喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「じかんの彼方へ」

2022-04-03 09:42:20 | 
久し振りにこんな詩集を読んでいる。



『歯医者さんの虫歯』(徳田隆一・文芸社・2014年)。
文庫版です。
これについては以前このブログに書きました。『歯医者さんの虫歯』
「わたしもこんなのを作りたいな」と書いている。

今朝読んで共感した詩はこれ。
←クリック。
「じかんの彼方へ」。
このあと、こう続く。

  さらさらと
  じかんの彼方へ
  とけてゆく

  水のように
  雲のように
  わたしを置き去りにして


肩の力の抜けた詩。
わたしも今はそんなものを書いている。
年が行ったら特に詩は軽いものがいい、と思って。
ま、ヘビーなものを書く力がないんですけどね。
コメント
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