テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 楽しい新訳ホームズさん ~

2023-12-12 22:08:20 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むむゥ! めうつりィ~しちゃうゥ!」

「がるる!ぐるるがるるる~♫」(←訳:虎です!どれがいいかな~♫)

 

 こんにちは、ネーさです。

 クリスマスさえまだ来ていないのに、

 お正月の福袋売出し予告のメールが続々と……!

 これはおトクかも!と真剣に見入りつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 名探偵ホームズ 瀕死の探偵 ――

 

 

 著者はコナン・ドイルさん、2023年10月に発行されました。

 『Sherlock Holmes : The Adventure of the Dying Detective』と英語題名が、

 《コナン・ドイル ショート セレクションⅡ》

 とシリーズ題名が付されています。

 

「せかいィさいこうゥのォ、めいたんていィ!」

「ぐるるがーるるるる!」(←訳:我らがホームズさん!)

 

 理論社さんより刊行されている

 《世界ショートセレクション》シリーズの第23巻には、

 5つの短編作品が収録されています。

 

 『赤毛連盟』

 『青いガーネット』

 『瀕死の探偵』

 『サセックスの吸血鬼』

 『競技場バザー』

 

 というラインナップのうち、

 『赤毛』と『ガーネット』『瀕死の探偵』『吸血鬼』

 の4作品は、名作、人気作として、

 ファンの方々にはよく知られている作品ですね。

 しかし、

 『競技場バザー』……?

 

「はじめてェききましたでス!」

「がるぐるがるる??」(←訳:どのお話だろう??)

 

 聞き覚えないなあ?

 有名な作品を改題したものかな?

 と首を傾げる御方もおられましょうが、

 いえいえ、違うんです。

 

 『競技場バザー』(The Field Bazaar)は、

 《正典》とされるホームズさんの物語60編からはずれる

 《外典》作品。

 

 訳者・千葉茂樹さんの『訳者あとがき』によれば、

 母校エディンバラ大学からの求めに応じて

 コナン・ドイルさんが書いたもの、とのことです。

 

 単行本にしてわずか8ページほどの、

 ホームズさんとワトソンさんの会話を中心とする

 掌編に近い作品の内容は、

 ふふふ、まことに微笑ましい~!

 

「いかにもォ~めいたんていィ!」

「ぐるるがるぐる!」(←訳:らしさ全開だよ!)

 

 『競技場バザー』、

 そして『赤毛連盟』『青いガーネット』『サセックスの吸血鬼』、

 表題作品『瀕死の探偵』も、

 未読の方々のため、これ以上のネタバレお喋りは出来ませんが、

 千葉茂樹さんの訳文はとても生き生きとしていて、

 熱心なホームズさんファン諸氏も

 あらためて読みふけってしまうことでしょう。

 

 もっちろん、

 ヨシタケシンスケさんによる題字&表紙画&挿絵(扉絵)も

 最高に楽しい仕上がりです。

 見事なワシ鼻のホームズさんと

 まん丸顔のワトソン博士……

 ああ、お腹の皮がよじれる……!

 

「ぷひひひッ!」

「がるるっ!」

 

 なお、《世界ショートコレクション》シリーズは

 児童書ジャンルの作品ですので、

 皆さま、ぜひ、本屋さんの児童書コーナーで

 探してみてくださいね~♪

 

 

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~ 水の世界は、毎日が冒険? ~

2023-12-11 22:08:10 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 いえやすゥさァ~んッ!」

「がるる!ぐるがるるぐるる?」(←訳:虎です!次の放送が最終回?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大河ドラマ『どうする家康』も来週が最終回……

 2023年も押し詰まりつつあるのねえ、と実感させられます。

 ドラマの出演者さん&スタッフさんに拍手……を準備しながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 水族館飼育員のキッカイな日常 ――

 

 

 著者は なんかの菌(なんか の きん)さん、

 2023年7月に発行されました。

 水族館をテーマにしたコミックエッセイ作品ですよ。

 

「しゅやくはァ~おさかなッ!」

「ぐるがるるる!」(←訳:いや水族館員!)

 

 著者・なんかの菌さんは、

 オサカナちゃんたちが大好きなオサカナマニア……

 ではありませんでした。

 

 大学院では美術史専攻で

 博物画(動植物などの絵画)を研究していた、

 というなんかの菌さん、

 博物館・美術館に学芸員として就職することを

 目指していたそうですが、

 職員募集に応募し、

 内定をいただいちゃったのは、

 水族館……!

 

「すいぞくかんもォ、いちおうゥ~」

「がるるぐるるる!」(←訳:博物館なんです!)

 

 かくして、水族館職員の一員となったなんかの菌さんが

 配属されたのは、

 え? まさかの?

 

 飼育員!!

 

「ひいいィ~ッ!」

「がるぐぅる!」(←訳:大変じゃん!)

 

 掃除に餌づくり、

 水槽の水質管理や、展示の解説。

 調査研究と採集、標本の制作をして、論文も執筆する。

 広報、事務、設備の保守、社会教育、で、もちろん、

 大水槽で潜水訓練も。

 

 そう、イルカショーでイルカたちを華麗に操り、

 アシカたちとコミカルなやり取りをして

 観客さんを笑いの渦に巻き込むことだけが

 水族館員さんのお仕事、ではないんです。

 

 なんかの菌さんも、まずは、

 基本のキである飼育員――最も肉体労働?なお仕事から、

 水族館員の道を歩み始めたのでした。

 

「さめェ、いわしィ、おそがきィふぐゥ!」

「ぐるるるるがるるるるるぐるる!」(←訳:ペンギンにニシキエビに狆穴子!)

「うつぼォ、いしがきふぐゥ!」

 

 第1章『世話する飼育員』

 第2章『探求する飼育員』

 第3章『みなぎる飼育員』

 

 と3つの章で解剖される”飼育員さんの日常”、

 いちばん笑ってしまうのは、

 第1章でしょうか。

 

 餌づくりに励む飼育員さんの、はてしない苦労!

 生きたイワシが搬入されてきた!

 傷付けないよう注意しながら、

 水槽までバケツリレー!

 水族館に宿直室はない……夜勤の日、

 どこで寝ようか迷ったら、

 いや、いやいや、

 大水槽の前で寝ちゃおう♫

 なんて考えるなよ! 怖いぞ!

 

「くすくすくすッ!」

「がっるぅぐる~!」(←訳:笑っちゃダメ~!)

 

 生きもの相手の毎日は、

 予想もつかないことばかり?

 それでも、飼育員マスターの座へ、一歩また一歩と。

 

 動物ノンフィクション好きな活字マニアさんに

 激おすすめの一冊です。

 水族館の年間パスポートをお持ちのマニアさん、

 動物ノンフィクション好きな活字マニアさんにも

 おすすめの一冊です。

 ぜひ、本屋さんで探してみてくださいね~♪

 

 

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~ 明治の港に、船は着く ~

2023-12-10 22:08:30 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ぱふゥッ! おおたにィさァ~んッ!」

「がるる!ぐっるがるるるる!」(←訳:虎です!ビックビジネスだ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大谷翔平選手、ドジャースへの移籍が決定!

 2024年も西海岸での健闘を期待しながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 日本美術の冒険者 ――

 

 

 著者は中野明(なかの・あきら)さん、2021年6月に発行されました。

 『THE ADVENTURER OF JAPANESE ART CHARLES LANG FREER』と英語題名が、

 『チャールズ・ラング・フリーアの生涯』と日本語副題が付されています。

 

 日本から遠く隔たった米国の西……じゃなくて、東海岸。

 ワシントンDCのスミソニアン博物館群の中に、

 ひとつの美術館があります。

 

 フリーア美術館。

 

 1923年、米国で初の国立美術館として開館した

 この美術館が収蔵するのは、

 チャールズ・ラング・フリーアさん(1854~1919)が収集した

 数千点の美術品です。

 

「とくにィ、ちゅうもくゥすべきなのはァ~」

「がるぐる!」(←訳:日本美術!)

 

 戦火のタネを抱えつつも、

 まだ世界大戦など影も形もなかった時代のこと、

 或る富豪さんが客船に乗って日本へやって来ました。

 

 その人物こそ、フリーアさん。

 事業に成功し、

 大富豪になっていた彼が

 明治の日本で“発見“したものは、

 数多の美。

 

「ぐすんッ、かなしいことにィ~」

「ぐるるがるるる!」(←訳:名品がザクザク!)

 

 旧体制が崩れた日本では、

 国宝級の美術品が売買されることも

 珍しくない状況であったと、

 今では知られていますが、

 フリーアさんが手に入れた美術品のリストを

 この御本の本文であらためて目にすると、

 ああもう、ヒステリーを起こしそうになりますよ。

 

 俵屋宗達さん、本阿弥光悦さん、

 尾形光琳さんに乾山さん、酒井抱一さん、

 北斎さん、広重さん、歌麿さん……

 

 本国アメリカにいた頃から

 浮世絵などの日本美術品を買い入れていたフリーアさん、

 “本場“の日本に到着して、

 いっそう美術愛と収集欲が刺激されちゃったようで。

 

「あれもッこれもッ!」

「がるるぐるがるるる!」(←訳:値切るのも忘れずに!)

 

 著者・中野さんは、

 フェノロサさんやホイッスラーさんたちの助言・提言を胸に、

 日本の文化の影響を受けつつ、

 美術品を収集してゆくフリーアさんの日本滞在の日々、

 そして、

 収集品を国家に寄贈する計画を進めてゆく帰国後の行動を

 悠々たる筆致で描きます。

 

「びじゅつかんッ、たてちゃいィまスかッ?」

「ぐるるるがるるるるる~?」(←訳:たくさん集めたんだね~?)

 

 実はフリーアさん、

 日本美術の収集家として有名なんですけれども、

 収集の対象は日本美術だけじゃなかったんです。

 

 亡くなった時点でフリーアさんが所有していたのは、

 友人・ホイッスラーさんの作品だけで千点超、

 米国人作家さんの作品や、

 中国の美術品、朝鮮半島の美術品、

 エジプトの美術品、

 中近東とインドの美術品、、

 バビロニア・ビザンチンその他の美術品、と

 総数15.434点……!

 

「あわわわゥ!」

「がるるるるぐるるるっる……!」(←訳:アメリカのお金持ちって……!)

 

 フリーア美術館の所蔵品は、門外不出。

 寄贈者の遺志に従い、

 外部への貸し出しは行っていません。

 21世紀となった今も。

 

 明治の日本で、

 フリーアさんは何を見、何に情熱を燃やしたのか。

 日本の美術の何が彼のこころをとらえたのか。

 ひとりの収集家さんの《美》に魅入られた生涯を、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

 

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~ 資料が語る、巨匠の建築 ~

2023-12-09 22:08:40 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おひさしぶりのォ~しん・ごじらくんッ!」

「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!破壊王だねえ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 昨日12月8日、NHK-BSで『シン・ゴジラ』が放送されて、

 庵野秀明さん版ゴジラくんの暴れぶりに考えさせられました。

 なぜだー? なぜゴジラくんは上陸してくるんだー?

 海中にいる方がラクだろー? 地上はGがかかるぞー? なのになぜー?と悩みながら、

 さあ、本日は読書をサボって、こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪ 

  

 

 

    ―― フランク・ロイド・ライト――世界を結ぶ建築 ――

 

 

 東京・港区のパナソニック汐留美術館にて、

 会期は2024年1月11日~3月10日

 (水曜休館、ただし3/6は開館、2/2、3/1、3/8、3/9は夜間開館を実施)、

 『The Wright Imperial Hotel at 100: Frank Lloyd Wright and the World』

 と英語題名が付されています。

 

「おおッ、らいとさんッ!」

「ぐるるるがるるぐる!」(←訳:偉大なる建築家さん!)

  

 フランク・ロイド・ライトさん(1867~1959)。

 

 パナソニック汐留美術館が

 2024年の幕開けに開催する展覧会のテーマは、

 20世紀建築界の巨匠ライトさん!です。

 

「きちょうなァしりょうッ、こうかいィされまスゥ!」

「がるるるるぐる!」(←訳:ライトさん直筆!)

  

 2012年、フランク・ロイド・ライト財団から

 ニューヨーク近代美術館と

 コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館に移管されたのは、

 建築、芸術、デザイン、著述、

 造園、教育、技術革新、都市計画など、

 ライトさんが携わった様々な分野の資料5万点。

 

 調査研究が続けられているこれらの資料のうち、

 この展覧会では、

 ライトさん設計による邸宅のドローイングや、

 帝国ホテルの断面図、

 椅子、木製玩具などが展示されます。

  

 この企画展は

 〔帝国ホテル二代目本館100周年〕を記念する催しでもあり、

 講演会や

 学芸員さんによるスライドトークといった

 関連イベントも予定されています。

 参加を希望する場合は、

 先ず、美術館の公式HPで詳細を確認してくださいね。

 

 また、会期中に一部展示替えが行われますので、

 こちらも公式HPをご参照くださいな。

 

「じゅんかいィもォ、しまァ~ス!」

「ぐるるがるる!」(←訳:豊田と青森へ!)

 

 現在は愛知県の豊田市美術館にて開催中(10月21日~12月24日)、

 2024年3月20日からは青森市立美術館へ巡回する

 スペシャルな展覧会に、

 皆さま、ぜひ、お出掛けを♪

 

 

 

   では、ここでビューティフルなオマケ画像も、じゃ~ん!

   

   人気のあまり品薄になっている

   フェイスパック『ルルルン プレシャスR』で、

   私たちも冬のお肌をケアいたしましょう。

   「しッとりィ~…」

   「がるるる!」(←訳:つるるん!)

   体調管理に充分気を付けて、

   皆さま、どうか穏やかな休日を♪

 

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~ 荒野の“運命“ ~

2023-12-08 22:08:20 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ただいまァこうかいィちゅうゥ~!」

「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!各国で賛否両論?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 現在、映画『ナポレオン』が公開されていますね。

 私ネーさ、監督のリドリー・スコットさんの大ファンですので、

 本日の読書タイムは、↓こちらの御本にしてみましたよ~♪

  

 

 

            ―― ナポレオン ――

 

 

 編者は新人物往来社の皆さん、2011年8月に発行されました。

 『NAPOLÉON : LA VIÉ LÉGENDAIRE D'UN HÉROS』と仏語題名が、

 『ヨーロッパを制覇した皇帝とボナパルト家の人々』

 と日本語副題が付されています。

 

 御本の表紙になっているのは、

 ジャック=ルイ・ダヴィッドさん作

 『サン・ベルナール峠を越えるナポレオン』(1801年)。

 

「かッこいいィ~けどォ?」

「ぐるがるるる!」(←訳:格好よすぎる!)

 

 ナポレオン・ボナパルトさん(1769~1821)。

 

 イタリア語風に読むなら、ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ。

 なぜイタリア語かというと、

 ボナパルト家のルーツはイタリアのトスカーナ州にあり、

 ナポレオンさんが生まれた当時は

 コルシカ島に暮らしていたのでした。

 

 つまり、ボナパルト家での日常会話は

 フランス語ではなくイタリア語だったのですが、

 教育を受けるため本国フランスへ送られたナポレオンさんは、

 フランス語を習得してゆく傍ら、

 野心を膨らませてゆきます。

 

「しゅッせしようゥ~!」

「がるるぐるる!」(←訳:まずは軍隊で!)

 

 本文は、

 第一部『ナポレオン51年の生涯』

 第二部『ナポレオン戦記』

 第三部『ボナパルト一族とナポレオンをめぐる人々』

 と、3部から構成されていて、

 貴族とは名ばかりの“田舎の子“が

 革命の中で立身出世を遂げてゆく第一部と、

 遠地での凄惨な戦争が連続する第二部は

 ……なんというか、あんまり幸せそうじゃありませんね。

 

 打倒王政! 革命万歳! 

 エジプトやイタリアへ遠征して、

 クーデターで革命政府を倒して政権掌握!

 国民投票の結果、戴冠して《皇帝》を名乗り、

 しかし、栄華の日々は儚く……。

 

「ぎおんしょうじゃのォ、かねのこえェ~…」

「ぐるるるるがるぐる……」(←訳:諸行無常の響きあり……)

 

 栄光と墜落、流罪となって絶海の孤島へ――

 ナポレオンさんの壮絶な人生に対し、

 彼の親族は一風変わった“運命“を課せられました。

 

 ボナパルトが権力者であるために、

 兄のジョゼフさん、弟のリュシアンさんとルイさん、ジェロームさん、

 妹のポーリーヌさん、カロリーヌさん、エリザさんは、

 行きたくもない国の王様にされたり、

 政略結婚をさせられたり。

 

 そして、ナポレオンさんの敗戦や失脚に合わせて、

 彼らの“運命“も浮いたり、沈んだり。

 

「のぶながァさんッ、でスねッ!」

「がるるるる!」(←訳:太閤さんも!)

 

 信長さんが没した後の、織田家の人々。

 秀吉さんが倒れた後の、豊臣家の人々。

 同じように、

 ナポレオンさんの一族の身にも、

 降りかかるのは、平坦ではない”運命“。

 

 もし、リドリー・スコットさんが、

 ナポレオン後の世界を描くとしたら、

 主人公はいったい誰なのだろうか……

 リドリーさんを魅了するのは

 どんな形の“運命“なのだろうか……

 などと空想しつつ、

 皆さま、ぜひ、一読を♪

 

 

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~ 続・白地に咲く花 ~

2023-12-07 22:08:10 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 うわわァ~んッ! なかされたでスゥ~!」

「がるる!ぐるるるがるぐるるる!」(←訳:虎です!ハンカチいやタオルを!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日12月7日の朝ドラ『ブギウギ』には泣かされてしまいました。

 俳優・趣里さんの底ヂカラ、

 羽鳥(草彅剛)先生の音楽が放つ輝きに、ただただ涙……

 冷めぬ余韻に嘆息しながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― 青の花 器の森 2 ――

 

 

 著者は小玉ユキ(こだま・ゆき)さん、

 2019年3月に発行されました。

 前々回記事でご紹介しました『青の花 器の森』全10巻のうちの、

 第2巻です。

 

「だいさんかんはァ、こちらァ~でス!」

「ぐるるがるるる~る」(←訳:ろくろ回してま~す)

  

 

 

            ―― 青の花 器の森 3 ――

 

 

 ええ、2冊のコミックの表紙を御覧くだされば、

 物語の背景が少し見えてくるでしょうか。

 

 長崎県の、波佐見(はさみ)。

 そこは、波佐見焼(はさみやき)で知られる

 “陶磁器の町”です。

 

 町には陶磁器を生産するいくつもの工房や窯(かま)があり、

 その一つで働いているのが、

 馬場青子(ばば・あおこ)さん。

 

 と、そこへ――

 

「あらわれェ~ましたでス!」

「ぐるるるるる!」(←訳:異邦人さんが!)

 

 真鍋龍生(まなべ・たつき)さんは、

 東京の美大で工業デザインを学んだ後、

 海外で作陶活動をしていましたが、

 磁器を学び直したくて波佐見にやってきた、という青年です。

 

 そして、青子さんと龍生くんが

 第1巻の第1話からドカーンと対決!

 

「しろがァ~いちばんッ! もようはァいりませんでスゥ!」

「がる!ぐるるるぅっ!」(←訳:要る!要りますぅっ!)

 

 形が美しい白地のお皿に、

 絵模様は必要ない。

 お花だろうと抽象模様だろうと伝統柄だろうと、

 形に美が宿っているのだから、

 模様などジャマでしかない。

 

 こんな風に言われたら、

 工房では絵付を担当している青子さんが

 黙っていられるはずもなく、

 2人の間の空気は、険悪……でしたが?

 

「あッさりィ~ゆきどけェ?」

「ぐっるがるるるる~!」(←訳:だって仕方ないよ~!)

 

 龍生さんが作る器は、

 青子さんが理想とするカーブをしていて、

 持てばしっくり手に馴染むもの。

 眺めているうち、

 自分が“描くべき”絵柄が、自然と浮かんでくるような。

 

 絵柄なしがいい。

 いや絵模様は要る。

 相変わらず議論を続けながらも、

 社内コンペに参加することになった二人は、

 お皿の共同制作を開始します。

 

「がんばれェ~!」

「がるるぐっるる!」(←訳:良いの作ってね!)

 

 考え方に違いはあっても、

 陶磁器(やきもの)という共通言語が

 青子さんと龍生さんの会話を、心を、次第に繋げてゆきます。

 

 お皿の出来上がり具合は、はたして……?

  

 私ネーさ的に、いま《実写ドラマ化してほしいマンガ》第1位の、

 青子さんと龍生さんの物語は、

 あんまり少女漫画は読んだことないなぁ、

 という活字マニアさんにもおすすめですよ。

 電子書籍版もありますので、

 お好みの方法で、ぜひ、トライしてみてくださいね~♪

 

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~ ゆっくり味わう、カカオの旅程 ~

2023-12-06 22:08:30 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふゆのォ~たのしみとォいえばァ~」

「がるる!ぐるるがぅる!」(←訳:虎です!それはチョコ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 チョコレートの美味しさが増す季節――冬がやって来ました。

 本日の読書タイムは、こちらの御本で、

 さあ、ショコラ三昧を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― ひと粒のチョコレートに ――

 

 

 文は佐藤清隆(さとう・きよたか)さん、

 絵はjunaida(ジュナイダ)さん、2021年4月に発行されました。

 

 表紙に描かれているのは、

 赤い包み紙から覗く美味しそうな板チョコ……

 これはきっと、チョコレートをめぐる

 大冒険ファンタジー絵本に違いない!

 と思ってしまうんですけれども。

 

「むふふふゥ、ほんとゥはねッ」

「ぐるがるるる~!」(←訳:硬派なんだよ~!)

 

 いえ、チョコレートが硬い柔らかいの話ではなくて。

 

 ほとんど理系です。

 科学です。

 

   チョコレートは、どこから来たのか。

   なぜ、私たちはチョコレートを

   “美味しい“と感じるのか。

 

 この疑問に本気で答える

 ノンフィクション作品なんです。

 

「そこでェ、さとうさァ~んッ!」

「がるぐる!」(←訳:出番です!)

 

 文章を担当している佐藤清隆さんは、

 カカオの油の性質を研究し、

 テンパリングの科学的意義

 (6種類あるカカオの油の結晶をチョコレートに最適なV型にする)を

 世界で初めて解明したという、

 カカオ科学界のマエストロさんです。

 

 佐藤さんが語るのは、

 チョコレートの性質、

 カカオ豆の産地や、歴史、

 チョコレートに作り上げるまでの膨大な作業、流通、

 より美味しいチョコレートを作るための試行錯誤……

 そうして完成した“ひと粒のチョコレート“は、

 

  《自然の持つ力と人の技術が合わさった、

   奇跡のような結晶》

 

 であること。

 

「たいせつにィ~いただきまスゥ!」

「ぐるるがるるる!」(←訳:心して食べます!)

 

 そして、絵によって《カカオの奇跡》を語るのは、

 画家junaidaさんの美しい水彩画です。

 

 金の冠を被った

 小さなお菓子の王様が、

 カカオの農園の小径を歩き、

 実ったカカオ豆を検分し、

 南米から欧州へと伝わったカカオを相手に、

 あれかこれかと研究の末、

 苦みをおさえる方法が発見されて

 大喜び~!

 

 といった場面の数々は、

 チョコ大好きな私たち、落涙してしまうじゃありませんか。

 

「みるくゥちょこれいとォ……!」

「がるるっるぐるるるるる……!」(←訳:こうやって生まれたんだ……!)

 

 チョコレートという、

 《奇跡》のお菓子が歩んだ道を描いた

 佐藤さん×junaidaさんによる

 “科学絵本”は、

 チョコ好き&絵本好きな方々に、

 理系の活字マニアさんにも

 激おすすめです。

 可愛い赤い色合いの表紙を目印に、

 本屋さんの絵本コーナーで、ぜひ~♪

 

 

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~ 白地に咲く花 ~

2023-12-05 22:08:01 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ごじらくんッ、やりましたでスゥ!」

「がるる!ぐるっるるるーるがる!」(←訳:虎です!ロケットスタートだよ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 映画『ゴジラ-1.0』が米国で公開され、

 日本製作のゴジラ映画において全米興行収入第1位、

 2023年に公開された外国映画のオープニング興収1位も獲得しました。

 いやー良かった、これで『次』もあるわね!と拍手しながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― 青の花 器の森 1 ――

 

 

 著者は小玉ユキ(こだま・ゆき)さん、

 2018年9月に発行されました。

 全10巻から成る物語の、第1巻です。

 

 舞台は、西日本――

 長崎県の波佐見(はさみ)町。

 現在は、“陶磁器の町”として広く知られる町ですね。

 

「おおォ、かわいいィ~!」

「ぐるるがるるっる!」(←訳:お皿やマグカップ!)

 

 波佐見焼(はさみやき)の特徴は、

 丈夫な日用品を主流としている点でしょうか。

 日常使いの、大小のお皿、小鉢、カップ、

 箸置きなども、波佐見焼の得意とするところ。

 

 主人公の馬場青子(ばば・あおこ)さんが働いているのは、

 そんな波佐見焼を製作する工房の、

 絵付(えつけ)部門です。

 

「すすゥ~ッとォ、ひとふでッ?」

「がるぐるる~!」(←訳:プロだなあ~!)

 

 素焼きをした生地に、

 すいすいと描く模様は、

 伝統の柄から、草花や波、抽象的なものまで、さまざま。

 

 絵付をすることが面白くて楽しくて♫

 という青子さんなのですが、

 或る日、愕然とさせられる出来事が……!

 

「ぼうぜんッでス!」

「ぐるがる!」(←訳:啞然です!)

 

 それは、新人社員さんのひと言でした。

 

   ―― 絵付された器に 興味がない ――

 

 え、絵付に興味が、ない……?

 

 いやいやいや、そんなん言われたら

 青子さんたち絵付部門スタッフの立つ瀬がないでしょ!

 新人さんだからって、

 イケメンだからって、

 チームを組んで仕事を進めてゆく

 波佐見代々のやり方を否定するなんて!

 

「むむゥ、もしかしたらァ?」

「がるるぐる?」(←訳:ワケがある?)

 

 波佐見では新人ながら

 外国の窯で働いた経験がある

 真鍋龍生(まなべ・たつき)さん。

 

 なぜ、龍生さんは絵付を否定するのか、

 青子さんは不審に思わずにはいられませんが……

 

「ふァいッ! そこでェ~すとッぷゥ!」

「ぐるるるがるぐ~る!」(←訳:ネタバレ駄目で~す!)

 

 人間のドラマと並行して、

 じっくり丁寧に描かれるのは、

 波佐見という土地への愛情と、

 波佐見焼への愛情です。

 

 陶磁器の制作工程を自然に学ぶことにもなる

 ヒトとモノの物語は、

 ゴジラと同じく実写ドラマ化してほしい快作です。

 コミック好き映像好きな方々はもちろん、

 陶磁器マニアさんも

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

 (2巻以降の作品も順次ご紹介してゆきますので、

  しばしお待ちくださいな)

 

 

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~ 光と闇のカーニバルへ ~

2023-12-04 22:08:40 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ほうそうはァ~のこりィにかいィ~??」

「がるる!ぐるるがる~?」(←訳:虎です!大丈夫かな~?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大河ドラマ『どうする家康』も残るはあと2話……

 12月3日放送の第46話では茶々さまに泣かされました。

 俳優さんたちの熱演にエールを送りつつ、

 さあ、週明けの読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― 夢見る宝石 ――

 

 

 著者はシオドア・スタージョンさん、

 原著は1950年に、画像の日本語版(新訳版)は2023年10月に発行されました。

 英語原題は『THE DREAMING JEWELS』、

 長らく入手困難となっていたスタージョンさんの代表作が、

 新訳を得て復活しましたよ。

 

「ふるいィ~けどォ!」

「ぐるるるるる!」(←訳:古びてないね!)

 

 ええ、70年以上前に刊行された作品ではありますが、

 物語の魅力は全く色褪ることなく、

 現代でも燦然と、いっそう目映く輝いています。

 

 少年ホーティーの痛みとともに。

 

「ひどいィのでスゥ!」

「がるぐるるがるるる……!」(←訳:もう逃げるしかない……!)

 

 ホーティこと

 ホートン・ブルーイットくんは、孤児。

 

 ある秋の晩、

 1枚の湯上りタオルだけに包まれて

 公園にいるところを見つかって、孤児院へ。

 8歳になった今は里親の家で暮らしているものの、

 里親がホーティー少年を孤児院から引き取った理由というのが、

 

 選挙のため。

 当時、市議会議員選挙に出馬していた里親は、

 “気の毒な身寄りのない子ども”を引き取れば、

 有権者へのいいアピールになる、と

 策を巡らせたのです。

 

「ぶゥー!」

「ぐーるるる!」(←訳:ブーイング!)

 

 そういう背景があっての里親・里子ですから、

 家の中には団欒(だんらん)も、愛情もありません。

 

 そして、ホーティー少年がちょっとしたトラブルを起こすと、

 里親の感情は爆発し、

 ついにホーティーくんは部屋を飛び出します。

 

「きをォつけてッ!」

「がるぐっるがる!」(←訳:外は真っ暗だよ!)

 

 脱出直前、里親によって手にケガを負わされたホーティーくんは

 傷口を押さえながら、

 或るトラックの荷台に転がり込みます。

 

 そこでホーティーくんを助けてくれたのは、

 カーニバルへ向かう一行でした。

 

 カーニバルを見物に行く……のではありません。

 芸を披露する出演者として、裏方として、

 彼らはカーニバルを目指しているんです。

 

 ホーティーくんの窮状を察したのでしょう、

 彼らに誘われ、

 ホーティーくんはカーニバルの団員に紛れ込むことに……?

 

「そこがァ、だいもんだいィでス!」

「ぐるがるぐぅるるるる!」(←訳:ここ普通じゃないんだ!)

 

 団員モネートルの野望が

 さらなる危難となってホーティーくんたちに襲い掛かります。

 

 不可思議な力を有する《夢見る宝石》――

 モネートルが欲しくてたまらないその宝石の、

 手掛かりを持つのは。

 

「しィッ!」

「がるるるぅる!」(←訳:聞かれちゃう!)

 

 光あふれるカーニバルのテントと、

 背後の闇。

 ホーティーくんは闇に呑み込まれてしまうのか。

 

 レイ・ブラッドベリさんを虜にしたという、

 スタージョンさんの傑作は、

 ファンタジーやSF好きな方々に、

 ミステリ好きな活字マニアさんにも

 おすすめですよ。

 本屋さんの文庫コーナーで、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

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~ この味が、本場の流儀? ~

2023-12-03 22:08:03 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス! 

 ふくぶくろォ、はつばいィ~ちゅうゥ!」

「がるる!ぐるぅ?」(←訳:虎です!もうっ?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 BLACK FRIDAYのSALEが終わったと思ったら、

 早くも福袋の予約や前売りが始まりましたね。

 明日にもお正月が来ちゃうような錯覚にクラクラしながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪  

  

 

 

       ―― 本場アメリカ流 キャンプ クッキング ――

 

 

 編者はFox Chapel Publishingの皆さん、

 2023年7月に発行されました。

 『Weekend Camping Cookbook』と英語題名が付されています。

 

 日本にもほぼ定着しつつある、《キャンプ》。

 

 You Tubeにはキャンプ系のチャンネルが多数あって、

 キャンプをテーマにしたコミックやアニメは大ヒットし、

 アウトドアグッズ&キャンプ用品専門店さんは売行き好調、と

 さらに広がってゆきそうな《キャンプ》熱ですが。

 

 《キャンプ》先進国アメリカでは、

 日本のものとはちょっと違う

 《キャンプ クッキング》が根付いている?

 

「はわわァ、わりとォ~ふくざつゥ!」

「ぐるるるがるるるる!」(←訳:ひと手間かけてるね!)

 

 日本でのキャンプ料理の主流は、

 バーベキューと、カレーなどの煮込みもの、

 クラシカルな手法では飯盒(はんごう)を使ってご飯を炊いて、

 というところでしょうか。

 

 対して、この御本で紹介されている

 『本場アメリカ流』のキャンプ料理では、

 ホットサンドメーカーが大活躍!

 

 パンの間に挟んで焼くのは、

 チーズ、オニオンスライス、

 トマト、マッシュルームあたりはいいとして。

 

 イチゴと、シナモンシュガー?

 バナナと、ピーナッツバター?

 マシュマロとチョコチップ?

 

「あまァ~いッ!」

「ぐるーるるがっるるるるるぅ~…」(←訳:デザート系ホットサンドかぁ~…)

 

 スモア(S'MORE)という、

 マシュマロを焚火の火で炙ってトロッとさせる

 甘~いお料理も、ここでの組み合わせは。

 

 グラハムクラッカーに挟むのは

 マシュマロとクリームチーズとイチゴ、

 或いは、マシュマロとチョコレートバーと木苺ジャム、

 それとも、マシュマロとバナナとチョコスプレッド……

 

 いや~甘い、甘いです、大甘じゃありませんか。

 甘いもの大好きな私ネーさも

 目眩を起こしそうな甘々路線です。

 

「だいじょうぶゥ~でスゥ!」 

「がるーるるぐる!」(←訳:デザートは別腹!)

 

 あ、もちろん、普通っぽい《キャンプ》料理も載っていますよ。

 

 串刺しソーセージピザ……ワイルドです。

 チキンエンチラーダ スキレット……メキシカンですね。

 ダッチオーブンコーンブレッド……本格的だわ。

 ピーチマロウ……桃のホイル焼き……?

 ローストピーチ……桃の炭火焼……え?はあ? 

 

 米国では、桃を焼いて食べる、んですか?

 

「ぷふふふッ!」

「ぐるるるるがるる~」(←訳:アメリカンだねえ~)

 

 “食の常識“の、日米での違いが、

 じんわり浮かび上がるレシピの数々。

 

 キャンプ料理本として楽しむのも、

 文化の違いを楽しむことも、

 家でのお料理の参考にすることも、と

 いろいろな読み方が出来る一冊です。

 また、留学経験がある方々、

 米国に長期旅行をした経験をお持ちの方々には

 なつかしく感じられるレシピもあるかもしれませんね。

 気になったら、ぜひ、

 本屋さんの料理本コーナーで探してみてくださいな~♪

 

 

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