「こんにちわッ、テディちゃでス!
うおおッ!らぐびィー、すごいィィ!」
「がるる!ぐるがるるるる!」(←訳:虎です!金星おめでとう!)
こんにちは、ネーさです。
強敵をブチ負かし、突然注目を集めることとなったラグビーのW杯……
ロードレースの3大ツールが終わって気落ちしていましたが、
これはステキだわね!
にわかファンとなって応援にいそしむぞ!と拍手を送りながら、
さあ、連休ド真ん中の本日も
読書タイムを、どうぞ~♪
―― あの家に暮らす四人の女 ――
著者は三浦しをん さん、2015年7月に発行されました。
《谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品》と銘打たれ、
著者・三浦さん御自身も
《細雪へのオマージュ》と述べておられる長編小説です。
「ことしはァ、めもりあるいやーなのでスよゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:130と50!)
文豪・谷崎潤一郎さんの生誕130周年にして没後50年。
『細雪』を意識して書かれた作品。
となれば、
三浦さんの人気作《まほろ駅前多田便利軒》シリーズや、
『風が強く吹いている』『政と源』のように、
男性たちがメインキャスト、ということはありません。
主役は、女性。
杉並区の住宅地、
善福寺川にほど近い洋館に暮らす
四人の女性の物語、なんです、よね……。
「ええッとォ、どこかがァ~」
「がるっ??」(←訳:違うっ??)
刺繍作家の、牧田佐知(まきた・さち)さん。
佐知さんおお母さん、鶴代(つるよ)さん。
牧田家に下宿している
谷山雪乃(たにやま・ゆきの)さん、
上野多恵美(うえの・たえみ)さん。
4人で楽しい下宿生活?
少女マンガの設定みたいね~と
思われる御方もいらっしゃるでしょうが、
その予想は、ちょこっと当たっています。
「よにんともォ~ちょッとォ~ふしぎィ~!」
「ぐるがるぐるるるる?」(←訳:ギスギスしてないね?)
個性の強い女性が4人もひとつ屋根の下に暮らしていれば、
衝突したりいがみ合ったり、
ネガティブな感情が激突しかねない……?
いえいえ、そんなことないのです。
ここは、《しをんワールド》!
谷崎さんが創造した世界をリスペクトしつつも、
三浦さんオリジナルの華やかな花園が造成されています。
「きれいなァ、おうちはァ~…」
「がるがるぐるぐる?」(←訳:あちこちボロボロ?)
「あやしのォ、ひとかげッ!」
「がるーるーる!」(←訳:ストーカーだ!)
そして、4人の女性を引き立てるように
登場する男性たち――
この男性たちが、
出番は少なくとも
存在感キョーレツです!
もしや、この脇役男性陣の方が主人公なんじゃ……?と
勘ぐってしまうくらいに。
「わきやくにはァ、もッたいないィ!」
「ぐるがるるぐるるるがるぅ!」(←訳:いや皆もう脇役以上でしょ!)
ミステリ作品ではありませんのですけれど、
筋書きもキモもオチも
読み手の皆さまに発見していただきたいので、
例によってこの先はヒミツです。
東京の、杉並区の地理に詳しい方々には
楽しさ&面白さもいっそう増す現代版『細雪』、
全活字マニアさんに、おすすめですよ~♪
「ぞくへんッ、ないィでスかッ??」
「がるぐるるるぅ!」(←訳:期待してますぅ!)
うおおッ!らぐびィー、すごいィィ!」
「がるる!ぐるがるるるる!」(←訳:虎です!金星おめでとう!)
こんにちは、ネーさです。
強敵をブチ負かし、突然注目を集めることとなったラグビーのW杯……
ロードレースの3大ツールが終わって気落ちしていましたが、
これはステキだわね!
にわかファンとなって応援にいそしむぞ!と拍手を送りながら、
さあ、連休ド真ん中の本日も
読書タイムを、どうぞ~♪
―― あの家に暮らす四人の女 ――
著者は三浦しをん さん、2015年7月に発行されました。
《谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品》と銘打たれ、
著者・三浦さん御自身も
《細雪へのオマージュ》と述べておられる長編小説です。
「ことしはァ、めもりあるいやーなのでスよゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:130と50!)
文豪・谷崎潤一郎さんの生誕130周年にして没後50年。
『細雪』を意識して書かれた作品。
となれば、
三浦さんの人気作《まほろ駅前多田便利軒》シリーズや、
『風が強く吹いている』『政と源』のように、
男性たちがメインキャスト、ということはありません。
主役は、女性。
杉並区の住宅地、
善福寺川にほど近い洋館に暮らす
四人の女性の物語、なんです、よね……。
「ええッとォ、どこかがァ~」
「がるっ??」(←訳:違うっ??)
刺繍作家の、牧田佐知(まきた・さち)さん。
佐知さんおお母さん、鶴代(つるよ)さん。
牧田家に下宿している
谷山雪乃(たにやま・ゆきの)さん、
上野多恵美(うえの・たえみ)さん。
4人で楽しい下宿生活?
少女マンガの設定みたいね~と
思われる御方もいらっしゃるでしょうが、
その予想は、ちょこっと当たっています。
「よにんともォ~ちょッとォ~ふしぎィ~!」
「ぐるがるぐるるるる?」(←訳:ギスギスしてないね?)
個性の強い女性が4人もひとつ屋根の下に暮らしていれば、
衝突したりいがみ合ったり、
ネガティブな感情が激突しかねない……?
いえいえ、そんなことないのです。
ここは、《しをんワールド》!
谷崎さんが創造した世界をリスペクトしつつも、
三浦さんオリジナルの華やかな花園が造成されています。
「きれいなァ、おうちはァ~…」
「がるがるぐるぐる?」(←訳:あちこちボロボロ?)
「あやしのォ、ひとかげッ!」
「がるーるーる!」(←訳:ストーカーだ!)
そして、4人の女性を引き立てるように
登場する男性たち――
この男性たちが、
出番は少なくとも
存在感キョーレツです!
もしや、この脇役男性陣の方が主人公なんじゃ……?と
勘ぐってしまうくらいに。
「わきやくにはァ、もッたいないィ!」
「ぐるがるるぐるるるがるぅ!」(←訳:いや皆もう脇役以上でしょ!)
ミステリ作品ではありませんのですけれど、
筋書きもキモもオチも
読み手の皆さまに発見していただきたいので、
例によってこの先はヒミツです。
東京の、杉並区の地理に詳しい方々には
楽しさ&面白さもいっそう増す現代版『細雪』、
全活字マニアさんに、おすすめですよ~♪
「ぞくへんッ、ないィでスかッ??」
「がるぐるるるぅ!」(←訳:期待してますぅ!)