーボードを叩きながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらのエッセイ作品を、どうぞ~♪
―― エベレストには登らない ――
著者は角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)さん、
2019年12月に発行されました。
『アグルーカの行方』『極夜行』『漂流』他のノンフィクション作品で
日本中の冒険愛好家さんたちの熱視線を集める
探検家・角幡さんが、
雑誌『BE-PAL(ビーパル)』に2013年8月号から
2018年8月号に連載したエッセイを
加筆・修正して誕生したこの御本の主役は……
ペネロペちゃんではありません。
「むむゥ! ざんねんッでスゥ!」
「ぐるがるるるるるる!」(←訳:期待してたんだけど!)
先日ご紹介しました角幡さんの著書
『探検家とペネロペちゃん』では、
愛娘ペネロペちゃんの成長を中心に、
東京の都心部のアスファルトジャングルから
緑豊かな神奈川県の鎌倉へお引越ししたりと、
角幡ファミリー激動の日々が綴られていました。
この御本でも、
ペネロペちゃんについて書かれた部分はありますが、
全体を通しての主役は誰か、
いえ、何かといえば、それは
《冒険する心》
であると申せましょうか。
「やめられないィんでス!」
「がるっるぅるるるる!」(←訳:ハマっちゃうんです!)
吹雪の極地へ。
シロクマがうろつく雪の原へ。
北極圏での冒険をこよなく愛する角幡さんにして、
しかし、決意がぐらんぐらんと
揺らぎかける瞬間もあるのです。
可愛い我が子、
ペネロペちゃんと一緒に遊んで、
その笑顔を目にしたとき、
角幡さんは思うのでした。
えーと、
グリーンランド遠征を予定してたんだよな、おれ?
で、グリーンランドで
何をする予定なんだっけ?
「ぷふふッ♫」
「ぐるるっ♪」
そう、新たな家族を得たことで、
角幡さんのスタンスには
ちょっぴり変化が生じます。
いざ、北極へ出発!
ただし、
衛星電話を握りしめて!
これがあれば、
遠く離れていても
妻と子の無事が確認できる。
声も聞ける。
ブリザードの中で正確な天気予報を知ることも、
簡単に出来ちゃう。
……いや、うん、そのぅ、
次の旅では、
電話を持ってかないようにしようかな~……。
「まよいィも、ちょうせんもォ~」
「がるぐるるるがるる!」(←訳:全部まとめて冒険だ!)
登山とは、スポーツなのか。
GPSに頼りっぱなしで、いいのか。
自己責任とは何か。
海の民の、予想を上回るおおらかさ。
ともに冒険に臨んだ犬を
日本に連れてきたいんだけど、
あまりにもハードルが高くて。
第一章『山に登る。冒険をする』
第二章『極地を旅する王道』
第三章『新しい世界の創出』
第四章『自然と対峙する感覚』
という4つの章で語られる
角幡さんの《冒険する心》、
いえ、《冒険を希求する心》は、
たまに、ゆらゆらと揺らいで……いるようにみえて、
やっぱり岩のごとく堅固です。
「ことしはァ、どちらにィおでかけェでスかッ?」
「ぐるるる?」(←訳:アラスカ?)
「かなだッ?」
『極夜行』ですっかり角幡さんのファンに!
僕は『空白の五マイル』のときからファンだ!
『BE-PAL』掲載時から読んでました!
そんな冒険ノンフィクション好きな活字マニアさんは、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪