「こんにちわッ、テディちゃでス!
あわわわゥ! もうゥ~かうんとォだうんッん??」
「がるる!ぐるるるっるがるるる!」(←訳:虎です!押しつまってきたよね!)
こんにちは、ネーさです。
2023年の《BEST BOOK》探しも、本日がオオトリとなりました。
今回は、新しい試みとして【特別編】をお送りしますよ。
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― アジア・中東の装飾と文様 ――
著者は海野弘(うんの・ひろし)さん、2023年5月に発行されました。
以前にもお話しいたしましたが、
美術評論、小説、歴史エッセイ、都市論など、幅広い分野で活躍した
海野弘さんは、2023年4月に世を去られました。
おそらく、この『アジア・中東の装飾と文様』が
“お別れの一冊“なのでしょうか……
私ネーさ、海野さんの御本がとにかく大大大好きでしたので、
未だに喪失感から脱け出せぬまま……。
「ほんやさんにィゆくとォ~」
「ぐるるがるるぅるるる!」(←訳:新作を探しちゃうんだ!)
特に最近の海野さんの、
エディトリアルデザイナーさん&装丁デザイナーさんと
タッグを組んでのアート評論のお仕事は、
世界に誇りたくなる超絶的な名作名品でした!
外見だけではなく、
本文の各ページも凝りに凝った意匠が施され、
頁をめくる度にドキドキが加速したものです。
↓こちらの『1970’sロンドン・カルチャーの世界』なんてもう、
その最たる例でしょうか。
「かッこいいィ……!」
「がっるる~…」(←訳:うっとり~…)
そしてまた、
人形作家の辻村寿三郎(辻村ジュサブロー)さん、
俳優の高見のっぽさん、
漫画家の松本零士さん、
怪異・怪談研究家の高田衛さん、
音楽家の高橋幸宏さん、坂本龍一さん、鮎川誠さん
作家の永井路子さん、加賀乙彦さん、大江健三郎さん、
平岩弓枝さん、森村誠一さん、伊集院静さん……
大勢の方々が彼岸へと渡ってゆかれました。
私たちは、感謝を胸に見送ること、
ただただ祈ることしかできません、
どうか安らかに、と。
「だからァ、らいねんもォ!」
「ぐるるる!」(←訳:読むべし!)
はい!
2024年も、剣ではなくペンを! 書物を!
もっとたくさん読むぞ!
推し活だってしていいんだぞ!
というわけで、
次回からは毎新春恒例のおバカ企画に走りますよ。
「えッ??」
「ぐるっ?」(←訳:ええっ?)
大忙しの年末年始の息抜きに、
おヒマな時間にでもちょっと覗いてみてくださいね。
では皆さま、どうか穏やかな年越しを~!