「こんにちわッ、テディちゃでス!
おべんとうゥはァ、いかがァでスかァ~♪」
「がるる!ぐるるぐるる~!」(←訳:虎です!お茶もいかが~!)
こんにちは、ネーさです。
甲州名物・信玄餅、銘菓・東京バナナもありますよ~♪
なぁんて具合に、
車内販売のマネをしたくなっちゃう御本はいかがでしょう?
さあ、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/34/3aa67c56259c37ba4fb913374ab41fe2.jpg)
―― ソープ・ヘイズルの事件簿 ――
著者はヴィクター・L・ホワイトチャーチさん、
原著は1912年に、画像の日本語版は2013年4月に発行されました。
英語原題は『Thrilling Stories of the Railway』、
日本語で『ホームズのライヴァルたち』とシリーズ題名が付されています。
「むむゥ? ほーむずさんッ?」
「ぐるるぅるぅ?」(←訳:ライヴァルぅ?)
かつてのミステリ黄金時代――
コナン・ドイル卿によるシャーロック・ホームズさんの物語が
大ヒットを飛ばした時代は、また、
柳の下にもっとドジョウを探せ!とばかり、
ぞろぞろと名探偵氏が製造された時代でもありました。
「まねッこォ、でスねッ!」
「がるるぐるるるぐるがる!」(←訳:それが雨後の筍みたいに!)
けれど、偉大なるホームズ氏と肩を並べ得る名探偵さんは
そうはおりません。
時間という試練にさらされてなお、生き残ったのは
真に優れた少数の探偵さんのみ。
殆どの急ごしらえ探偵さんの名は
埋もれてしまいましたが……
メジャーになりきれなかった探偵ってのもいいじゃないか♪
と、考えついたりする人も、
中にはいるわけで。
「はッくつゥ、しようッ!」
「ぐるっるがるるぐる!」(←訳:スポットライト再び!)
この御本に収録されているのは、
15編の短編ミステリ。
うち、9作品で探偵役を務めるのが、
題名にもなっている
ソープ・ヘイズルさん。
この探偵さんがね、なんかもう、けっこうな……
「へんてこッ!」
「がる!」(←訳:変人!)
ホームズさんの向こうを張って、なのでしょうか、
ソープ・ヘイズルさん、たいした変人さんです。
お肉、NO!
野菜、YES!な、つまりは菜食主義者。
さらに、消化を促進するためと称して
ところ構わず体操を始めたりするくせに、
葉巻や煙草はスパスパと……
ですが、
その変人ヘンテコぶりを補って余りあるヘイズルさんの特技とは。
鉄道マニア!
「ふァ~! ひゃくねんまえェにもォ!」
「ぐるるるがるぐるる!」(←訳:いたんだ鉄道好きが!)
鉄道関連の難問奇問ならソープ・ヘイズル氏に任せろ!
警察沙汰になるような事柄、
いや公けにはしたくない他聞をはばかる事柄も、
ヘイズルさんならなんとかしてくれる!
「ふァふァ~? もしやッ?」
「がるるる?」(←訳:裏表あり?)
私立探偵でも警察官でもないヘイズルさんの《問題解決法》は
ときとしてユニークすぎて法律すれすれ。
なのに、何故か、いつも――
「せーふッ!」
「ぐるるっ!」(←訳:ズルいっ!)
写真専門の《撮りテツ》さんがいて、
嬉々として車両に乗り込む《乗りテツ》さんがいて、
備品を収集するテツさん、
時刻表に特化するテツさんもいるのならば、
鉄道ミステリを読みまくる《読みテツ》さんがいてもいいですよね。
ええ、《読みテツ》さん、今こそ出番です!
鉄道マニアではない方々も
著者・ホワイトチャーチさんの筆になるレトロでクラシックな英国鉄道ミステリを
現代の日本で御堪能くださいな~♪
「いつのォ、よにもォ!」
「がるがるるぐるるる!」(←訳:テツさんは健在です!)
おべんとうゥはァ、いかがァでスかァ~♪」
「がるる!ぐるるぐるる~!」(←訳:虎です!お茶もいかが~!)
こんにちは、ネーさです。
甲州名物・信玄餅、銘菓・東京バナナもありますよ~♪
なぁんて具合に、
車内販売のマネをしたくなっちゃう御本はいかがでしょう?
さあ、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/34/3aa67c56259c37ba4fb913374ab41fe2.jpg)
―― ソープ・ヘイズルの事件簿 ――
著者はヴィクター・L・ホワイトチャーチさん、
原著は1912年に、画像の日本語版は2013年4月に発行されました。
英語原題は『Thrilling Stories of the Railway』、
日本語で『ホームズのライヴァルたち』とシリーズ題名が付されています。
「むむゥ? ほーむずさんッ?」
「ぐるるぅるぅ?」(←訳:ライヴァルぅ?)
かつてのミステリ黄金時代――
コナン・ドイル卿によるシャーロック・ホームズさんの物語が
大ヒットを飛ばした時代は、また、
柳の下にもっとドジョウを探せ!とばかり、
ぞろぞろと名探偵氏が製造された時代でもありました。
「まねッこォ、でスねッ!」
「がるるぐるるるぐるがる!」(←訳:それが雨後の筍みたいに!)
けれど、偉大なるホームズ氏と肩を並べ得る名探偵さんは
そうはおりません。
時間という試練にさらされてなお、生き残ったのは
真に優れた少数の探偵さんのみ。
殆どの急ごしらえ探偵さんの名は
埋もれてしまいましたが……
メジャーになりきれなかった探偵ってのもいいじゃないか♪
と、考えついたりする人も、
中にはいるわけで。
「はッくつゥ、しようッ!」
「ぐるっるがるるぐる!」(←訳:スポットライト再び!)
この御本に収録されているのは、
15編の短編ミステリ。
うち、9作品で探偵役を務めるのが、
題名にもなっている
ソープ・ヘイズルさん。
この探偵さんがね、なんかもう、けっこうな……
「へんてこッ!」
「がる!」(←訳:変人!)
ホームズさんの向こうを張って、なのでしょうか、
ソープ・ヘイズルさん、たいした変人さんです。
お肉、NO!
野菜、YES!な、つまりは菜食主義者。
さらに、消化を促進するためと称して
ところ構わず体操を始めたりするくせに、
葉巻や煙草はスパスパと……
ですが、
その変人ヘンテコぶりを補って余りあるヘイズルさんの特技とは。
鉄道マニア!
「ふァ~! ひゃくねんまえェにもォ!」
「ぐるるるがるぐるる!」(←訳:いたんだ鉄道好きが!)
鉄道関連の難問奇問ならソープ・ヘイズル氏に任せろ!
警察沙汰になるような事柄、
いや公けにはしたくない他聞をはばかる事柄も、
ヘイズルさんならなんとかしてくれる!
「ふァふァ~? もしやッ?」
「がるるる?」(←訳:裏表あり?)
私立探偵でも警察官でもないヘイズルさんの《問題解決法》は
ときとしてユニークすぎて法律すれすれ。
なのに、何故か、いつも――
「せーふッ!」
「ぐるるっ!」(←訳:ズルいっ!)
写真専門の《撮りテツ》さんがいて、
嬉々として車両に乗り込む《乗りテツ》さんがいて、
備品を収集するテツさん、
時刻表に特化するテツさんもいるのならば、
鉄道ミステリを読みまくる《読みテツ》さんがいてもいいですよね。
ええ、《読みテツ》さん、今こそ出番です!
鉄道マニアではない方々も
著者・ホワイトチャーチさんの筆になるレトロでクラシックな英国鉄道ミステリを
現代の日本で御堪能くださいな~♪
「いつのォ、よにもォ!」
「がるがるるぐるるる!」(←訳:テツさんは健在です!)
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