写真撮影日:2018/25~26
写真上:府中市上下(じょうげ)は江戸幕府の天領でした。
「上下ひなまつり」
前回に続き「慰安婦問題」です。ブログアップが遅れ過ぎている間にメディアを賑わせる事件や問題が噴出し、目が釘付けとなる映像も多いですね~。ニュース報道やワイドショーも議論沸騰で、特に「パワハラ」「セクハラ」といったことばがキーワードとなっているとも感じます。
「レスリング女子・伊調馨選手が、栄強化本部長からパワーハラスメントを受けていたと、弁護士が内閣府に告発状を提出」「大相撲横綱が同じモンゴル力士に暴力」はじめ、国会で紛糾している「モリ・カケ問題」でも「忖度が暗黙のうちに要求される」とやはりパワハラとなるのでしょう。
伊調選手の問題で記者会見を開いた至学館大・谷岡学長は「・・・栄氏はパワーがないのでパワハラは不可能・・・」とパワフルに話しましたが、うらはらなことに「やっぱパワーはあるんだなあ」と感じてしまいます。
組織で地位があることはもちろん、そもそもスポーツ競技の指導者は能力・経験・技能なしでは、それこそ不可能でしょうし・・・。確かにスポーツにおいては「可愛がり・しごき・愛のムチ・・・」など指導と暴力・しごきの境界線は難しいのでしょうが、パワーの有無ではなく「人間関係に信頼があるのか」とか「相手に対する愛情があるのか」という部分を問い直して頂ければと感じます。
振り返って慰安婦問題において、当時日本と韓国は「支配側と被支配側(植民地)」でした。「軍隊の慰安婦募集の強制」を史実に照らすことは大事なことですが、実際に韓国民が断るだけの力を持っていたのか?拒否できる環境だったのか?を想像することも重要です。日本国民でさえ、たとえ戦争に反対であっても、戦場に行くことを拒否できない状況だったのですから。今思えば「慰安婦」は、生死のかかった「パワハラ・セクハラ」の最たるものです。
この問題では韓国側も執拗に攻め立てるので、ともすれば防衛的になって強く出てしまいがちですが、当時の状況・事実を心の隅においた発言とか行動であれば、それは必ず相手側にも伝わると信じたいです。
韓国文大統領は「3・1の独立運動」記念式典で「加害者である日本政府が『終わった』と言ってはいけない」と発言しながらも「日本に特別な処遇を要求しない」とも言っています。日本は「やはりお金が欲しいのだろう」と考えがちですが、「経済的な要求はしない」ということなのでしょう。
それでは韓国は何を要求しているのか?わかりにくいです。「謝ってほしい」とか「未来志向の日韓関係を」と何度も言っています。率直に考えると、つまり被支配時代のPTSDの傷が癒えていないと言いたいのかな、とも想像します。
結局のところ単に慰安婦問題だけでなく、前述した「男性性の嗜好や性欲」に関して社会全体で議論していくことも必要かと痛感します。急増している「セクハラ」「性犯罪」はもちろん、戦時とか大きな災害時などの混乱時における性的な暴走やルール無視などに対して、どのように対応するのか、どんなシステムを考えるのか、などを「未来志向で議論していく」ことが、つまり「加害者・被害者でなく、両国が同じ立場に立つ」ことかな、ともつらつらと考えるのです。
*** 「付録」の続きあり *** だけど写真がなくなった~ ***
すご~~い数 & さまざまなお雛様が並ぶ
大陸風?中国風の雰囲気も多い
最も旧い形の「箱びな」
細面で上品なお顔立ち
可愛いおひなたちも
上下はかつて江戸幕府の天領で、岩見銀山街道の街並みが色濃く残る