「こんにちわッ、テディちゃでス!
むきゃきゃッ! とんでもォないィ~!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!目を白黒!)
こんにちは、ネーさです。
日本が、いえ、世界中が、あれやこれやで疲労困憊、
気分も落ち込みがち~…な現在の状況ですが、
こんな時だからこそ
充実の読書タイムを過ごしましょう♪
本日は、こちらの御本を、さあ、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e8/9e6553357371012d2f17a782fe8570af.jpg)
―― むかしむかしあるところに、死体がありました。 ――
著者は青柳碧人(あおやぎ・あいと)さん、
2019年4月に発行されました。
今年度の本屋大賞にノミネートされ、
ベストセラーの上位にランクインしているこの作品は――
「みすてりィ!」
「ぐるるる!」(←訳:昔ばなし!)
絵本やアニメで、
《昔むかし、あるところに……》
という一文から始まるのは、
例えば、桃太郎くん一行の鬼退治であったり、
美しい鶴さんが恩返ししてくれたり、
枯れ木に花が咲いちゃったりする
摩訶不思議なお話の数々。
ええ、摩訶不思議で、
あ~んまり摩訶不思議なものですから、
いつのまにやら目を眩まされてしまうのですが、
よく考えてみると。
どのお話も、けっこうヘンじゃない?
「くすくすッ!」
「がるる!」(←訳:ぷふふ!)
そんな“ヘンなお話“たちを、
さらによりいっそうヘンにすると、
驚くべきことに、
ミステリになってしまいました。
しかも、本格モノです!
「ふーだにッとォ!」
「ぐるがるっる!」(←訳:ハウダニット!)
ここに収録されている、
『一寸法師の不在証明』
『花咲か死者伝言』
『つるの倒叙がえし』
『密室竜宮城』
『絶海の鬼ヶ島』
という5つの物語の物語の題名を目にすれば、
原型となっているのはどの《昔ばなし》なのか、
およその見当はつきましょう。
『一寸法師の不在証明』は、
ええ、そうです、
身の丈一寸しかない冒険児・一寸法師さんが
主人公……じゃなくて。
「しゅやくはァ、わきやくゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:逆転してるよ!)
原話版『一寸法師』では
キラキラと輝かしい立身出世を遂げる一寸法師。
勇猛果敢&知力に優れた一寸法師は、
脇役(もしくは準主役)・大臣家の引き立てを得て、
上昇気流に乗ったのでした。
それが、著者・青柳さんの手にかかると、
主/脇の位置が逆転し、
大臣家の側から、
《何が起こったか》
が語られることになります。
……或る日、突然現れたのは、
身長3㎝の小さなひと。
いや、ヒトなのか?
インファント島に住む小美人の親戚?
いやいや、小美人より小さいぞ?
彼――一寸法師とは、何者なんだ?
「すりるとォ、さすぺんすゥ!」
「ぐるる~!」(←訳:手に汗~!)
5つの《むかしむかし》話は、
ミステリですからね、
これ以上のストーリー紹介は厳禁です。
まずは皆さま、
手に取ってページを捲り、
昔話の登場人物さんたちが
大変貌してゆく展開を、
笑ったり、呆れたりしながら、
の~んびり満喫してくださいね。
はたして、
青柳さんの織り上げた物語の結末が、
めでたしめでたし♪となるか否かは――
「それはァ、よんでのォ~」
「がるるるぐる!」(←訳:お楽しみです!)
むきゃきゃッ! とんでもォないィ~!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!目を白黒!)
こんにちは、ネーさです。
日本が、いえ、世界中が、あれやこれやで疲労困憊、
気分も落ち込みがち~…な現在の状況ですが、
こんな時だからこそ
充実の読書タイムを過ごしましょう♪
本日は、こちらの御本を、さあ、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e8/9e6553357371012d2f17a782fe8570af.jpg)
―― むかしむかしあるところに、死体がありました。 ――
著者は青柳碧人(あおやぎ・あいと)さん、
2019年4月に発行されました。
今年度の本屋大賞にノミネートされ、
ベストセラーの上位にランクインしているこの作品は――
「みすてりィ!」
「ぐるるる!」(←訳:昔ばなし!)
絵本やアニメで、
《昔むかし、あるところに……》
という一文から始まるのは、
例えば、桃太郎くん一行の鬼退治であったり、
美しい鶴さんが恩返ししてくれたり、
枯れ木に花が咲いちゃったりする
摩訶不思議なお話の数々。
ええ、摩訶不思議で、
あ~んまり摩訶不思議なものですから、
いつのまにやら目を眩まされてしまうのですが、
よく考えてみると。
どのお話も、けっこうヘンじゃない?
「くすくすッ!」
「がるる!」(←訳:ぷふふ!)
そんな“ヘンなお話“たちを、
さらによりいっそうヘンにすると、
驚くべきことに、
ミステリになってしまいました。
しかも、本格モノです!
「ふーだにッとォ!」
「ぐるがるっる!」(←訳:ハウダニット!)
ここに収録されている、
『一寸法師の不在証明』
『花咲か死者伝言』
『つるの倒叙がえし』
『密室竜宮城』
『絶海の鬼ヶ島』
という5つの物語の物語の題名を目にすれば、
原型となっているのはどの《昔ばなし》なのか、
およその見当はつきましょう。
『一寸法師の不在証明』は、
ええ、そうです、
身の丈一寸しかない冒険児・一寸法師さんが
主人公……じゃなくて。
「しゅやくはァ、わきやくゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:逆転してるよ!)
原話版『一寸法師』では
キラキラと輝かしい立身出世を遂げる一寸法師。
勇猛果敢&知力に優れた一寸法師は、
脇役(もしくは準主役)・大臣家の引き立てを得て、
上昇気流に乗ったのでした。
それが、著者・青柳さんの手にかかると、
主/脇の位置が逆転し、
大臣家の側から、
《何が起こったか》
が語られることになります。
……或る日、突然現れたのは、
身長3㎝の小さなひと。
いや、ヒトなのか?
インファント島に住む小美人の親戚?
いやいや、小美人より小さいぞ?
彼――一寸法師とは、何者なんだ?
「すりるとォ、さすぺんすゥ!」
「ぐるる~!」(←訳:手に汗~!)
5つの《むかしむかし》話は、
ミステリですからね、
これ以上のストーリー紹介は厳禁です。
まずは皆さま、
手に取ってページを捲り、
昔話の登場人物さんたちが
大変貌してゆく展開を、
笑ったり、呆れたりしながら、
の~んびり満喫してくださいね。
はたして、
青柳さんの織り上げた物語の結末が、
めでたしめでたし♪となるか否かは――
「それはァ、よんでのォ~」
「がるるるぐる!」(←訳:お楽しみです!)