テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

南の空へ。

2015-09-10 21:40:29 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうもォ、おてんきィあれもようゥ、なのでスゥ~…!」
「がるる!ぐるるぅ!」(←訳:虎です!怖いよぅ!)

 こんにちは、ネーさです。
 台風の被害の大きさに今さらながら嘆息してしまう一日の終わりは、
 ちょっとだけでも肩の力を抜いて、
 読書に慰めを求めましょう。
 さあ、こちらの御本を、どうぞ~!

  



            ―― 神様の御用人 4 ――



 著者は浅葉なつ さん、2015年6月に発行されました。
 いつ映像化されるの?アニメ?実写?と
 期待している方々も多いことでしょう、
 大人気の《神様の御用人》シリーズ最新刊です。

「おおォ! もふもふゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:キツネ型神さま!)

 どういった運命のいたずらか、
 八百万の神様がたの御用を務める、
 “御用人(ごようにん)”に着任してしまった
 もと野球少年・萩原良彦(はぎわら・よしひこ)くん。

 そして、
 神様に関する知識おおむねゼロ?な良彦くんを補佐すべく
 萩原家に自主的居候を決め込む、
 方位神(ほういじん)の黄金(こがね)さん。

 いえ、黄金さま、とお呼びしなくちゃいけないのかしら。

「みためはァ、もふもふゥ!」
「がるるぐっるるがるる!」(←訳:キツネそっくりだよね!)

 京都に暮らす良彦くん、
 御用人を拝命して以来、
 あちらこちらの神様からの依頼を
 地道に、ときにガッツと体力で、
 はたまたツキにも恵まれて
 解決してまいりました。

 祇園祭開催中の今日もまた、
 良彦くんが所持する《宣之言書(のりとごとのしょ)》が
 ほんわりと光ります。

「ごようッ、きましたでス!」
「ぐるるがるるぐるるるる!」(←訳:お仕事ですよ御用人さん!)

 はい、《宣之言書》によれば……

 天道根命(あめのみちねのみこと)さんが
 此度の依頼人、いえ、依頼神です。

「あッあめのみちねッ?のみことッ??」
「がるる~ぐるるるる~…」(←訳:ええと~聞き憶えが~…)

 天道根命さんは、
 和歌山で神鏡を護る神様だ、
 と黄金さんに教えられ、
 良彦くんは南へ――紀国へと向かいます。

 真夏の陽のもと、
 天道根命さんの御社に到着した良彦くんと黄金さんを迎えたのは
 ……神さま?

「うわァ、どこからァみてもォ!」
「ぐるるがるるる?」(←訳:完璧な神様ぶり?)

 白く清浄な衣に身を包み、
 翡翠(ひすい)の勾玉(まがたま)のネックレス、
 角髪(みづら)という、古代風の髪型。

 あまりに神様すぎて、
 良彦くんは首を傾げます。
 外見や表情からは、
 御用人に頼まねばならない悩み事があるとは
 とても思えない、んだけどなあ……?

「それでもォ、うかがいましょうゥ!」
「がるるぐるるる?」(←訳:御用は何ですか?)

 シリーズ1~3巻までは、
 連作短編形式で構成されていた良彦くん(&黄金さん)の物語は、
 この4巻で初の長編作品となりました♪

 ヒトと神、
 人間も神さまもひっくるめた国造りの歴史、
 人の、神の、それぞれのこころのうち、
 過去と未来――

 巻数を重ねるごと、
 輝きを増してゆく御用人さんの“奮闘の記録”は
 ファンタジーやライトノベル系はどうもね……という御方にも
 ぜひ読んでいただきたい快作です!

 それにまた、この4巻の表紙画の素晴らしいこと!
 くろのくろ さんのイラストも
 《神様の御用人》シリーズの楽しみのひとつです。
 本好きさんは、書店さんで実見を!

「よんでもォ、みてもォ、わんだふるゥ!」
「ぐるるるるがる!」(←訳:激おすすめです!)


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昭和の“涙”画。

2015-09-09 21:51:33 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふはゥッ! くたくたァ~でスよゥ!」
「がるる!ぐるがるぐるるるるぅ!」(←訳:虎です!もう雨はいらないよぅ!)

 こんにちは、ネーさです。
 台風の風雨やら何やらで疲労も溜まった本日は、
 読書……をお休みにして、
 展覧会情報をお送りいたしましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  



        ―― 川崎のぼる ~汗と涙と笑いと~展 ――



 東京都三鷹市の三鷹市美術ギャラリーにて、
 会期は2015年8月1日~10月12日(月曜休館、ただし9/21と10/12は開館、9/24は休館)、
 どぅおですか、↑上の画像は?
 もはや説明も不要なくらいのアレですわね!

「とゥおォちゃァ~んッ!」
「ぐぅーるっ!」(←訳:ひゅーまっ!)
「あきこねえェちゃんッ!!」

 はい、そうです!
 1966年に連載を開始した野球漫画の金字塔
 『巨人の星』。

 その作画を担当した
 漫画家・川崎のぼるさんの展覧会ですよ♪

  

 梶原一騎さん原作による、
 『巨人の星』で知られる川崎さんですが、
 実際には、とてもバラエティに富んだ、というか、
 幅広く、かつ懐も深い、
 多様な作品を制作されています。

「じだいげきィ!」
「がるぐる!」(←訳:忍者もの!)
「がんりゅうじまのォ、たたかいィ!」
「ぐるる!」(←訳:西部劇!)

 それに、『いなかっぺ大将』のような
 ハートフル?コメディも描いておられたとは、
 私ネーさ、びっくりしました。
 さらに、なんと気魄に満ちた画力であることか!

  

 この展覧会は、
 大阪で貸本マンガ家としてデビューした川崎さんの初期の作品から、
 上京後の青春時代、
 三鷹市に居住した1967年以降に制作された作品の展示など、
 約60年間にわたる画業をふりかえる特別企画展です。

 8月1日には、
 現在は熊本県菊池郡へ移住し、
 絵本作家として活動中の川崎さん御自身が来館して
 鼎談イベントも行われたんですって!

「わおッ♪ えほんッ??」
「ぐるるがるるっ!」(←訳:絵本もいいなっ!)

 昭和の少年漫画ファンの方々は、
 いざ、三鷹市美術ギャラリーへ!
 最寄り駅はJR三鷹駅、
 南口から歩いてすぐですよ♪
 
 

 
   さて、今回のオマケ画像は……見えますかしら?
   
   「むッ! あれはァ!」
   「がるぅ!」(←訳:虹だぁ!)
   大雨が止んだ午後3時過ぎのこと、
   東の空にうっすらと虹が!
   「きれいィでスゥ!」
   「ぐっるる!」(←訳:光ってる!)
   ええ、綺麗よね~♪
   って言ってる場合じゃなくて。
   大変だったんですよ、今日の八王子は。
   ↑この写真を撮った場所は、橋の上。
   橋の下では濁流が渦巻き、
   水量が危険なほどに増えて避難準備情報が出るわ、
   TV局が取材に来てガンガン生中継されるわ、
   水浸しになった川原の草むらから
   イタチやハクビシンやヘビが
   わらわらと道路へ逃げ出して来て騒ぎになるわ……。
   「ほんとにィ、もうゥ~」
   「がるるぅ~…」(←訳:疲れたぁ~…)
   溜め息しつつ、切望します。
   台風の被害が、どうか軽微に終わりますように――
   


     
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格別な《ドラマ》とは。

2015-09-08 21:42:51 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでスっ!
 きょええェッ? たいふうゥ~???」
「がるる!ぐるるるがるるぅ!」(←訳:虎です!来なくていいよぉ!)

 こんにちは、ネーさです。
 近付いてくる台風に戦々兢々としつつも、
 止めませんよ読書タイムは。
 し~っかり戸締りして防災準備を整えたら、
 本日は、さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



             ―― 薔薇の輪 ――



 著者はクリスチアナ・ブランドさん、原著は1977年に、
 日本語版は2015年6月に発行されました。
 英語原題は『A RING OF ROSES』、
 多くのミステリ評論家から
 《巨匠》《女王》と讃えられる著者・ブランドさんの長編作品です。

「だいめいィはァ、かわいらしィのにィ?」
「ぐるがるる!」(←訳:事件ですか!)

 題名の薔薇――ローズとは、
 スウィートハート・ローズのことです。

 その薔薇の花は、
 ひとりの少女に贈られたものでした。

 英国全土に何万といる彼女のファンさんたちによって贈られた、
 香り高い薔薇……。

「ふァんッ?? というとォ~…」
「がるるぐるるる?」(←訳:彼女はアイドル?)

 ええ、21世紀の現代でなら、彼女は立派なアイドルさんでしょうか。

 彼女をスウィートハート(愛しいあの子)と呼ぶ
 母親の女優・エステラさんとの
 こまやかな交流を綴った《スウィートハート日記》は、
 新聞紙上で大人気!
 たくさんの読者さんが、
 今日の《日記》はどんな文章かしら?と
 楽しみにしている、のです、が……。

「がッ??」
「ぐるるるるがる!」(←訳:立ちこめる暗雲!)

 皆から愛されるスウィートハートの、
 父親が問題なんです。

 その男、アル・ケンドリックスは、
 米国シカゴのギャングで――

「ふァ? ぎゃんぐゥ??」
「がっるるるるっ?」(←訳:ほっホントにっ?)

 新聞向けのネタでも冗談でもなく、
 彼は、刑務所に収監されている本物の“前科者”。
 しかも……
 もうすぐ刑期を務め上げて出所するらしい……
 娘に会いたくて英国へ来るらしい……
 これはちょっと……

「ちょッとどころかァ!」
「ぐるるるるがるぅ!」(←訳:危険過ぎるでしょ!)

 母のエステラさん、
 エステラさんの秘書バニーさんや
 『スウィートハート』日記連載担当の記者さん、
 それぞれの思惑から成り立っていた“調和”が
 ギャングの父親の来訪を機に、崩れ、
 壊れてゆきます。

 風雨にさらされた、砂の城のように……。

「とうとうゥ、じけんはッせいィ!」
「がるるぐるっるるるるがーる!」(←訳:助けてスコットランドヤード!)

 悠々たる筆致で語られる《悲劇》は、
 ミステリのジャンルを超え、
 文芸作品に近い壮大なメロドラマの域に迫っています。
 なので、英国文学好きな御方には
 特におすすめしたいですね!

「もッちろんッ、みすてりまにあさんにもォ~」
「ぐるるる!」(←訳:推しです!)

 読後感格別な一冊を、
 皆さまも、ぜひ♪
  

 
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全部盛り!のゼイタクさ♪

2015-09-07 21:54:59 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 いぎりすゥでもォ、はじまッてるでス!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!寒そうだけどね!)

 こんにちは、ネーさです。
 熱戦続く2015ブエルタ・ア・エスパーニャに対抗すべく?、
 秋色濃い英国ではツアー・オブ・ブリテンが始まりました。
 ロードレース競技ファンにとっては忙し~い9月ですが、
 読書タイムもきっちり遂行いたしましょう。
 さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



           ―― 出張料理 おりおり堂 ――



 著者は安田依央(やすだ・いお)さん、2015年3月に発行されました。
 『卯月~長月』と副題が付されています。
 
「わほゥ! しゅッちょうでェ、おりょうりィ~♪」
「ぐるるがるぅ!」(←訳:食欲の秋だぁ!)

 活字マニアとしては、そこは
 読書の秋だ!と言いたいところなんですけど、
 物語の主人公、
 山田澄香(やまだ・すみか)さんでしたら、
 こう宣言するかもしれませんね。

 恋愛に秋も春もないのよー!と。

「ふあァ~…れんあいィ~…」
「がるるぐるるぅがるる?」(←訳:食欲のお話じゃないの?)

 澄香さんの恋愛は、
 食欲と関係がなくもありません。

 なんたって、彼女の想う御方というのは
 料理人さんなんですからね。

「しかもォ、なかなかのォ!」
「ぐるる!」(←訳:男前だ!)

 そうです。
 白いシャツがことのほか似合う、
 橘仁(たちばな・じん)さんは
 澄香さんの眼に“相当なイケメン”と映りました。

 映っただけではありません、
 一目惚れの魔力が澄香さんに大きな決断をさせたのです。

 転職しよう!
 彼の助手として働こう!

「むむむッ、むッちゃだいたんッ!」
「がるるっるるぅ!」(←訳:思い切ったねぇ!)

 カフェを併設する『骨董 おりおり堂』。
 仁さんがお料理をしているそのお店で
 澄香さんも働くことになりました。

 けれど、メインのお仕事は
 カフェでの給仕ではありません。

 お客さんの自宅に伺ってお料理をする出張料理。
 仁さん、けっこう有名&人気の出張料理人さんだったのです。

「いきなりィ、てんしょくゥしてェ~?」
「ぐるるるがるるぐるぅ~?」(←訳:いきなり料理人助手ぅ~?)

 最近は、お料理をテーマ(サブテーマ)にした小説が
 書店さんで目立っています。

 この御本もそのジャンルかな?と思って読み始めましたら……
 恋愛小説?
 いえそれともお仕事小説?
 家族小説かな?
 
「にぎやかァでス!」
「がるるぐる!」(←訳:華やかだよ!)

 元気も哀愁も未来も過去も
 松花堂弁当のように彩りよく配された物語は、
 東京という都市を丁寧に描き込んだ歳時記でもあります。

 この御本では、
 桜咲く卯月(四月)から、
 お月様が美しい長月(九月)までの季節が流れますが、
 さて、その先は……

「もうすぐゥ、よめまスよゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:9月刊行です!)

 『神無月~弥生』編は、
 9月下旬に書店さんに並ぶ予定だそうですので、
 活字マニアの皆さまは、その前に、ぜひ、
 こちらの『卯月~長月』編を一読されたし!
 サブキャラさんたちのファンキーなハジケっぷりが味わい深くて、
 じわ~んと後を引きますよ~♪
 
 
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あみぐるみクマ、金星を挙げる?

2015-09-06 21:49:01 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 こうはんせんッ、とつにゅうゥ~でス!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!絞られてきたね!)

 こんにちは、ネーさです。
 2015ブエルタ・ア・エスパニャ、
 ステージが進むごと、優勝候補が絞られてきました。
 伊のアル選手がこのまま首位キープ?
 いや逆転もあるぞ?とワクワクしながら、
 本日の読書タイムは、さあ、こちらを、どうぞ~♪

  



              ―― クマ刑事 ――



 著者は加藤実秋(かとう・みあき)さん、2015年7月に発行されました。
 『クマ刑事』は『くまでか』とお読みくださいね。

「うふふゥ♪ くまさんのォ、くせにィ~」
「ぐるがる!」(←訳:刑事さん!)

 噂では、海の向こうのアメリカには、
 TEDとか呼ばれるクマちゃんがいるらしいわ。
 歌って踊れる、
 お下品なジョークも俺に任せろ!なテディベア、
 ってことですけど、
 日本にも、います。
 歌と踊りは(たぶん)ダメだとしても、
 捜査能力は抜群のクマが!

「あみぐるみィ、でスけどねェ~」
「がるるるぐるるるぅ~」(←訳:おじさんだけどねぇ~)

 シリーズ第一作『アー・ユー・テディ?』で登場したのは、
 フリーマーケットで売られていた
 あみぐるみのクマ――

 しかし、その実体は、
 天野康雄(あまの・やすお)さんの魂を宿した、
 おしゃべりクマ。

 ただし。
 康雄クマさん、TEDのように自力では動けないので、
 行動力はゼロ、なんです。
 そこで、康雄クマさんに代わり、
 いえ、康雄クマさんの昭和なノリに煽られて
 渋々捜査活動に協力するのは……

 フリマで康雄クマさんを買っちゃったのが運のツキ!な、
 雑貨マニアの和子(かずこ)ちゃん、なのでした。

「うききッ♪ 
 かわいいィ~くまにィ、さからッてはァ、いけませんッ!」
「ぐるる~…」(←訳:だよね~…)

 シリーズ第四作目となるこの御本でも、
 康雄クマさんの捜査へのこたわりは相変わらずです。

 はるか昔ではあれど、
 未解決の大事件として有名な
 『帝都大学爆破予告事件』の謎に係わる情報を手に入れ、
 クマさん化する前は刑事さんだった康雄クマさん、
 すっかり興奮してしまいました。

   この犯人はオレが挙げる!

 とばかり、
 和子ちゃんをせっついて、
 事件現場であった大学の講堂へ向かわせます。
 
「でもォ、やぱりィ、あみぐるみィだしィ~?」
「がるぐるぅ~?」(←訳:クマだしぃ~?)

 しがない?あみぐるみの康雄クマさんと、
 捜査力向上より雑貨店経営を夢見る和子ちゃんの、
 漫才にも似た、いえ、漫才そのもののやり取りは、
 事件の迷宮入りを阻止できるのか――

 4話から成る連作ミステリは、
 TEDにも負けない魅力があります。
 映像化したら面白そう!
 と思うのは、私ネーさだけではないはず。
 アニメ……よりも実写で見たいわね、
 康雄クマさんの暴走っぷり♪

「さんせいィでス!」
「ぐるるる!」(←訳:笑えそう!)

 シリーズを発行順に読むと楽しさも増すクマ刑事奮闘記、
 ミステリ好きさんに、
 かわいいモノ好きさんにもおすすめです。
 浅野にいおさんの装画も素晴らしいので、
 本屋さんで実食、いえ、実見を!
 
 


 
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どれも、これも♪

2015-09-05 21:50:08 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 たけこぷたァー!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!どこでもドア!)

 こんにちは、ネーさです。
 はいはーい、本日は、読書タイムをサボっての展覧会情報……の日ですが、
 ドラえもんくんの誕生日を記念して、
 或るミュージアムに御案内いたしましょう♪
 さあ、こちらへ、どうぞ~! 

  



       ―― 原画展 《のび太の日本誕生と時空の旅》 ――



 神奈川県川崎市の、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムにて、
 会期は2015年7月10~2016年6月30日(予定)
(毎週火曜日と年末年始は休館)、
 長編映画としては10作目となった『のび太の日本誕生と時空の旅』をテーマに
 開催中の原画展です。

「いいなァ、どらちゃんッ♪」
「ぐるるるがるるるぅ!」(←訳:うちにも欲しいよぅ!)

  

 おそらく《ドラえもん》を読んだこと/見たことのある人は、
 同じように思っているのじゃないかしら。

 ドラちゃん、欲しい!
 ドラちゃんが無理なら、せめて《ひみつ道具》を!

「だからァ、たけこぷたーッ!」
「がるぐるるるるがるる♪」(←訳:ボク暗記パンもいいな♪)

  

 私ネーさは、ほんやくコンニャクがいいわね♪
 会話だけでなく、外国語を自在に読みこなせるコンニャクがあったら、
 どんなにかステキでしょう♪

 英語は当然のこと、フランス、イタリア、ドイツ、
 スペイン語やポルトガル語も、
 すらすら~っと理解できたらなぁ~♪

「そッ、そんなことになッたらァ、たいへんでス!」
「ぐるるがるるるぐるるるる!」(←訳:部屋がますます本だらけに!)

 あ、そうだわ!
 スモールライトがあれば!
 かさばる本の山を、ちょちょいっと圧縮して
 戸棚ひとつに何万冊も保管可能よ!

「おおッ、それならァ~」
「がるるる!」(←訳:いいかも!)

  

 先日も書きましたけれど、
 ドラえもんくんが誕生するのは、
 2112年の9月3日……。

 ああ、なんと遠い未来なのでしょうか。
 どなたか、来年あたりに発明してくださらないかしら……。

「どらちゃァ~んッ!」
「ぐるがるるぐるー!」(←訳:早く過去に来てー!)

 ドラちゃんLOVEな方々は惚れ惚れ必至のこの展覧会には、
 藤子・F・不二雄さんの作品の中で
 “時空の旅(タイムトラベル)”が登場する
 短編作品の原画も展示されます。

   SFとは、
   サイエンスフィクションではなく、
   《すこしふしぎ》。

 藤子不二雄先生たちは
 そう言っていた、と聞きました。
 難しい論理や、数式、法則に縛られたものではなく、
 ただ、少しの不思議。

 その不思議を、皆で、豊かな気持ちで愉しめる日が
 訪れることを願って――

「あらためてェ、どらちゃんッ!」
「がるるるぐるるるる!」(←訳:お誕生日おめでとう!)

 藤子・F・不二雄ミュージアムの最寄駅は
 小田急線およびJR南武線の登戸駅です。
 駅からはシャトルバス(有料)が出ていますよ。
 ぜひ、お出掛けを♪
 



    じゃ、ここらでオマケ画像も、ほいっと。
   
   『ロッテ』さんの
   《コアラのマーチ ココア&ミルク》!
   「わほッ、ねがぽじィ!」
   「ぐるるる!」(←訳:ココア色!)
   季節の変わり目ですから、
   皆さま、身体を冷やさないようにして、
   穏やかな休日を♪
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その名は……ズバリ?

2015-09-04 21:45:58 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 ふゥッ! ながァ~いィ、いッしゅうかんッでしたでスゥ!」
「がるる!ぐるるるぅ!」(←訳:虎です!疲れたよぅ!)

 こんにちは、ネーさです。
 夏休みが終わってしまい、
 身も心もクタクタ……な週末の読書タイムは、
 あははっ♪うきゃきゃ♪
 と明るく笑えるノンフィクション作品を御紹介いたしましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



           ―― 珍名いきもの124 ――



 著者&本文の解説は北嶋廣敏(きたじま・ひろとし)さん、
 画は藤田和生(ふじた・やすお)さん、2015年6月に発行されました。
 『誰かに話したくなる』と副題にもありますように、
 あまりの面白さ・可笑しさに、

「あのねッ、きいてッきいてッ♪」
「ぐるがるー!」(←訳:これ見てー!)

 と誰かしらに話しかけ、
 知識を共有したくなること請け合いの
 ユニークな動植物雑学図鑑です。

 ああ、それにしても、
 ヘンテコな名前の生きものが
 世の中にこれほどた~くさん存在するとは!

「たつのいとこッ!」
「がるるるる!」(←訳:ヨダレカケ!)

 タツノオトシゴには、イトコがいる!
 いや、イトコだけじゃない、
 タツノハトコという、ハトコ(再従兄弟)もいる!

 あ、冗談ではないんですよ。
 本気です。本当です。

 タツノイトコは、ヨウジオウ科の海水魚。
 相模湾以南、インドシナ半島沿岸、インド洋に分布しており、
 タツノオトシゴに似ていますが、
 首は曲がっておらず、頭部の冠状突起が発達していない、のだそうです。
 タツノハトコはタツノオトシゴの近似種類で、
 こちらも実在いたします。

 ヨダレカケ、というのも
 イソギンポ科の海水魚で、
 英名でさえ『pinafore blenny(エプロンをつけたギンポ)』。
 磯棚に生息し、カエルに似た顔で、
 顎の下には吸盤もある、とか。

「うそじゃァないィんでスゥ!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:真実ですぅ!)

 真実のみが持つヘヴィな衝撃はまだまだ続きます。

 パンダダルマハゼ。
 コンペイトウ。
 
 ブンブヌチャガマ。
 ウメボシイソギンチャク。

 ジゴクノカマノフタ。
 ヘソクリ……。

 あっとと、
 活字マニアの皆さまから
 “知る喜び”を奪ってしまってはいけないので
 これ以上は記しませんが、
 動物では魚類・哺乳類・カエル類・昆虫類・貝類他、
 植物では草木・本木・海草、
 原生生物、菌類、変形菌まで、
 揃いも揃ったり、
 ヘンなナマエのヤツらがずら~りと。

「でもォ、いみがァ、あるのでス!」
「がるるる!」(←訳:由来もね!)

 なんでヘンな名前が付けられちゃったのか。

 誤解が原因?
 ルックスのせい?
 生態ゆえか?
 或いは……命名者の気まぐれ?

「いくらァなんでもォ!」
「ぐるるるるがるるぅ!」(←訳:気まぐれはヒドイぃ!)

 著者・北嶋さんは短い解説文の中に
 それぞれの名に籠められたエピソードを
 分かりやすく、詩情をまじえつつ、
 メチャクチャな名を付けられた生きものたちへの
 同情をも滲ませつつ、
 巧みに語ってくださいます。

 ヘンな名に驚いて、
 なぜ?と問えば、
 そこに生きものの多様なかたち、
 生命の不思議が在る――

「へんてこォだけどォ~」
「がるるぐるぅがるるるっ!」(←訳:バカにしちゃダメだぞっ!)

 あはは♪と笑って読んでゆけば、
 こころも晴れる、
 物識りにもなれる、
 世界がぐーんと広がってもゆく稀有なる作品、
 理系さんにも文系さんにもおすすめです。
 探してみてくださいね~♪

 

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較べれば、深まる?

2015-09-03 21:52:24 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、どらちゃんのォおたんじょうびィ♪」
「がるる!ぐっるーがーるるー!」(←訳:虎です!ハッピーバースデー!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日9月3日は、ドラえもんくんの誕生(予定)日!
 2112年のその日を前倒しでお祝いしながら、
 さあ、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~♪

  



           ―― 名画の謎 対決篇 ――



 著者は中野京子(なかの・きょうこ)さん、2015年7月に発行されました。
 『ギリシャ神話篇』『旧約・新約聖書篇』『陰謀の歴史篇』に続く
 《名画の謎》シリーズ最新作です。

「こんかいィはァ、たいけつゥ!するのでスゥ!」
「ぐるる!」(←訳:決闘だ!)

 いや、あのね、プロレスじゃないんですから、
 グーパンチで殴り合うわけじゃありません。

 ただ……飛んでいなくもないかしらね、
 丁々発止と、火花が。

「らいばるゥ!」
「がるる!」(←訳:好敵手!)

 著者・中野さんがリングアナと化し、おっと失礼、
 公正な選択眼で取り上げるのは、
 例えば、御本表紙のように、
 “好対照”なふたり――

 オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ妃エリザベートさんと
 フランス皇帝ナポレオンⅢ妃ウージェニーさん。

 御二方は、出自こそ違えど、
 同時代人であり、
 皇妃という階級(というか立ち位置)であり、
 ともにその美貌で名高く、
 その上、ヴィンターハルターさんという
 当時最高の肖像画家さんによって
 永遠の麗姿を後代に伝えられることになったのも
 共通していますが……

「どちらがァ、びじんッ?」
「ぐるるるがる?」(←訳:どちらが幸せ?)

 セレブ度と、好感度に関しては、
 おそらく多くの人がエリザベート皇妃に軍配を上げるでしょう。

 けれども、どちらのお妃さまが幸福であったか、
 その判断は――

「うむむむッ?」
「がるぅ!」(←訳:難しぃ!)

 比較に値する美しい男性ふたり、も
 中野さんは名画の海から釣り上げます。

 リゴーさん描く『ルイ十五世の肖像』と
 レーニさん画『聖セバスティアヌスの殉教』。

 王と聖人、ふたりの美男に注がれる視線の複雑さが
 読み手の嘆息を誘います。

「れきしッてェ~」
「ぐるっ!」(←訳:重いっ!)

 人間(ひと)に限らず、
 場所もまたライバルになるのだと
 中野さんが指摘するのは、

 ルノワールさん画『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』と
 ピカソさん画『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』です。

 ルノワールさんが描いて24年ののち、
 同じ場所をピカソさんが描いたら、どうなるのか、
 どんな違いが生じるのか――

 これはもう、皆さま、
 御自身の眼で、じっくり眺めて&読んでくださいね!

「らいばるたちのォ、こころのうちをォ~」
「がるぐる?」(←訳:誰ぞ知る?)

 対決、というよりも、
 対照の妙を、
 わかりやすく解説してくれる著者・中野さん。
 早くも次の《名画の謎》が楽しみです♪

 なお、『名画の謎 ギリシャ神話篇』が
 先ごろ文庫化されました。(↓こちらです!)

  

「おおッ! ぶんこサイズゥはァ~」
「ぐるるがるる!」(←訳:程よい小ささ!)

 単行本が欲しいけど
 本棚は満杯で……と泣いている活字マニアさん、
 書店さんの文庫コーナーをチェックです!


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― 黄金の流れ ―

2015-09-02 21:44:56 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふゥ~、きょうはァ、りらッくすゥ♪」
「がるる!ぐっるがる!」(←訳:虎です!ホッと一息!)

 こんにちは、ネーさです。
 2015ブエルタ・ア・エスパーニャは休養日でしたし、
 ユヴェントスの試合はありませんでしたし、
 移籍騒動も終了して、
 こころ穏やか~に過ごせる週の半ばは、
 はい、読書をサボって展覧会情報を、どうぞ~♪

  



    ―― もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20's Paris ――



 東京都新宿区の東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館にて、
 会期は2015年9月5日~11月8日(月曜休館、ただし9/21、10/12は開館)、
 『The Last Impressionists : Time of Intimacy』と英語題名が付されています。

「あはァ♪ いんしょうはァ~♪」
「ぐるがるぐぅっる~…」(←訳:でもこれちょっと~…)
「ふんいきィ、ちがァ~うのでスゥ??」

  

 そうねえ、モネさんに始まる、
 印象主義(印象派)、新印象主義とは微妙に異なっていて、
 でもフォーヴィズムやキュビズムとは明らかに別モノの、
 絵画作品。

 この展覧会では、
 印象主義のスタイルを受け継ぎつつも、
 親しみやすく甘美な作風で知られる
 ウジェーヌ・カリエールさん、
 アンリ・ル・シダネルさん、 
 ジョン・シンガー・サージェントさん他、
 20世紀初頭のパリで活躍した
 約20名の作家さんによる作品約80点が展示されます。

「ちょっぴりィ、いんしょうはァ?」
「がぅっるるぐぅるるるる!」(←訳:ちょっぴりジャポニズム!)

  

 注目すべきは、このところ日本でも知名度急上昇中の
 アンリ・ル・シダネルさん、でしょうか。
 光の効果、点描、
 目に心地よいやわらかな色合い……
 
 彼らの船が浮かんでいたのは、
 絵画の黄金時代の最後の流れ、でした。
 この時代が過ぎ、
 モダニズムがアートの主流になると、
 もうルールなんてありませんからね。
 点描?古臭ーい!
 ってなってしまうワケで。

「ふるくさいィかもォしれないィけどォ~!」
「ぐっるるがるるー!」(←訳:けっこう良いよー!)

 印象主義の人気が高い日本でなら、
 必ずや好感をもって受け入れられそうな
 この『最後の印象派』展、
 20世紀前半の美術が好き!という御方に
 おすすめです。
 
 常設の収蔵品コーナーでは
 ゴッホさん、ゴーギャンさん、セザンヌさん、
 グランマ・モーゼスさんの作品も観賞できる新宿西口の美術館へ、
 ぜひ、おでかけを~♪


 

   ではここで、秋はアートより食欲!なオマケ画像も。
   
   『シャトレーゼ』さんの
   《ふんわりプリンロール》は、いかがですか~?
   「いただきまスゥ!おいしィでスゥ!」
   「がるがるるぐるる!」(←訳:冷え冷えがいいね!)
   ハロウィン用のお菓子が早くも売り出されて、
   スーパーやコンビニの店頭は魅惑のカボチャ色です。
   ああ、食べ過ぎないように用心せねば……!
   「むひひッ♪」
   「ぐるるっ♪」
   

   
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名手の巧みな《語り》10!

2015-09-01 21:49:25 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むッ? くんくんッ? このォ、かおりィはァ?」
「がるる!ぐるるるがるー!」(←訳:虎です!銀木犀の花だー!)

 こんにちは、ネーさです。
 いつもならこの9月に入ってから咲き始めるギンモクセイのお花が、
 なんと、今年は昨日あたりから咲いちゃってますよ。
 早過ぎる秋だなぁ~と感心する本日の読書タイムは、
 さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



       ―― 短編ベスト10 スタニスワフ・レム ――



 著者はスタニスワフ・レムさん、原著は2001年に、
 日本語版は2015年5月に発行されました。
 ポーランド語原題は『Fantastyczny LEM』、
 同国の作家スタニスワフ・レムさんの短編作品集です。

「ふァ~、ぽーらんどォ!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:レアですぅ!)

 日本では、残念ながら、
 あまり翻訳されることのない東欧・中欧の文学……
 けれど、レムさんは幸福な例外と言えるかもしれませんね。
 SF作品として名高い『ソラリス』
 (旧題『ソラリスの陽のもとに』もしくは『惑星ソラリス』)は
 邦訳本があり、
 映画化もされているので、
 観たことあるわ!という方も多いでしょう。

 この御本は、
 スタニフワフ・レムさん(1921~2006)の作品集
 《スタニスワフ・コレクション(全6巻)》の、
 『短編ベスト10』として刊行されたもので、
 とてもヴァラエティに富んだ、というか、
 『ソラリス』しか読んだことのない活字マニアさんは、

「むひゃッ??」
「がるっ?」(←訳:ええっ?)

 と驚くような作風の短編作品が収録されています。

 シリアスで、哲学的/思索的でもあるのが、『ソラリス』。
 
 それに対して、レムさんの短編は……
 読んでいて笑っちゃう、んですよねえ。
 
「へんてこォ、でス!」
「ぐるるがる!」(←訳:楽しいです!)

 奇抜で突飛な設定、という点は
 いかにもSFらしいのですけれど、
 レムさんの場合、そこに言葉遊びが加わります。
 ルイス・キャロルさんが『不思議の国のアリス』でやったように、
 韻を踏んだり、
 奇妙な造語をちりばめてみたり。

 レムさんのその《遊びごころ》が分かりやすい作品を、
 この御本の中で探すなら、
 冒頭に収録されている『三人の電騎士』と、
 『探検旅行第一のA(番外編)、あるいはトルルルの電遊詩人』
 でしょうか。

 特に、私ネーさのおすすめは後者!
 SF好きな活字マニアさんに秘かな人気の
 《宇宙創世記ロボットの旅》シリーズの一作です。
 
「うちゅうのォ、ろぼッとォ?」
「がるっるる?」(←訳:ロボット旅?)

 主人公のトルルルさん、
 そしてクラパウツィスさんは
 ほぼ機械生命体?に近い《宇宙建造士》さん。

 気の向くままに宇宙を飛び回り、旅をしているふたりが、
 この物語で直面する羽目になったのは。

   コンピューターは詩人たり得るか?

「そッ、それはァ~…!」
「ぐるるがるがる!」(←訳:遠大な疑問です!)

 遠大かつ壮大な命題を、
 レムさんは機智と笑いに包んで描きます♪
 
 全活字マニアさんに読んでいただきたいこの
 《宇宙創世記ロボットの旅》、
 現在は入手困難となっているため、
 図書館などでお探しくださいね!

 悲しいことに図書館でも見つけられなかった……という御方は、
 こちらの『短編ベスト10』で
 長編とはまた違ったレムさんの世界をお愉しみあれ♪

「れむおじさんのォせ、かいィはァ~!」
「がるるぐるがるるる!」(←訳:いまも新鮮なのです!)



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