テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ なつかしの、町へ、家へ ~

2020-03-28 22:31:40 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おそうじィ、したりィ~!」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!片付けものも!)

 こんにちは、ネーさです。
 外出回避の週末は、
 入念にお掃除したり、
 NHKで放送された『羅生門』に釘付けになったり、
 いつもとは違う一日になりました。
 そこで、本日は私たちも、
 読書や展覧会のお話とは趣向を変え、
 こちらの映画作品を、さあ、どうぞ~♪

  



      ―― シェイクスピアの庭 ――



 監督はケネス・ブラナーさん、
 制作は2018年、日本では2020年3月に公開となりました。
 英語原題は『All is true』、
 出演は監督を兼任するケネス・ブラナーさん、
 ジュディ・デンチさん、イアン・マッケランさん他、
 東京・渋谷のBunkamuraル・シネマにて公開中です
 (3月28日と29日は臨時休館となっています)。

「これはァ~…まにあッ!」
「ぐるるるがるぐる!」(←訳:マニアの世界かも!)

  

 そうですね、
 監督・主演の英国人俳優ブラナーさんは、
 王立演劇学校を首席で卒業、
 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加、
 『ヘンリー五世』(1989)では
 アカデミー賞の監督賞と主演男優賞候補にノミネート、と
 シェイクスピアさんの作品とともに
 演劇人生を歩んできたような役者さんです。

「そうしてェ、ついにィ~!」
「がるるるぐるるぅっる!」(←訳:御本人に化けちゃった!)
 
  

 この映画で描かれるのは、
 ロンドンで大活躍中!……ではなく、
 グローブ座を離れて以後のシェイクスピアさんです。

 1613年6月、
 グローブ座は火災によって失われました。
 発表時には『All is true』の題名であった
 『ヘンリー八世』を上演している
 最中の出火だった、と言われています。

「かッ、かじィ?」
「ぐるぅ~…!」(←訳:焼失ぅ~…!)

 火事の後、
 シェイクスピアさんは断筆。
 慣れ親しんだロンドンを発って、
 向かったのは……なつかしき故郷。

  

 故郷への突然の“帰還”に
 戸惑い、驚いたのは、
 シェイクスピアさんの家族、の方だったかもしれません。

 なぜって、およそ20年もの間、
 殆ど会うこともなかったのに。
 どうして急に……?

「ふしぎィ、なのでス!」
「がるぐるる……?」(←訳:その心情は……?)

 世界が病禍に揺れるいま、
 思い起こされる言葉は、
 
 《明けない夜はない》。

 シェイクスピアさんが
 『マクベス』の中に記したこの台詞を
 胸に刻みつつ、
 映画館へお出掛けすることは無理だとしでも、
 ブルーレイやDVDになったら、
 ネットでの配信が始まったら、
 ぜひ、御覧になってみてくださいな♪




    では、ここで美味しいオマケ画像も、じゃじゃん!
   
    『正栄デリシィ』さんの
    《Cacao70 クランベリーチョコ》は、
    ドライフルーツ好きな方々におすすめです!
    「くらんべりィ、ごろごろッ♫」
    「ぐるるるがるるる!」(←訳:食べ応えあります!)
    どうか皆さま、穏やかな休日を。


コメント
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