前の記事に関連して。
「KOBECCO」6月号から、宮崎翁の話を元に田辺さんのことを書いている。
エピソードはいっぱいあるようで何回書くことになるか分からない。
出してきた資料に昔の「神戸っ子」のコピーがある。
1964年の3月号。丁度50年前。
この号に座談会の様子が載っている。
出席者の顔ぶれがスゴイ。
田辺聖子、陳舜臣、足立巻一、安水稔和ほか。そして司会を赤尾兜子。
安水先生、まだ32歳だ。写真がお若い。
田辺さんは芥川賞を受けられた直後。ここでの足立先生の発言が面白い。
いずれ、「KOBECCO」に使わせてもらおうと思っているので、ここには紹介しません。悪しからず。
昨日上げた「ロードス通信」だが、カラーページに時実新子さんの色紙が載っている。
10800円だと。
前にも書いたかもしれないが、彼女の著書『悪女の玉手箱』http://www.amazon.co.jp/%E6%82%AA%E5%A5%B3%E3%81%AE%E7%8E%89%E6%89%8B%E7%AE%B1-%E6%99%82%E5%AE%9F-%E6%96%B0%E5%AD%90/dp/4408591769が出た時にわたしは新子さんに直接注文した。10冊。それに署名とともに川柳を書き添えて欲しいとお願いして。
この時、新子さん、えらく感激して下さった「わたしの多くの弟子たちも10冊も買ってくれる人は一人もないです」と。さてその10冊、わたしの手元には一冊も残ってない。望む人にみんなお譲りした。
しかし色紙も持ってないなあ。但し、新子さんに頂いた書簡はいっぱいある。