「こんにちわッ、テディちゃでス!
わわゥ! またしてもォ~みつけちゃツたのでス!」
「がるる!ぐるるるがるる~!」(←訳:虎です!ナスカの地上絵~!)
こんにちは、ネーさです。
ペルー南部ナスカで新たに地上絵29点が発見との報が!
紀元前300年~紀元前100年頃に描かれたとみられる地上絵は、
ナスカ文化初期、それより前のパラスカ文化のもの……?
ナスカって地上絵だらけなのだろうか?と妄想しながら、
さあ、本日も2023年の《BEST BOOK》を探しましょう。
今回は【海外作家】さんのジャンルを、どうぞ~♪
―― ヒトラーの馬を奪還せよ ――
著者はアルチュール・ブラントさん、
原著は2021年に、日本語版は2023年7月に発行されました。
『美術探偵、ナチ地下世界を往く』と副題が付されています。
「おいかけまスよゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:どこどこまでも!)
ベルリン陥落の混乱の中、
行方不明になった巨大なブロンズ馬像を探すのは、
“美術界のインディ・ジョーンズ“こと著者・ブラントさん。
とうに破壊されていたはずだったのに、
奇々怪々な経緯で現存していた馬像を、
どうやって見つけ出し、確保するのか?
フィクションのような御話ですが、
ブラントさん、“本物“です。
現代史好きな活字マニアさんに激おすすめですよ。
では、お次は、↓こちらを!
―― ロスチャイルドの女たち ――
著者はナタリー・リヴィングストンさん、
原著は2021年に、日本語版は2023年11月に発行されました。
「まさかァ、いんぼうろんッ?」
「がるるる!ぐるる~!」(←訳:ノンノン!違うよ~!)
世界規模の金融操作や戦慄の陰謀論といえば
ロスチャイルド家の出番……ではなくて、
この作品で取り上げられているのは、
19世紀のフランクフルトに生まれて
ロスチャイルド家に嫁し、
大富豪一家の経済的基盤を整えたグートレさんと、
グートレさんの女系子孫さんたちの生涯です。
ガチなノンフィクションを読みたい!という御方に、
ジャズ好きな方々にもおすすめの意欲作ですよ。
そして、↓こちらも!
―― シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット ――
著者はモーリーン・ウィテカーさん、
原著は2020年に、日本語版は2023年11月に発行されました。
英グラナダTV制作のドラマ
《シャーロック・ホームズの冒険》シリーズの撮影秘話と、
各話の解説に加えて、
ホームズさんを演じた俳優ジェレミー・ブレットさんの伝記も兼ねた
ノンフィクション作品です。
「げんさくゥ、りすぺくとォ!」
「ぐるるるがるるぐる!」(←訳:すべては原作の中に!)
原作を尊重し、改悪しない。
現在では当たり前の考え方を核にして製作された映像作品は、
世界各国で大人気となりました。
病と闘いながら名探偵を演じきったブレットさんを偲びつつ、
ホームズさんのファン諸氏は、
ぜひぜひ、一読を!
次回の【その4】では
日本の作家さんの《BEST BOOK》を探しますよ。
おヒマな折にでも
ちょこっと覗いてみてくださいね♪