「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうからァ~はじまるゥ!」
「がるる!ぐるるるるがる!」(←訳:虎です!新ドラマに注目!)
こんにちは、ネーさです。
今日1月12日から放送開始となるのは、『ホットスポット』。
バカリズムさん脚本のドラマの主人公は……え? 宇宙人??
うわあ面白そうだわ!と録画予約を済ませたら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 感動建築100選! ――
著者は西部晋二(にしべ・しんじ)さん、
2023年9月に発行されました。
『一度は訪れてみたい日本の美しき近代建築』
と副題が付されています。
前回記事では、建築家ル・コルビュジエさんの
芸術活動を掘り起こす企画展をご紹介しましたが、
この御本では、主に明治以降に竣工された
日本の建築100作品が”主役”になっていますよ。
ただ、
第1章だけは――
「おおォ、せかいィ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:歴史的名作だね!)
ルートヴィッヒ・三―ス・ファン・デル・ローエさん(1886~1969)、
ル・コルビュジエさん(1887~1965)、
フランク・ロイド・ライトさん(1867~1959)。
3人の建築家さんの作品が取り上げられているのは、
第1章『世界における近代建築の三大巨匠』です。
バウハウス出身のローエさん、
フランスで活躍したル・コルビュジエさん、
米国出身のライトさん、
彼ら3人の代表作をじっくり観賞したら、
第2章からは
日本の近代建築が、ずら~り♫
「えきぞちッくゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:窓がカワイイ!)
J・P・モーガンさん設計の、
横浜・山手地区の洋館。
スコットランド風デザインの、旧古河庭園。
現在は重要文化財になっている、東京駅舎。
屋根の流線型が特徴の、国立代々木競技場。
ものものしい東京都庁に、
広大な国立競技場……
辰野金吾さんや伊東忠太さん、
丹下健三さんに、安藤忠雄さん、隈研吾さん……
人気建築家さんの作品が並んで、壮観です!
「でもォ、しんぱいィ~なのはァ~…」
「ぐるるがるる!」(←訳:山の上ホテル!)
ヴォ―リスさん設計、1937年竣工の
山の上ホテル。
GHQに接収され、昭和の文豪さんに愛されたことでも
よく知られるホテルは、現在休館中……。
また、ヒュー・スタビンスさん設計、1993年竣工の
ランドマークタワーは、
ホテル部分(横浜ロイヤルパークホテル)が
大規模修繕工事のため、
2025年3月31日で営業をいったん終了、
長期の休業に入ることが決定しています
(再開はおそらく2028年以降?)。
古いものであれ、
新しいものであれ、
ひとつの建築と長く付き合う、というのは、
簡単ではないことのようですね。
「それでもォ~!」
「がるるるるるるぐる!」(←訳:無くしたくないです!)
10年先へ、
20年先へ、
もっとその先へ。
この世界に在り続けてほしい建築100選、
建築好き&アート好きな活字マニアさんは、
ぜひ、覗いてみてくださいね♪