喫茶 輪

コーヒーカップの耳

玉三郎と小朝

2024-11-16 19:57:19 | アート・文化

久しぶりに「兵庫県立芸術文化センター」へ行きました。

西宮北口です。最近はこちらの方が西宮の中心地になった感じ。

開演前の大ホールです。

「坂東玉三郎・春風亭小朝の越路吹雪物語」。

 

第一部は小朝と玉三郎の対談、そして小朝の落語。

第二部が、小朝が越路吹雪の一生を語り、それに合わせて玉三郎が越路の持ち歌を歌うというもの。

これが想像以上に素晴らしくて、「ホンモノ!」という感じ。

玉三郎がこれほど歌が上手いとは思っていなかった。しかも衣装(洋装)を次々と着替えながらの全部シャンソン。

「見せます、聞かせます」の魅力的なステージだった。

たっぷり二時間半。

こんな機会をくださったK・Nさん、ありがとうございました。

 

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『リヴィエール』197

2024-11-16 11:35:37 | 

詩と散文の同人誌『リヴィエール』197号は神戸の詩人永井ますみさんからお贈りいただきました。

みなさん真面目に書いておられます。ふざけたような作品はありません。中に、散文を行分けしたもの、といった風なものもありますが、詩ごころがあればそれはもう詩ということで。わたしもそんなのいっぱい書いてますから。

これは永井さんの「芋の葉の首飾り」。

このところずっと、このような遠い幼い日の思い出を綴っておられる。

方言を生かして活き活きと。その時代の貴重な証言でもあります。

言葉に過不足なく詩に昇華しておられるのは、さすがベテラン。

永井さん、ありがとうございました。

 

完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 今なら本屋さんでも買えます。宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)のノンフィクションのコーナーに有ります。

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『多島海』46

2024-11-16 10:36:21 | 

詩と散文の同人誌『多島海』46号を詩人の江口さんからお贈りいただいた。

A6版の静かなたたずまいの冊子です。

同人は4人だけ。いいですね、これぐらいの小さくて充実している同人誌は。

森原直子さんの「秋のかたち」の”窓のかたちして”という詩句が、何げなくていいですね。

彼末れい子さんの作品は、日常の現実を描きながら、知らぬ間に詩の世界へと誘われて行きます。ユニークな詩法を持った人。

松本衆司さんの「アポリネールのように その六」に感動。大阪文学学校のチューターの松本さんが、急死した生徒のことを情を込めて書いておられる。因みにわたしは、遠い昔に一度だけ大阪文学学校を覗いたことがある。当時の校長、小野十三郎さんの話を生で聞いたのだった。小野さんを直で見たのはその時一度だけ。

江口節さんの「島田陽子さんと出会って」。島田さんとは何度もお会いしている(ちょっとしてエピソードもある)がその”人„についてはそれほど知るところではなかった。この江口さんの文章で今まで知らなかった面を教えていただいた。

みなさんの他の読み物も充実していて、小さいながら楽しめました。江口さん、ありがとうございました。

 

 
完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 今なら本屋さんでも買えます。宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)のノンフィクションのコーナーに有ります。

 

 

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年賀状のこと 

2024-11-16 08:37:43 | 地蔵さん

前年に来なかった人には出さないようにしたりして、年賀状はだんだんと減らしてきている。

先日、鞍掛郵便局に年賀状を買いに行った時のことだ。

窓口で200枚を頼むと「たくさんのお買い上げありがとうございます」と言われ、

「去年より減らしたんですけどね」と言うと、

「200枚は初めてです」と言われました。

まさか、その郵便局の初めてと言うことはないでしょう。その日初めてなのでしょうね。

それにしても最近は「年賀状じまい」とか言ったりして減りましたね。

しかも今年は値段が大幅に高くなりましたし。

で、今朝の神戸新聞発言蘭。

知人のI・Kさんの「年賀状がつないだ再会」という投稿が載っていました。

わたしも元気な間は続けたいと思います。

ところでこのI・Kさん(わたしとイニシャルが同じだ)ですが、来月、信行寺さんでの「用海おもしろ歴史ばなし」のチラシのイラストを描いて下さった人です。

 右上のタヌキとお地蔵さんの絵。

その原画はこれ。

『縁起・小墓圓満地蔵尊』の電子版を作った時の表紙にお願いして描いていただいたものです。

明るく楽しい絵です。

 

 

 

 

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