こんにちは、ネーさです。
せーのっ……
祝!ジロ・ディ・イタリア2015開幕~!
今年はサンレモでのチームタイムトライアルからのスタートとなりました~♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
ちゃりりんッ、ちゃりりんッ♪♪」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!イタリア一周~!)
待ちに待ったグランツールのシーズン到来!
日々のステージレースの結果を楽しみにしつつも、
読書タイムも忘れてはいませんよ。
さあ、本日はこちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b8/5661c88624b5ec49455d1ac162369c55.jpg)
―― ポアロとグリーンショアの阿房宮 ――
著者はアガサ・クリスティーさん、日本語版は2015年1月に発行されました。
英語原題は『Hercule Poirot and the Greenshore Folly』、
1955年にクリスティさんが執筆し、
しかし未刊行のままであった原稿が
書籍化されたものがこの作品です。
「むむッ? ちょこッとォ、うすいィ~でスかァ?」
「ぐるがぅるるる?」(←訳:長編じゃないの?)
ええ、そうですね、
御本を手に取っていただければ分かりますが、
分量的びは、中編、です。
また、未発表原稿、と謳ってはありますけれど、
クリスティさんはこの中編作品を、のちに、
『死者のあやまち』
と題した長編作品にリライトの上、刊行しているので、
クリスティーさんのファンの方々は、
物語の大筋を御存知かもしれません。
「たんていやくはァ~」
「がるるぐる!」(←訳:ポアロさん!)
灰色の頭脳を誇る、
名探偵エルキュール・ポアロさん。
次々と寄せられる依頼で忙しい彼が
予定外の外出をすることになったのは、
旧友アリアドニ・オリヴァ夫人が
寄越した電話が
あまりにも奇妙だったためでした。
「きんきゅうゥれんらくッ?」
「ぐるる?」(←訳:SOS?)
「いみふめいィ~!」
何が何やら、
さっぱり要領を得ないオリヴァ夫人の話しぶりは、
盗聴を警戒しているからなのか?
そうと察したポアロさんは列車に飛び乗り、
オリヴァ夫人の滞在先、
グリーンショアへ向かいます。
「なにごとォでスかッ?」
「がるぐるっ?」(←訳:事件だねっ?)
このお屋敷でもうすぐお祭りが開催される――
ミステリ作家であるミセス・オリヴァは、
お祭りの出し物のひとつ、
犯人当てをする推理ゲームのような企画の
“作者”の任に就いているのですが、
おかしい。
何がどうとは言い切れないけれど、
罠に陥れられ、
誰かに操られているような、
この感覚は……。
「それはァ、きもちィわるいィでス!」
「ぐ~るがる!」(←訳:嫌~な感じ!)
オリヴァ夫人の不安には
確固とした根拠があるのでしょうか。
調査を開始したポアロさんが
行き着いた場所は――
「やぱりィ、どらまちッくゥ!」
「がるるるぐるるるぅがる!」(←訳:すごいねクリスティさん!)
長編作品『死者のあやまち』よりは
コンパクトな中編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』。
ですが、コンパクトであるだけに、
ギュッと中身が詰まって密度が高いとも言えます。
「てんぽッ、あッぷゥ!」
「ぐるがるぐる!」(←訳:展開速いです!)
クリスティーさんのファンであれば、
もう読んだ作品の中編版なら……と、
パスしちゃう御方もいるでしょうか?
いえいえ、パスする前にぜひ一読を!
読んでみれば、
あらためてクリスティさんの凄さ、素晴らしさを実感し、
『死者のあやまち』や他の作品を
読み返したくなることは間違いありませんよ。
ミステリ好きな活字マニアさんにも
おすすめです!
せーのっ……
祝!ジロ・ディ・イタリア2015開幕~!
今年はサンレモでのチームタイムトライアルからのスタートとなりました~♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
ちゃりりんッ、ちゃりりんッ♪♪」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!イタリア一周~!)
待ちに待ったグランツールのシーズン到来!
日々のステージレースの結果を楽しみにしつつも、
読書タイムも忘れてはいませんよ。
さあ、本日はこちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b8/5661c88624b5ec49455d1ac162369c55.jpg)
―― ポアロとグリーンショアの阿房宮 ――
著者はアガサ・クリスティーさん、日本語版は2015年1月に発行されました。
英語原題は『Hercule Poirot and the Greenshore Folly』、
1955年にクリスティさんが執筆し、
しかし未刊行のままであった原稿が
書籍化されたものがこの作品です。
「むむッ? ちょこッとォ、うすいィ~でスかァ?」
「ぐるがぅるるる?」(←訳:長編じゃないの?)
ええ、そうですね、
御本を手に取っていただければ分かりますが、
分量的びは、中編、です。
また、未発表原稿、と謳ってはありますけれど、
クリスティさんはこの中編作品を、のちに、
『死者のあやまち』
と題した長編作品にリライトの上、刊行しているので、
クリスティーさんのファンの方々は、
物語の大筋を御存知かもしれません。
「たんていやくはァ~」
「がるるぐる!」(←訳:ポアロさん!)
灰色の頭脳を誇る、
名探偵エルキュール・ポアロさん。
次々と寄せられる依頼で忙しい彼が
予定外の外出をすることになったのは、
旧友アリアドニ・オリヴァ夫人が
寄越した電話が
あまりにも奇妙だったためでした。
「きんきゅうゥれんらくッ?」
「ぐるる?」(←訳:SOS?)
「いみふめいィ~!」
何が何やら、
さっぱり要領を得ないオリヴァ夫人の話しぶりは、
盗聴を警戒しているからなのか?
そうと察したポアロさんは列車に飛び乗り、
オリヴァ夫人の滞在先、
グリーンショアへ向かいます。
「なにごとォでスかッ?」
「がるぐるっ?」(←訳:事件だねっ?)
このお屋敷でもうすぐお祭りが開催される――
ミステリ作家であるミセス・オリヴァは、
お祭りの出し物のひとつ、
犯人当てをする推理ゲームのような企画の
“作者”の任に就いているのですが、
おかしい。
何がどうとは言い切れないけれど、
罠に陥れられ、
誰かに操られているような、
この感覚は……。
「それはァ、きもちィわるいィでス!」
「ぐ~るがる!」(←訳:嫌~な感じ!)
オリヴァ夫人の不安には
確固とした根拠があるのでしょうか。
調査を開始したポアロさんが
行き着いた場所は――
「やぱりィ、どらまちッくゥ!」
「がるるるぐるるるぅがる!」(←訳:すごいねクリスティさん!)
長編作品『死者のあやまち』よりは
コンパクトな中編『ポアロとグリーンショアの阿房宮』。
ですが、コンパクトであるだけに、
ギュッと中身が詰まって密度が高いとも言えます。
「てんぽッ、あッぷゥ!」
「ぐるがるぐる!」(←訳:展開速いです!)
クリスティーさんのファンであれば、
もう読んだ作品の中編版なら……と、
パスしちゃう御方もいるでしょうか?
いえいえ、パスする前にぜひ一読を!
読んでみれば、
あらためてクリスティさんの凄さ、素晴らしさを実感し、
『死者のあやまち』や他の作品を
読み返したくなることは間違いありませんよ。
ミステリ好きな活字マニアさんにも
おすすめです!
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