「こんにちわッ、テディちゃでス!
ネーさッ、がんばッてェべんきょうゥちゅうゥ!」
「がるる!ぐるるるがる?」(←訳:虎です!トリセツ熟読?)
こんにちは、ネーさです。
新入りDVDレコーダーはお利口さんですので、
まぁ付き合いやすいんですけどね、
時折り古いDVDレコーダーが恋しくなります……
壊れてしまったHDDの中には
ユヴェントス対バルサのCL決勝戦の録画があったんですよ(涙)!
皆さま、重要なデータはこまめにディスクに記録しておきましょう(滝涙)!!
では、よいしょ、と気を取り直して
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b9/d7aeacee4fcde3b11ed0bc033303c7d0.jpg)
―― へそ曲がりのための名言講座 ――
著者は ひろさちや さん、2015年5月に発行されました。
『これで、こころは楽になる』と副題が付されています。
1996年に刊行された『ひろさちやのこころが楽になる言葉』を改題、
加筆修正、こうして文庫化されました。
「きッとォ、へそまがりィ、ッていうところがァ~…」
「ぐるがる!」(←訳:ミソだね!)
前々回記事では、
ロバート・ブルームさんの画集『JAPAN』を、
色がみどころです!
と御紹介いたしましたが、
この御本の読みどころは――
脱線!
でしょうかしら♪
「だッ、だッせんッ??」
「がるーる!」(←訳:危なーい!)
いえ、危険って訳じゃなくて、
主題がだんだんズレてゆく様子に
読む側はぷぷっと笑ってしまうのです。
たとえば――
ベンジャミン・フランクリンさんの名言
《人間の幸福は、日常の小さな便宜から生まれる》。
著者・ひろさん、この言葉を論じ……ているはずが、
なぜか、フランクリンさんのつくった他の格言、
《早寝早起きは健康・金持ち・知恵のもと》、
《今日できる仕事を明日に延ばすな》、
へと話題が逸れてゆきます。
それって、言い換えれば
《明日できる仕事を今日するな》ってことだよな、
と、ほくそ笑むひろさん。
そういえば、ローマではこんな言い方もするらしい――
《明日できることは今日するな、
他の奴でできることはおまえはやるな》。
「むむゥ! さすがはァ、いたりあんッ!」
「ぐるがるっるるぅ!」(←訳:へそ曲がってるぅ!)
そうしてさんざん脱線した挙句に、
むりやり本題へ戻してゆくチカラワザも
これまた微笑ましいですね。
「ぷぷふふふッ♪」
「がるるぐる!」(←訳:楽しい脱線!)
沢庵さんの《此世の人、来たとおもへは、苦労もなし》、
ガリレオ・ガリレイさんの《それでも地球は動く》、
モンテーニュさんの《わたしは何を知るか?》、
フランツ・ファノンさんの
《一人でも反対があれば橋をかけない》などなど。
ひろさんによる全30の名言の解釈と諧謔、
いずれも、読んでしばらく経ってから
ググっと来ます。
つまり、ふとしたときに
思い出し笑いしちゃったりして。
「それはァ、やぱりィ!」
「ぐるがぅる!」(←訳:危険じゃん!)
表面に笑いをまぶしてはいるけれど、
その実、巧みに智慧と知識を伝授してくれる一冊、
脱線と寄り道を楽しみつつ、
ゆっくり、じっくり、味わってみてくださいね。
オトナな活字マニアさんに、おすすめです♪
ネーさッ、がんばッてェべんきょうゥちゅうゥ!」
「がるる!ぐるるるがる?」(←訳:虎です!トリセツ熟読?)
こんにちは、ネーさです。
新入りDVDレコーダーはお利口さんですので、
まぁ付き合いやすいんですけどね、
時折り古いDVDレコーダーが恋しくなります……
壊れてしまったHDDの中には
ユヴェントス対バルサのCL決勝戦の録画があったんですよ(涙)!
皆さま、重要なデータはこまめにディスクに記録しておきましょう(滝涙)!!
では、よいしょ、と気を取り直して
本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b9/d7aeacee4fcde3b11ed0bc033303c7d0.jpg)
―― へそ曲がりのための名言講座 ――
著者は ひろさちや さん、2015年5月に発行されました。
『これで、こころは楽になる』と副題が付されています。
1996年に刊行された『ひろさちやのこころが楽になる言葉』を改題、
加筆修正、こうして文庫化されました。
「きッとォ、へそまがりィ、ッていうところがァ~…」
「ぐるがる!」(←訳:ミソだね!)
前々回記事では、
ロバート・ブルームさんの画集『JAPAN』を、
色がみどころです!
と御紹介いたしましたが、
この御本の読みどころは――
脱線!
でしょうかしら♪
「だッ、だッせんッ??」
「がるーる!」(←訳:危なーい!)
いえ、危険って訳じゃなくて、
主題がだんだんズレてゆく様子に
読む側はぷぷっと笑ってしまうのです。
たとえば――
ベンジャミン・フランクリンさんの名言
《人間の幸福は、日常の小さな便宜から生まれる》。
著者・ひろさん、この言葉を論じ……ているはずが、
なぜか、フランクリンさんのつくった他の格言、
《早寝早起きは健康・金持ち・知恵のもと》、
《今日できる仕事を明日に延ばすな》、
へと話題が逸れてゆきます。
それって、言い換えれば
《明日できる仕事を今日するな》ってことだよな、
と、ほくそ笑むひろさん。
そういえば、ローマではこんな言い方もするらしい――
《明日できることは今日するな、
他の奴でできることはおまえはやるな》。
「むむゥ! さすがはァ、いたりあんッ!」
「ぐるがるっるるぅ!」(←訳:へそ曲がってるぅ!)
そうしてさんざん脱線した挙句に、
むりやり本題へ戻してゆくチカラワザも
これまた微笑ましいですね。
「ぷぷふふふッ♪」
「がるるぐる!」(←訳:楽しい脱線!)
沢庵さんの《此世の人、来たとおもへは、苦労もなし》、
ガリレオ・ガリレイさんの《それでも地球は動く》、
モンテーニュさんの《わたしは何を知るか?》、
フランツ・ファノンさんの
《一人でも反対があれば橋をかけない》などなど。
ひろさんによる全30の名言の解釈と諧謔、
いずれも、読んでしばらく経ってから
ググっと来ます。
つまり、ふとしたときに
思い出し笑いしちゃったりして。
「それはァ、やぱりィ!」
「ぐるがぅる!」(←訳:危険じゃん!)
表面に笑いをまぶしてはいるけれど、
その実、巧みに智慧と知識を伝授してくれる一冊、
脱線と寄り道を楽しみつつ、
ゆっくり、じっくり、味わってみてくださいね。
オトナな活字マニアさんに、おすすめです♪
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