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こんにちは、朝・昼・晩とアイスクリームを食べたい気分のネーさです。
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ~!
かきごおりィもッ、いいなッ♪」
カキ氷……は存在しても、アイスクリームはまだなかった、
とある時代。
さあ、本日ご紹介いたしますのは、そんな時代の、この御話ですよ~!
―― 西遊記 1&2 ――
著者は平岩弓枝さん、’05~’07年にかけて毎日新聞に連載され、
単行本は’07年3月に上巻が、同年9月に下巻が発行されました。
画像は’09年春に発行された文庫版です。
以前『表紙ギャラリー』シリーズで言及いたしましたが、
ここで、あらためて御紹介を!
孫悟空ちゃんの大冒険の、始まり始まり~!
「さるだけどォ、さるじゃないィ!」
そうです、孫悟空ちゃんは、ちょっと……
いえ、大いにユニークなお猿さん。
花果山の石から生まれ、
猿たちの王として君臨し、
やがて仙人に術を学んで……
というあたりは、皆さま既に御存知ですよね。
小説で、絵本で、TVドラマで、
アニメーションで、映画で。
『西遊記』は私たち日本人にとって
とても馴染み深い物語です。
「ふァいッ!
テディちゃ、てづかせんせのォ、あにめッ、みたことあるでスゥ!」
あのアニメ作品の孫悟空のサイズが、
もっともこの平岩さん版『西遊記』に近い、でしょうか。
悟空ちゃんは、大柄なお猿さんではあるけれど、
人間ほどの身長はなく。
小坊主さん用の衣服がぴったり合う、
といった背丈です。
そして、悟空ちゃんは、
心も子どものまま。
「えッ?
だッてェ、ごくうちゃんはァ、ながいきィしてるのでスよッ?」
確かに、地上世界で342年を、
天界を騒がせた罰に山の下敷きをなって500年の長きを
過ごして参りました。
それでも、
いぜんとして、悟空ちゃんは子ども、なのです。
しかし、それは悪いこととは申せません。
《おさなきもの》の中に《神性》を視る――
限りなく子どもに近い孫悟空なるお猿さんは、
人間界も冥界も天界も、
自在に往き来できるのです。
「くもでェ、ぱぱッとォ、ひとッとびィ!」
その悟空ちゃんが、
お偉い御坊さまのお供をして天竺へ。
大丈夫かなあ、と心配していると……
うわあ、その心配は大当たり。
行く先々で事件が頻発!
どうにも『コマッタちゃん』キャラの八戒くん、
やや天然ボケちゃんらしき?沙悟浄くん、
パワフルな天界の神仙さまたち、
元気ハツラツ!な妖怪さんたちが、
長ーい旅路を彩ります。
天竺……はたして、師弟一行は辿り着けるのでしょうか……?
「さんぞうほうしさまッ、がんばッてェくださいィッ!」
1巻では天界と地上/人間界の構造が活写され、
そして2巻では、あの!
金角銀角兄弟も取経の旅にどーんと割り込んできます。
さらに3巻では……
「どうなるゥのでスかッ?!」
はい、それはまた次回にて。
「……さんぞうさまッ、めげないィでッ!!」
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ~!
かきごおりィもッ、いいなッ♪」
カキ氷……は存在しても、アイスクリームはまだなかった、
とある時代。
さあ、本日ご紹介いたしますのは、そんな時代の、この御話ですよ~!
―― 西遊記 1&2 ――
著者は平岩弓枝さん、’05~’07年にかけて毎日新聞に連載され、
単行本は’07年3月に上巻が、同年9月に下巻が発行されました。
画像は’09年春に発行された文庫版です。
以前『表紙ギャラリー』シリーズで言及いたしましたが、
ここで、あらためて御紹介を!
孫悟空ちゃんの大冒険の、始まり始まり~!
「さるだけどォ、さるじゃないィ!」
そうです、孫悟空ちゃんは、ちょっと……
いえ、大いにユニークなお猿さん。
花果山の石から生まれ、
猿たちの王として君臨し、
やがて仙人に術を学んで……
というあたりは、皆さま既に御存知ですよね。
小説で、絵本で、TVドラマで、
アニメーションで、映画で。
『西遊記』は私たち日本人にとって
とても馴染み深い物語です。
「ふァいッ!
テディちゃ、てづかせんせのォ、あにめッ、みたことあるでスゥ!」
あのアニメ作品の孫悟空のサイズが、
もっともこの平岩さん版『西遊記』に近い、でしょうか。
悟空ちゃんは、大柄なお猿さんではあるけれど、
人間ほどの身長はなく。
小坊主さん用の衣服がぴったり合う、
といった背丈です。
そして、悟空ちゃんは、
心も子どものまま。
「えッ?
だッてェ、ごくうちゃんはァ、ながいきィしてるのでスよッ?」
確かに、地上世界で342年を、
天界を騒がせた罰に山の下敷きをなって500年の長きを
過ごして参りました。
それでも、
いぜんとして、悟空ちゃんは子ども、なのです。
しかし、それは悪いこととは申せません。
《おさなきもの》の中に《神性》を視る――
限りなく子どもに近い孫悟空なるお猿さんは、
人間界も冥界も天界も、
自在に往き来できるのです。
「くもでェ、ぱぱッとォ、ひとッとびィ!」
その悟空ちゃんが、
お偉い御坊さまのお供をして天竺へ。
大丈夫かなあ、と心配していると……
うわあ、その心配は大当たり。
行く先々で事件が頻発!
どうにも『コマッタちゃん』キャラの八戒くん、
やや天然ボケちゃんらしき?沙悟浄くん、
パワフルな天界の神仙さまたち、
元気ハツラツ!な妖怪さんたちが、
長ーい旅路を彩ります。
天竺……はたして、師弟一行は辿り着けるのでしょうか……?
「さんぞうほうしさまッ、がんばッてェくださいィッ!」
1巻では天界と地上/人間界の構造が活写され、
そして2巻では、あの!
金角銀角兄弟も取経の旅にどーんと割り込んできます。
さらに3巻では……
「どうなるゥのでスかッ?!」
はい、それはまた次回にて。
「……さんぞうさまッ、めげないィでッ!!」
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