「こんにちわッ、テディちゃでス!
ここがァ、ふんばりィ~どころッ?」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!たぶんそうだよ!)
こんにちは、ネーさです。
日本全国から新型肺炎流行に係わる
様々な出来事が伝えられてきて、
しょんぼり、どんよりしてしまう今日ですが……
こんな時こそ!
ぷふふ♪と笑って免疫力を向上させるべく、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 音楽家の食卓 ――
著者は野田浩資(のだ・ひろし)さん、
2020年1月に発行されました。
『バッハ、ベートーヴェン、ブラームス…
11人のクラシック作曲家ゆかりのレシピとエピソード』
と副題が付されています。
「ふゥ~むゥ! げいじゅつかァたるものォ~…」
「ぐるるがるるる~♫」(←訳:美食家だよねえ~♫)
音楽の歴史に名を刻む
偉大なマエストロさんたち。
この御本で取り上げられているのは、
収録順に、
ヨハン・セバスティアン・バッハさん(1685~1750)
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンさん(1732~1809)
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトさん(1756~1791)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンさん(1770~1827)
フランツ・ペーター・シューベルトさん(1797~1828)
フェリクス・メンデルスゾーン・バルトルディさん(1809~1847)
フレデリック・フランソワ・ショパンさん(1810~1849)
ロベルト・シューマンさん(1810~1856)
フランツ・リストさん(1811~1886)
リヒャルト・ワーグナーさん(1813~1883)
ヨハネス・ブラームスさん(1833~1897)
と、18~19世紀にかけて活躍した11人の作曲家さんです。
どの御方も、宮廷に出入りし、
王立劇場で指揮棒を振り、
富豪のパトロンがいたり、
貴族の庇護を受けたり、
ふところ具合はたいそう良いに違いないと
思ってしまう巨匠さんたちですのに……?
「おなかァ、すいていましたでス!」
「がるぐるるるる!」(←訳:特に少年時代は!)
裕福なお家に生まれ、
朝夕の食事にまったく不自由しなかったのは、
メンデルスゾーンさんくらい?
若き日のハイドンさんは、
副楽長の職を得た侯爵家の晩餐会で、
見たこともない料理の数々に驚かされた、と
著者・野田さんは描写しています。
晩餐会の余り物のお料理をいただけるかしら?と
演奏中にこっそり期待しちゃったり♫
「でもォ、それにはァ~」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:ワケがあるんです!)
当時は音楽家の社会的地位が低かった……
貴族のお屋敷で演奏しても、
たくさんのお給金が貰えるとは限らない……
けれど、新しい食文化が欧州に広がり、
食卓は変わり始めて……?
「おいしィ~おりょうりィ!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:我が家にも来たよ!)
材料は質素&素朴でも、
お母さんの作った特製スープや、
生まれ故郷の伝統の味は、
異国で頑張る巨匠さんたちの日々を彩り、
心の支えにもなりました。
バッハさんを救ったニシン。
ベートーヴェンさんが貧しい時代に食べたジャガイモのタルト。
ショパンさんの幼少時からの好物は、
バルシチというビーツのスープ。
モーツァルトさんが旅先のミラノで食べたのは、
ミラノ風のカツレツ……。
「おもいでのォ、ひとさらァでスねェ~…」
「ぐるるるがるるるるる~!」(←訳:お相伴にあずかりたい~!)
ただひとつ、
“美食王”として名高いロッシーニさんについて
言及されているページが少ししかないのが、
ちょっと残念ではあります。
音楽家さん同士のグルメ談義なんて、
めちゃくちゃ面白そうじゃない?
聞いてみたいわぁ♪
「わいんにィ、ぱんッ! でざーとォ!」
「がるるぐる!」(←訳:御馳走三昧!)
気難しいアーティストさんさえ
ほわ~んと頬をゆるめる、
あの味、この味。
豊富なカラー図版には
お料理のレシピも添えられています。
音楽好きな方々、
お料理好きな方々も、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
ここがァ、ふんばりィ~どころッ?」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!たぶんそうだよ!)
こんにちは、ネーさです。
日本全国から新型肺炎流行に係わる
様々な出来事が伝えられてきて、
しょんぼり、どんよりしてしまう今日ですが……
こんな時こそ!
ぷふふ♪と笑って免疫力を向上させるべく、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 音楽家の食卓 ――
著者は野田浩資(のだ・ひろし)さん、
2020年1月に発行されました。
『バッハ、ベートーヴェン、ブラームス…
11人のクラシック作曲家ゆかりのレシピとエピソード』
と副題が付されています。
「ふゥ~むゥ! げいじゅつかァたるものォ~…」
「ぐるるがるるる~♫」(←訳:美食家だよねえ~♫)
音楽の歴史に名を刻む
偉大なマエストロさんたち。
この御本で取り上げられているのは、
収録順に、
ヨハン・セバスティアン・バッハさん(1685~1750)
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンさん(1732~1809)
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトさん(1756~1791)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンさん(1770~1827)
フランツ・ペーター・シューベルトさん(1797~1828)
フェリクス・メンデルスゾーン・バルトルディさん(1809~1847)
フレデリック・フランソワ・ショパンさん(1810~1849)
ロベルト・シューマンさん(1810~1856)
フランツ・リストさん(1811~1886)
リヒャルト・ワーグナーさん(1813~1883)
ヨハネス・ブラームスさん(1833~1897)
と、18~19世紀にかけて活躍した11人の作曲家さんです。
どの御方も、宮廷に出入りし、
王立劇場で指揮棒を振り、
富豪のパトロンがいたり、
貴族の庇護を受けたり、
ふところ具合はたいそう良いに違いないと
思ってしまう巨匠さんたちですのに……?
「おなかァ、すいていましたでス!」
「がるぐるるるる!」(←訳:特に少年時代は!)
裕福なお家に生まれ、
朝夕の食事にまったく不自由しなかったのは、
メンデルスゾーンさんくらい?
若き日のハイドンさんは、
副楽長の職を得た侯爵家の晩餐会で、
見たこともない料理の数々に驚かされた、と
著者・野田さんは描写しています。
晩餐会の余り物のお料理をいただけるかしら?と
演奏中にこっそり期待しちゃったり♫
「でもォ、それにはァ~」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:ワケがあるんです!)
当時は音楽家の社会的地位が低かった……
貴族のお屋敷で演奏しても、
たくさんのお給金が貰えるとは限らない……
けれど、新しい食文化が欧州に広がり、
食卓は変わり始めて……?
「おいしィ~おりょうりィ!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:我が家にも来たよ!)
材料は質素&素朴でも、
お母さんの作った特製スープや、
生まれ故郷の伝統の味は、
異国で頑張る巨匠さんたちの日々を彩り、
心の支えにもなりました。
バッハさんを救ったニシン。
ベートーヴェンさんが貧しい時代に食べたジャガイモのタルト。
ショパンさんの幼少時からの好物は、
バルシチというビーツのスープ。
モーツァルトさんが旅先のミラノで食べたのは、
ミラノ風のカツレツ……。
「おもいでのォ、ひとさらァでスねェ~…」
「ぐるるるがるるるるる~!」(←訳:お相伴にあずかりたい~!)
ただひとつ、
“美食王”として名高いロッシーニさんについて
言及されているページが少ししかないのが、
ちょっと残念ではあります。
音楽家さん同士のグルメ談義なんて、
めちゃくちゃ面白そうじゃない?
聞いてみたいわぁ♪
「わいんにィ、ぱんッ! でざーとォ!」
「がるるぐる!」(←訳:御馳走三昧!)
気難しいアーティストさんさえ
ほわ~んと頬をゆるめる、
あの味、この味。
豊富なカラー図版には
お料理のレシピも添えられています。
音楽好きな方々、
お料理好きな方々も、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪