あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

「ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ⑩

2018-08-18 22:12:22 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

   写真は 2018/2/18~22「長崎ランタンフェスティバルなど長崎めぐり」

       写真上:生月島の景勝「塩俵の断崖」 横バージョン

   近年のお天気いったいどうなってしまったの?8/12~16の5日間に台風15~19号が毎日発生したのは、もちろん史上初めてです。さらに2018/8/17時点で太平洋上には熱帯低気圧が5個、同時に存在しているらしいです!

 

   それに加えて台風コースも、従来とは相当違っていて変、変、変だ~。逆コースあり、クルクル転回するわ、交差点みたいに急に右左折するわ、そのために大きな被害も出ているし、どうすれば避けることができるのか?防ぐことができるのか?途方に暮れます。

 

   このところ梅雨明けからの猛暑がやっと少しだけ落ち着いてきました。暑すぎて活動が低下する蚊と同様、人間(わたくしですが)も活動がおっくうになってしまうよ~。太陽からの熱波を浴びつつ、ふと「イソップの『北風と太陽』の教えはいったいどうなる?」と思いました。そういえば41℃を超える日々はなんと北風からのフェーン現象が原因だったし、イソップさん「そんなお天気は想定外だよ」と言っているかも。改めてもともと温帯地域に通用するおとぎ話だったとわかりました。

 

  こんななか、北朝鮮の「クロスドメイン攻撃」や「電磁パルス攻撃」といった恐ろしげでよくわからないことを書くのも電磁波の熱波が襲ってくるようで暑苦しいです。それにしてもこれらの攻撃名って、誰が名付けたのか知らないけれど、なにげにアニメやゲーム風でかっこいい?

 

  「Weblio実用日本語表現辞典」によると「クロスドメイン:cross domain※クロスドメイン攻撃の項目はなし」・・・防衛上の概念。陸・海・空ならびに宇宙空間やサイバー空間などの領域(ドメイン)のうち、複数の領域にわたって攻撃あるいは防衛を行うこと。(たとえば)サイバー攻撃により衛星システムの機能を妨害し、陸・海・空に配備された兵器を無力化するなどの対応を言う。

詳細はこちらの説明を。

2018/0608 「WING」  「自民党防衛提言、多次元横断防衛構想を提唱」

 あいよっこ的単純理解では、サイバー空間からネット利用したサイバー攻撃で、実戦用の兵器を破壊する、停電などで無力化する、ってことかな。電子機器はじめ電化製品や巨大システムなどもほぼ電気制御だから攻撃も受けやすいよね。

 

   一方「電磁パルス攻撃」は「Weblio新語時事用語辞典」によると「電磁パルスと呼ばれる強力な電磁波を発生させる攻撃。核兵器を高度数十km~数百kmで爆発させ(※これを高高度核爆発という)、核爆発がもたらすガンマ線と大気中の成分との衝突により生じる電磁波を広範囲にまき散らす。・・・瞬間的に数万ボルト単位の電磁波が発生し電子機器類の破壊や誤作動を招く・・・」とあります。目に見えないだけに怖くて難しいです。 

※「電磁パルス: electromagnetic pulse/パルス状の電磁波であり、 EMPと略される」

  「北朝鮮が示唆する『電磁パルス攻撃』という脅威---それは本当に『全米を破滅させる』力があるか?」2017/11/15「INSIGHT」にも説明があります。

 

   この「電磁波エネルギーを利用した攻撃兵器」について、結論としては、北朝鮮が言っていることがどのくらい正しいのか、それをどう判断するのか、といった難しさがある限り「攻撃力がどのくらいなのかよくわからない」ということらしいです。しかし北朝鮮はそうした種類の力を持っているからこそ、他国と不思議な関係性を保っているのかもしれません。

 

   またまたあいよっこ的妄想がふくらみます。たとえば瞬間的に高エネルギーの電磁波が発生するために「人工的に雷を発生させる」なども考えられるし(映画「BACK TO THE FUTURE」の影響大!)、「高高度核爆発」が絶対に必要なのかなあ? 

 

   最初に気象のありえない変化について書きましたが、なぜか「もしかして電磁波で台風や線状降水帯なども操作できるの?」と感じてしまいます。また近年多発している大都市の停電はすでに災害ともなっていますが、すべて自然発生なの? 

 

   いずれにしても世界を破壊しても得るものなどありませんし、強迫や脅しで対価を得たとしても、将来・未来的に自分たち自身の能力とはならないと考えたいです。

 

   ま、そうはいっても家庭の中だけを見ても「停電」がどれほど日常生活に支障をきたすのかは一目瞭然で、そうなると備えるべきは「自家発電」ってことになるのかも?とすると今後の自動車のエネルギーは「完全電気自動車」より「ガソリンから発電できるハイブリッド」がリスクヘッジになるのかなあ?な~んてつれづれなるままに・・・。

 

   そしてもうひとつ気がついたことがあります。7/31政府は「ミサイル防衛用イージスアショアの導入費用が当初より7割増となった」と報告しました。より高い機能を備えたイージスアショアは一基約800億円から約1340億円と膨張し、その他に「教育訓練費・維持管理費」など合計4664億円と見積もりました。ううむ~、「イージスアショアは本当にミサイル迎撃ができるのか?」の疑念のなか、「買って欲しい」「買ってあげたい」米トランプさんもそれに同調する日本政府も、つまるところ「北朝鮮の核ミサイル脅威」はこの場面では必要不可欠なのかなあ。

 

***  とりとめなくやっと終わります。妄想部分は適当に流してくださいませ~ ***

   写真下:長崎ランタンフェスティバルより

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「ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ⑨」

2018-07-28 12:26:29 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

 写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど長崎めぐり」

 写真上:生月島の北端にある「大バエ灯台」から東シナ海を。深いブルー!

 

 「早く書かなきゃ」と思いつつ、かなり妄想的文章になるなあと躊躇している間に時が過ぎます。ま、こういった考え方もできるよ、というカンジで受け止めて下さいね。

                   

 

 以前のブログで「バングラディシュ銀行・90億円不正送金事件」に北朝鮮がかかわっているらしい、という話をしました。NHKスペシャル:金正恩の野望 第三集「核・ミサイル隠された真意」では実際にサイバー攻撃を担ったとされる「121局」の説明をしています。

 

 「121局」は北朝鮮軍「偵察総局」の内部にあるサイバー攻撃に特化した部隊で、近年は優秀な人物約6000人規模に拡大しているとされます。しかし徹底的な秘密保持のために、各個人は自分の任務だけしか知らないそうです。前述したジョンウンさんの「10のキーワード」には「インターネット」が含まれ、「インターネットを利用して、核・ミサイルの情報や技術を入手する」ことに注力していると考えられます。

 

 その一例として韓国で起きた奇妙な事件が紹介されます。韓国原子力発電所から「原子炉制御プログラム」「核燃料」など、関連する機密資料100点が流失し、後日ネットメディア「保安ニュース社」に「WHO AM I?」(私は誰?)と印刷された当該機密資料が送り返された、というもので、どうやら発信元がピョンヤンと特定されました。

 

 だけどあの完璧な秘密主義のジョンウンさんが、愉快犯のようにわざわざ「私が盗んだよ」とお知らせするなんて、「こうしてネットからの情報で、核爆弾も核ミサイルも作れるよ」と言いたいみたいです。すると反対に「本当に核ミサイルを持ってるの?怪しい」ってカンジになるけどね~?

 

 ジョンウンさんは発電所や保養所の視察をして「早くつくれ~!掃除をきちんとしろ~!」といった指導はもちろんしています。またミサイル製作や発射実験などを直接指揮・指導もまあできるでしょう。だけど、ここはあいよっこの偏見イメージですが、インターネット関連の情報収集やサイバー攻撃なども指揮・指導できるの?ネットに強い関心を持っていることと、実際に高度な知識や技術を持っていることは違いますし、ジョンウンさんがPCに向かって作業しているイメージは全くないし、そこまでの時間も興味関心もないでしょう。

 

 「121局」の優秀な人材6000人はそれぞれが個人的活動をしていますが、するとジョンウンさんが統率しているわけですが、かなり能力や時間が必要です。たとえばバングラディシュ銀行の不正送金について米:カーティス・ジュークス氏は「…これまで誰もやったことのない犯罪を躊躇せずに行っている」と話しています。犯行場面では瞬時・瞬間ごとに適切な判断が重要で、相当強い判断権を持つ人物(あるいはチーム)の存在が不可欠でしょうねえ。

 

 この優秀で的確な判断ができるサイバー攻撃者こそ、実は影の実力者だったりして!!!と思えてくるのです。実はジョンウンさんを外観していると、そんなに厳しい残虐者とも思えないし、アメリカ大国を手玉にとる悪賢さも感じられないので~す。

 

 つまり北は「核兵器が完成したから外交政策を転向した」というより、「サイバー攻撃部隊が整った、あるいは(後述する)『クロス・ドメイン攻撃』や『電磁パルス攻撃』が整ったから転向した」という可能性だってあるのかも。

 

 だって「核ミサイル一基製作費約90億円」とお金がかかる上に、使ったら全世界から攻撃され体制崩壊の危険性があるっていうのに対して、犯人が特定されにくく、濡れ手に粟のサイバー攻撃による90億円、さああなたならどっちを選びますか?

 

 もしかしたら核兵器にこだわる時代はもう終わりに来ているのかも・・・。莫大なお金や維持管理、核のゴミ問題、さらに実際に使うことのできないバーチャル兵器より、ITテクノロジーやネット情報を活かすほうがお得ってことでしょう。今後の社会を考えるととっても怖いですが、もしかしたら「国」という単位はもちろんありますが、サイバー技術・知識で優位に立つ「個人単位」あるいは「団体・組織単位」で、世界・地域やサイバー空間を支配する、という形になってくるのかなあ・・・?『あな恐ろし!』

 

***次回は 「教えて!専門家の人たち『クロスドメイン攻撃』『電磁パルス攻撃』」***

  大バエ鼻:「はえ」は海に突き出した岬状の岩礁のこと。高さ80m。

       平戸島にある中国雰囲気漂う「鄭成功記念館・山門」

 

 生月島の春日地域はことに棚田が美しい里

 上に登るとさらに羽根が重なったような棚田があるようですが、時間が足らず残念!

代々秘匿され受け継がれてきた、贖罪の苦行に使われていた「オテンペンシャ」

        教義の学習に使われていた「お札(おふだ)」

生月島(いきつきしま):「いきつきしま」という語感はちょっと珍しく、もうすこし丸くなる気がしますが、島名の由来が「大陸からの帰国者たちが船上から島を見つけて、『ホッと息をついた』と言われている」ことに納得。

生月島や平戸島には「かくれキリシタン文化」が多く残っています。

春日の里にあるま新しい「案内所」に寄ってみると、丁寧な案内があり、な~んと「明日ユネスコからの視察団が来る」とのことでした。

「世界文化遺産登録」 おめでとうございます!  

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「ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ⑧

2018-07-20 17:19:23 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

 

写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど長崎巡り」

展海峰(てんかいほう): 西海国立公園・九十九島を半島の先から望む絶景

                ポイント。早朝でもあり、ちょっとかすみっぽいです。

  

  === どうした?この異常気象 ===

 2018/6/18ほぼ1ヵ月前の朝8時に、最大震度6弱の「大阪北部地震」が発生しました。ブロック塀の倒壊などで死者4名、負傷者434名、さらに交通機関やインフラなどの都市機能が大きくダメージを受けて混乱しました。その傷も癒えないうちに、今後は西日本各地を大雨、洪水、土砂崩れ、土石流・土砂流といった激しい天災が襲い、7/19現在で死者223名、行方不明14名という痛ましい災害となってしまいました。7/15に「激甚災害の指定見込み」となっています。

 

 「西日本豪雨」では近年多発している「同じ地域に長く留まり大雨を降らす線状降水帯」が影響しており、6/28~7/8のわずか11日間に68回も発生し、これは通常1年分の発生回数とされています。その後は打って変わって青天の霹靂(せいてんのへきれき※晴天ではないよ)のような猛暑続きで、今度は身体に危険な「熱波災害」の状況となっています。

 

 この「熱波災害」のことばも初めて知りましたが、そういえば「低温災害」は聞いたことがありますね。地震災害、洪水災害、熱波災害と続き、被災者の方々、避難所での生活を余儀なくされている方々、突然の災害に戸惑い、大きな喪失感や不安の毎日と想像いたします。酷暑と戦いながらの復旧作業、どうか心身をお大事になさってくださいますよう。

 

 あいよっこは愛媛県大洲市の親戚が床上浸水被害を受けたために、5日間「家事・育児」の間接的支援に行きました。大洲は水がきれいで生態系も豊かな町で、その中心を流れる肱川は海への河口域が狭く、そのため古来氾濫しやすい地域だったそうです。霧が川面を龍のように流れる「肱川あらし」はとても有名ですが、水分が滞留しやすい地形の影響かもしれません。

 

 親戚の築4年の家はそれを見越してかなり地上げを行っていましたが、目前の広大な田んぼをいっぱいにして、それ以上の水量が襲いました。被災した夫妻は「ダムも満杯で決壊のおそれもあったから仕方ない」と肯定的ですが、あいよっことしては「安全とされる量の6倍の放流量は適切だったのか」「放流警報・情報周知の方法は充分だったのか」とついつい非難めいてしまいます・・・。こうした意見の多さにダムの放流に関する「検証委員会」が立ち上がりました。しっかりと検証して今後に活かして欲しいです。

  === ジョンウンさんの近況 ===

 北関連ニュースからも離れていましたが、北朝鮮国営メディアは「7/17にジョンウン委員長は、咸鏡北道の工場や発電所、リゾート施設を視察し、工事の遅れや保養所の浴槽汚れのひどさなどを厳しく叱責した」と伝えています。

 

 漁郎川発電所の場合は建設の遅れから70%しかできていない状況で、「あきれ果ててことばも出ない」と激怒したけれど、「来年10月‼までに完成させるよう」命じたという。ふ~ん、それってちょっとのんびりじゃないの・・・?

 

 今年2018/4/21の朝鮮中央通信では、金正恩委員長は新たな戦略的路線に関して「・・・国家核戦略の建設という歴史的大業を5年という短期間に完璧に達成した奇跡的勝利は、併進路線の偉大な勝利だ」と宣言しました。また核実験を6年間に80回も行ったらしいです。

 

 だとすると核兵器、核ミサイル分野とインフラや普通の施設といった分野のギャップはとっても大きいのね。そもそも基礎的なインフラは未整備、経済的余裕は(おそらく)ない、知識・技術・素材などのが絶対的に不足する環境で、たとえ他国から人材リクルートしたり、ネットで情報入手(盗み?)などをしたところで、核爆弾や核ミサイルは完成可能なのかと素人は考えてしまいます。

 

   ***やっぱりまだ続く、けど急ぐよ~***

 

写真下:パールシーリゾートから出るクルーズ船。白い帆船「パールクイーン」と

後ろ側が九十九島海賊遊覧船「みらい」。「みらい」は遊覧船としては日本初の電気推進船で、未来志向の環境や自然に優しいエコな船です。料金は同じだよ。

 

 写真上下:クルーズ船からの多島美、それぞれの岩石模様も興味深い。

 九十九島は佐世保港から北に25km~平戸瀬戸までとされ、実際は208の島々が

 あり、特に南九十九島の島影が美しいとされる。

 

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ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ⑦

2018-07-06 07:58:34 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

      写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど長崎巡り」

      写真上:田平天主堂 大工:鉄川与助が手掛けた最高峰のレンガ造り教会

 

 前回のブログで「北のジョンウンさんは、本当に実用可能な核ミサイル・核兵器を持っているの?怪しい・・・」と妄想的仮説を書きましたが、それでは脅威は全くないの?とは決して思えません。ただ北が宣言したように「新たな戦略的路線・経済建設に総力を集中する」のは、おそらくそうせざるを得ない時期となったのかもしれません。

 

 新年にこの「親和路線」へと舵を切った後、まるでジョンウンさんが思うように世界が動いているのは不思議です。トランプ大統領はもとより、中国は飛行機を貸してあげたり、シンガポールはホテル代をタダにしてあげたり(メディア関連が負担したらしい)、と至れり尽くせりのおもてなし、ではないの?まあ、核の力があるから北は強気だし、米も「非核化」の大義があるから首脳会議も可能、と考えるのが常識ですが・・・。

 

 5月から「NHKスペシャル キムジョンウンの野望 1~3」が放映されました。第1集「暴君か戦略家か 禁断の実像」ではプロローグに、ある北朝鮮幹部の1年前のメモが紹介されます。「キムジョンウンは戦争をも辞さない狂気を持った人間だと思わせておいて、突然180度方向を変えて、平和を実現したいと一歩出てきたとしたらいったいどうなるか?世界はその深えんな戦略の渦に巻き込まれていくだろう」 

 

 ううむ・・・、1年前から現在の事態を考えていたってことなん?シミュレーション通りってことなん?(ほんとに1年前のメモなん?) 確かにこうした理由も世界が巻き込まれている大きな要因なのでしょう。

 

 興味深いのは、内政主体に行っていた6年間の膨大な「指示、書類などから思想や人物像をAIが分析」していることです。そこからジョンウンさんは高い知的能力を有し、細かい周到さも備えていることがわかってきました。

 

 AIの分析による10のキーワードとして青年同盟、女性同盟、農業者同盟・・・などの「同盟」が顕著で、それに付随する「鍛える、いだく、強める、まかせる、奮い立つ、教育・・」なども見られます。ここからは人々を組織化して管理統率する意識が強く、さらに発せられた場所が「現地視察」など現場であることから「実利的」と思われることです。

 

 新たな発見として、2016年に核・ミサイル開発が盛んになった頃から「自強力」が増加しており、これは「他国に頼ると制裁された時困る」という実態を避けたいのだろう、と推察しています。実際に市場制度などには資本主義的方法が取り入れられて、社会は以前より豊かになっているとのこと。

 

 韓国の調査官カン・インドク氏に「人民への演説や視察時には、信頼を含ませるふりをし、鼓舞する、一種のねつ造も行う、恐るべき人間です。日本語では『悪賢い』です!」といわしめるほどの、「思想戦」が得意で、利口な人物なのでしょう。

 

 第二集「39号室 外貨獲得の闇」では北朝鮮が内閣や党の傘下に数多くの貿易会社を管轄して、合法・非合法、あらゆる手段で外貨を獲得している実態を描いています。

 

 1916年バングラデシュ中央銀行の口座にサイバー攻撃によるハッキングがあり、90億円をこえる巨額の不正送金事件が発生しました。いまだに犯人は特定されていませんが、米:カーティス・ジュークス氏は「周到な計画、手の込んだ複雑な手口から、単なる犯罪組織が行えるものではなく、国家的な主導によるものと考える」と話し、北朝鮮の「ラザルス・グループ」と推定しています。特徴としては「特に能力が高いというより、これまで誰もやったことのない犯罪を躊躇せずに行っていること」としています。

 

      ***続く:まだまだ終われないよ~***

    「塩俵の断崖(しおだわらのだんがい)」 生月島(いきつきしま)を代表する

    景勝地。玄界灘の激しい波風で造られた迫力ある柱状節理の断崖。 

 「原城跡」これほど海に近い城(跡)は初めて見た。 

  163738年の歴史的 大事件「島原天草一揆」の最終激戦地

  「原城跡」に残る地形的な特徴。海・河川の堆積地層の上に、約9万年まえの

  阿蘇山大噴火による火砕流が約15mも堆積している。九州全域に残る巨大噴火の痕跡がここにも!! えっ?それじゃ有明海はその当時なかったのね?

 

   根獅子(ねしこ)には平戸島の文化的景観や禁教時代の潜伏キリシタン・隠れ

   キリシタンの遺跡が多く残る。 

   「ウシワキの森」は2008年の発掘作業で発見された墓所。里人千人を

   かばって殉教した「聖人おろくにん様」が埋葬されている。

    「八幡神社」とその手前にある「昇天石」(写真下) 

    昇天石は聖人おろくにん様の一家が「キリシタンは私たち一家だけである」

    と言って亡くなった。

    砂に埋もれている小岩が、たぶんそうと思う・・・

  

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「ほほえみ外交?」or「脅し外交?」 北のジョンウンさん ⑥」

2018-06-22 16:58:49 | 北朝鮮 キム・ジョンウンさん

写真は 2018/2/18~22 「長崎ランタンフェスティバルなど長崎巡り」

写真上:日本で最初に認定された「雲仙国立公園」の「雲仙地獄」

    この日は雨で霧と湯気が一体化

 

 6/12「米朝首脳会議」で放映されたビデオは異例のことでした。たった4分間なのに短い画像が次々とたたみかけるように流れて、時間以上に長く感じます。なんだか心理テストとかサブリミナル的映像ですね~?もっと詳細に分析したら、超短画像が入っているかも~~!(妄想です、もちろんよ)

 

 ビデオのクレジットに「デスティニー・ピクチャーズ:制作」と書いてあったので、ロサンゼルスの同名本社は大混乱となったそうです。しかし同社のロゴはビデオとは異なっていたようで、つまり実際には存在しない制作会社だったというワケ。ホワイトハウスは何がしたかったのでしょう?

 

 そしてビデオの最後に、北朝鮮の4連発ミサイルが逆再生で発射地点に戻るのを見て、以前からの疑問を思い出しました。この映像では「ミサイル発射台は地下にある」とも言われますが、相当大きな穴が必要なのに見えないし、こんな至近距離に4つも設置して次々と発射できるものなの?だって日本で衛星発射するときなど、大掛かりな発射台から一基発射するのだって大騒ぎですもんね。

 

 このように昨年末までのミサイル実験や地下核実験の映像からは、まあ北が流す映像だけですが、どうにも納得できない場面がいっぱいでした。「ミサイル発射であんなに真っ赤やオレンジ色の煙が出るの?」「4基の連続発射、奥の方は特にCGっぽい」「戸外にTVモニターを並べて、ジョンウンさんピクニックかお花見してご機嫌なのかな?」「実際の制御室がある(はず)なのに、なにか都合が悪いの?」・・・・。

 

 ICBMが完成したと自慢する「火星15号」のロフテッド軌道の報道では、上方に4000~4500km上り、そこから水平方向に950km飛んだあと再び地球に向かって大気圏を通過し、53分後に青森県から250km離れた日本海の排他的経済水域内に落下した、そうです。縮小して軌道を描いてみると、塔のように細長い形で約100kmといわれる大気圏は1/40と底のわずかで、それ以外は宇宙圏ということですね?日本海で残骸を探すのは難しいと思うけど、見つかったことも当然ないです。

 

 まあしかし、狙った都合よい地点に破壊もなく落下できるもの? おそらくレーダーなどで軌跡がわかるのでしょうが、そのあたり専門家の説明が欲しいです。(もしかしたらレーダー情報も操作できるかも)そういえばミサイル製造費用はアメリカで一基約8億円とされているので、北朝鮮ではそれより割高になるらしいけど、ホテル代さえ払えないのに・・・。

 

 一方地下核実験はさらに「事実は誰も知らない」状況となるようす。北は「水爆級の核実験に成功した」と報道していますが、どうやら「地下で大きな人工的地震が起きた」がその根拠らしいです。どんな結果になれば成功なのか、もよくわかりませんが、人工的地震は電磁波などで起こすことも可能と聞きますし・・・。その後日本や韓国が大気中の放射能検査を行ったけど、「放射能の検出はなかった」もよう。

 

 もし仮にですよ、核実験などしなかったなら、今回プンゲリ実験場を爆破したときに専門家を入れないことも、放射能が検出されないこともあたりまえ、ですね~。

 

 ニュース報道やワイドショーを見ながら「おかしな映像だよね?みんなどう思うの?」と感じていたら、Wiki「北朝鮮の核保有」の終わりで「楽観論:核ミサイルをブラフと見なし、北朝鮮にはミサイルに実装できる小型核弾頭はないとする意見」があると知りました。※ブラフは「bluff:はったり、(本当は弱いのに)強がる」という意味。

 

 *** 早く終了しようと思うのに、ジョンウンさんのお話しがなかなか終われない。最後にもうひとつ言いたいことを次回に ***

   次の日は晴れ~!同じ道だったのでもう一度「雲仙地獄」に寄ってみた

 まさに地獄、粘度のある熱湯がボゴボゴと噴出。

 下はキリスト教殉教者の碑:1627~1631年、キリスト教信徒たちがこの地獄で

 拷問や処刑をされ、33名が殉教した。

  イルカウウォッチングを行う湾では、生わかめの収穫に忙しい

 「野生のイルカとの遭遇率99.9%」なのに~、0.1%に当たってしまった!

 

諫早湾堤防道路 「雲仙多良シーライン」の締め切り部分

干拓問題のニュースでは「次々と締め切られる堤防がまるでギロチンのよう」とされ、印象に残りましたが実際には8kmの堤防道路のごく一部でした。

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