喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「愚か者であれ」

2022-04-02 19:31:57 | 用海のこと
用海町の信行寺さんの門前の標語。



今月は、スティーブ・ジョブズの言葉です。
「ハングリーであれ、愚か者であれ」
これの住職的解説。←二段階クリックで。
《実はジョブズは若い頃から仏教の教えに共感し、人生観に大きな影響を受けています。》とのこと。
《「Stay foolish(愚か者であれ)」と語っていますが、おそらくこの言葉も仏教と無関係ではないように思われます。》
なるほど、ですね。
これはわたしの師、宮崎修二朗翁の考えにも似てると思います。
「今村さん、先生と呼ばれるようになったら、気をつけなさいよ」といつもおっしゃいました。
まあ、わたしは滅多にそうは呼ばれません。子ども将棋教室の講座に行った時に、子どもたちに呼ばれるぐらいです。

『触媒のうた』宮崎修二朗翁の謙譲の心が詰まった本。
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桑島玄二さんのハガキ

2022-04-02 11:34:33 | 宮崎修二朗翁
宮崎翁宛の書簡の中から今日はこれを紹介しましょう。

四国、白鳥出身の詩人、桑島玄二さんからのもの。消印は1982年12月13日。
インクの字が大分薄くなっています。
桑島玄二といっても今の若い詩人たちにはなじみが薄いでしょうが、存在感のある人でした。
←クリック。
桑島さんとは、足立先生を偲ぶ「夕暮れ忌」でわたしもお会いしています。
お手紙も何度か交わしました。
このハガキにあるように大きな太鼓腹でのお姿を忘れません。
《足立さんが宮崎はこのごろどうしているのかと聞いてきました。》などと、当時のそのあたりの文人の気息が漂っています。
ほかにも安西冬衛、山本武雄、春木〈一夫かな?)などの名前が見えたりして。

『触媒のうた』宮崎修二朗翁のおもしろ文学談義。
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