併読しているうちの一冊、『川端康成の運命のひと』です。


カバーをして大切に読ませてもらっています。
重い本です。内容もですが、実際の本の重さが。
計ってみました。830グラムもありました。
ページ数は500足らずですが、本が大きいのと、紙が上質だからでしょう、どっしりと重いのです。
そんな事より内容ですよね。
これが面白いんです。
川端康成についてはわたし、若い日に、「伊豆の踊子」や「雪国」「千羽鶴」「山の音」「古都」などの代表作は読んでましたが、
この本に載っている、初恋の人に関わる初期のものは読んでませんでした。
それほど深くは川端を読んでなかったということですね。
ところが今度、これを読ませてもらっていて、それら初期の作品は重要なものだと思いました。
川端の創作の根幹にかかわるものだったのだと。
この本、単なる評伝文学ではない面白さにあふれています。
毎日少しずつ、大切に読ませてもらっているのですが、興味津々です。
スリル満点ともいえます。
著者の森本さんの執念が凄いです。その取材力に脱帽です。
多少の重複はありますが、それも読者へのサービスともいえるでしょう。
だから、しっかりと認識しながら読み進むことができます。
今、三分の二ほどを読んだところです。
これからぐんと加速がつくかもしれません。
『コーヒーカップの耳』おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。


カバーをして大切に読ませてもらっています。
重い本です。内容もですが、実際の本の重さが。
計ってみました。830グラムもありました。
ページ数は500足らずですが、本が大きいのと、紙が上質だからでしょう、どっしりと重いのです。
そんな事より内容ですよね。
これが面白いんです。
川端康成についてはわたし、若い日に、「伊豆の踊子」や「雪国」「千羽鶴」「山の音」「古都」などの代表作は読んでましたが、
この本に載っている、初恋の人に関わる初期のものは読んでませんでした。
それほど深くは川端を読んでなかったということですね。
ところが今度、これを読ませてもらっていて、それら初期の作品は重要なものだと思いました。
川端の創作の根幹にかかわるものだったのだと。
この本、単なる評伝文学ではない面白さにあふれています。
毎日少しずつ、大切に読ませてもらっているのですが、興味津々です。
スリル満点ともいえます。
著者の森本さんの執念が凄いです。その取材力に脱帽です。
多少の重複はありますが、それも読者へのサービスともいえるでしょう。
だから、しっかりと認識しながら読み進むことができます。
今、三分の二ほどを読んだところです。
これからぐんと加速がつくかもしれません。
『コーヒーカップの耳』おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。