テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 名所で燃える、妄想力? ―

2020-03-17 22:00:20 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むふふゥ! しちょうりつゥ、よかッたのでスよゥ!」
「がるる!ぐるるがるるるる?」(←訳:虎です!次回はどうなるの?)

 こんにちは、ネーさです。
 3月15日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』では、
 染谷将太さん演じる信長さんが
 とうとう表舞台に!
 次回はどうなる?何が起きる?と
 日曜日を待ちながらの本日の読書タイムは、
 大河ドラマに縁がなくもないこちらの御本を、
 さあ、どうぞ~♪

  


 
    ―― ソロタビ 鎌倉・江の島 ――



 JTBパブリッシング《ソロタビ》シリーズの、
 『鎌倉・江の島』号は2020年2月に発行されました。
 《ひとり旅って、こんなに楽しい!》と
 副題が冠されていますが、
 ……ふっふっふっ♫
 そう、大河ドラマで、鎌倉、と来れば。

「ふァいッ! さらいねんッ、でス!」
「ぐるるるるるがるる!」(←訳:小栗旬さんが出るよ!)

 はい、そうですね。
 2022年の大河ドラマは、
 『鎌倉殿の13人』。

 主演は小栗旬さん、
 そして脚本は……三谷幸喜さん!

 おふたりの組み合わせから生まれる
 “鎌倉年代記”は、
 いったいどんなドラマになるのでしょうか……?

「ちょッとォ、そうぞうゥ~つきませんでス!」
「がるるる?ぐるるる?」(←訳:コミカル?シリアス?)

 小栗旬さんが演じるのは、
 鎌倉幕府の第2代執権・北条義時(1163~1224)さん。

 北条政子の弟である義時さんは、
 義兄・源頼朝さんに協力し、
 鎌倉に”武士たちの都”を作り上げたのでしたが。

 その頃の、つまり、
 幕府が作られるよりも前の鎌倉と、
 この御本で紹介されている観光都市・鎌倉との、
 ああ、なんと違っていることか。

「はちまんぐうゥさまッ、ありませんでしたでス!」
「ぐるるるがる!」(←訳:大仏さまもね!)

 現在の風光明媚な観光地からは
 あまりにもかけ離れている
 かつての鎌倉――
 海沿いの小村と、
 地方豪族に過ぎぬ北条家のお屋敷、
 荒れた湿地や、
 険しい切通しの小径……といった風景は、
 『鎌倉殿の13人』で描かれるのか。

 それとも、
 三谷幸喜さんがマジックのように
 空中から取り出してみせるのは、
 私たちの予想のはるか斜め上をゆく
 新都市・鎌倉なのか。

 なぁ~んてね、
 妄想しながら読んでしまう鎌倉&江の島のガイド本は、
 春~初夏にかけて鎌倉にお出掛けする際には、
 バッグに入れて持ち歩きたくなる
 愉しい一冊です。

 鶴岡八幡宮をはじめ、
 JR鎌倉駅周辺の由緒ある寺社、文学館、
 お食事やスイーツの情報、
 おみやげになるお菓子も
 しっかり取り上げられていて。

「おすすめはァ、さぶれッ!」
「がるぐるる!」(←訳:鳩はマスト!)

 そうね、まず外せないのは、
 『豊島屋』さんの《鳩サブレ―》と、
 鳩をモチーフにしたグッズたち。

 脚力に自信がある御方は、
 海岸をのんびり散策しながら
 江の島まで、というプランもあり、ですね。

 あ、そうそう、たしか、
 小田急片瀬江ノ島駅って
 駅舎がリニューアルされて、
 一段と竜宮城っぽくなったんですよ。
 片瀬江ノ島駅を起点に
 そぞろ歩きするのも良さそうだわ♪
 
「たいィやァ、ひらめェもォ~♫」
「ぐるがる~♪」(←訳:散歩する~♪)

 誰もが笑顔で観光地を闊歩できる、のは、
 まだ先のことかもしれませんが、
 気持ちを明るくしてくれるなガイド本を、
 大河ファンの方々も、
 旅好きな方々も、
 ぜひ手に取ってみてくださいね~♪


コメント
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