あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化⑩

2014-10-21 10:51:38 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

          写真撮影日:2014/9/15~20。明日香地域を中心に撮影

           写真上:鮮やかな花の色には水流が似合う。橘寺で。

   これまでの流れでは、あいよっこの「独断と偏見を交えた面白半分プロファイリング」によると「PC遠隔操作事件の真犯人は片山裕輔被告ではなく、『自称真犯人』である」ということになっています。

 

 一番の決め手は「自称真犯人からの最後のメール」を誰が発信したのか?というところです。・片山被告が「自作自演メールと同様、時限的なメールを仕込んでいた」とか・ほかの『不愉快犯人(愉快犯というのはやめましょう!)』が出した、という指摘がありますが、いずれも妥当性が低いと思われます。(詳細は省略)

 

 しかしそうすると裁判(取調べもでしょうが)において、しどろもどろ?にせよ、なんとかつじつまを合わせているところの、つじつまが合わなくなってしまいます。なぜ被告は詳細にわたり犯行を説明できるのか?という疑問が出てくる、ということです。

 

 そこで注目すべきなのは「2014/6/1 に送付された「PC遠隔操作事件の『真犯人』を名乗るメール」※矢野さとる氏 の内容です。

 

 まず「今回片山さんに自作自演を指示し無実を一転させるよう仕向けたのはこの私です」と始まり、PCの遠隔操作だけではなく、「人間の遠隔操作も行った」と顕示しています。

 

 次の「あらかじめ片山さんのプライバシー情報をゲットしていたので、従わなければ今まで入手したプライバシー情報を全て拡散するなどと言って脅しました。連絡先や行動パターン等々も把握するのは容易いことでした。」というのはPC遠隔で得た情報をもとに、代行者を通じて片山被告に伝えた、ということなのでしょう。だけど相当細かいことまでとか、さらに未来の進行を見据えた指示は難しいでしょう。

 

 またあいよっこの推理が正しいと仮定すると、片山氏にとってこのプライバシー情報は大変意味があるということになります。メールでは「弱みを握られているので従わざるを得ないだろう」と書いています。しかし誰でも秘密の1個2個はありますよね。

 

 最も気になるのは 「■その他」の部分にある「記念すべき5人目ということで人間遠隔操作の特別サプライズです。楽しんでいただけましたか?」という表現です。

 

 以前にもこのブログに書いた「人工知能は人間の知能と同じ仕組みなので、PCが遠隔操作できることは人間脳もその可能性がある」という事実です。もちろん普通の誰でもが出来るわけではないのでしょうが、仕組みを理解し、テクノロジーを会得しているならば「リアルな人間脳の遠隔操作も可能」である可能性がある、ということになります。

 

 読者のみなさまには「なんでヒトガタロボットのテーマで、PC遠隔事件を長々と書いているのだ?」という疑問もあったでしょうが、やっと本テーマが見えてきました。でしょう?

***続く***

 

 

 ☆稲淵で毎年開催する「かかしコンテスト」

写真左:のんびりかたつむり家族、かわいい!

写真下:遠くに小さく見えるかかしたち

 

 

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どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化⑨

2014-10-16 17:23:09 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

                      写真撮影日:2014/9/15 明日香稲淵の棚田。

 

  相変わらず天災や事件・事故、また世界的な政変や脅威の感染症などが続発し、ニュースを見たり聞いたりするのも辛い日が続いています。そのなかでとっても嬉しいことはもちろん、赤崎勇・天野浩・中村修二各氏が「青色発光ダイオードの研究」でノーベル物理学賞を受賞されたことです。

 

 受賞のあいさつではみなさま、偶然なのか?必然なのか?「自分の好きなことをしただけ」「自分だけの力ではない」「可能性を信じて続けること」といった意味のお話をされました。

 

 特に40年もLEDの研究を続けていらっしゃる85歳の赤崎教授は「青色LEDは20世紀中にはできないだろうと言われていたので、どんどんやめていく人がいましたが、私はちっともそういったことは考えていなかった。成否は考えず、ただやりたいことをやっていた。・・・本当に自分がやりたいことだったら、なかなか結果がでなくてもやり続けることができると思います」と淡々と話されました。

 

 なんというか、少し前の時代の「効率一辺倒ではない社会の価値観」や、「期待される理想の日本人像」ということばを思い出しました。時代の流れを止めることはできないですが、「失われてしまったもの」が確実にあるようですね~。ちょっと涙が出そうになりました。お三方にあらためて祝福と感謝を申し上げます。

                                              

 さてさて表題のテーマに関しては、間延びしすぎて自分でも忘れてしまっています!!(ホンに ダメよ、ダメダメ~) そうそう「PC遠隔操作事件」で起訴されている「片山裕輔被告」に対する「ほんとうに真犯人なのか?3つの疑問」の③番目でしたね。

 

 ①と②の疑問点から、片山被告の無罪は「C♯(シー・シャープ)言語を書けない」「不正プログラムに関する知識も関心もなかった」「能力的にも環境的にも不可能だった」ことを証明するしかありません。

 

だけど「無いことを証明する」のは、「スタップ細胞がないことを証明する」のと同様に難しいことでしょう。しかも本人は自供しているし・・・。それにしても保釈前まであれほど「無罪」を訴え続けていた片山被告が、いったん逮捕されたら、「自分が確かに犯人だから、早く有罪にして~!」と訴えているのも不思議ですね~。なんで?少しでも軽いほうがいいでしょ?と思ってしまいます。

 

 江川詔子さんの【PC遠隔操作事件】C#でのプログラム作成能力を巡って(第6回公判メモ) では「(片山被告にC♯能力があったとする)証人の記憶は実に曖昧で、・・・今日の証人尋問はいったいなんだったのだろう?」と書いています。

どうやら「片山被告に能力がある」と証言されたとも言えず、もちろん「ない」とも言えず、PCプログラミングに関する専門的言語・方法を理解するのは裁判官でも難しく、判断にも迷うのが実情のようです。

 

 結局のところ態度が一変した片山被告、それに合わせて難しい立場でサポートする弁護団、決定的な証拠はないけれど、本人の自供もありメンツも保ったので「片山被告有罪」へと向かう検察側、専門性が高くて理解・判断にも迷う裁判官サイド、と事件の周辺はわからないことや複雑な立場が交錯しているようです。

***明日に続く***

 

 

 

 

 

 

 

 

写真左:いがぐりの話し合い

写真右:黄色いヒガンバナに黒アゲハ

 

 

 

写真左:秋の七草、目立たないけど葛の花もいいね

 

写真右:白い彼岸花も

 

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どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化 ⑧

2014-10-02 12:42:14 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

      写真撮影日:2014/9/15~26。明日香地域では「棚田と彼岸花」が名コンビ。

      写真:奥明日香の稲淵には「雄綱・女綱」が。写真は女綱。

   「PC遠隔操作事件」の経過を「Piyolog:なりすまし(遠隔操作)ウイルスによる犯行予告事件をまとめてみました」というサイトで読んでみました。がっ、CPやネット関連の専門的な言語や説明は全く理解不可能なのであります。また現在進行中の裁判の経過も知らないため、かなり無責任で想像たくましいお話になってもご勘弁を。

 

 片山裕輔被告に関しては、逮捕されたのが2013/2/10、保釈となった2014/3/5まで1年以上拘留され、保釈中の5/16に送ったスマホからの「自作自演メール(小保方銃蔵メール)」が見つかって姿を消し、2014/5/19に「自分が犯人です」と弁護士に告白しました。

 

 つまり事件発覚からの「犯行予告メール」「脅迫メール」はじめ、「自称・真犯人からのラストメッセージメール」「自作自演メール」などは片山被告が出したものであり、それ以後の6/1 に送付された「PC遠隔操作事件の『真犯人』を名乗るメール」※矢野さとる氏(おーぷん2ちゃんねる管理人)が公開 は彼とは全く無関係な人ということになりますね~。

 

 そこで②の疑問点です。最後の2通だけを比べても酷似していて、別人であることが納得できません。どうやら「絶対に自分は安全」という自信のもとに、饒舌な語り口、確かに相当高い知識・情報・技術のレベル、人をくったような物言いを展開しています。

 

しかも「真犯人からのラストメッセージ」※2014/8/10に江川氏が名づけ、解説。パズルを解いた先着1名に送付されたらしい。(あいよっこ注:実際にはラストにはなっていないです)では「犯人像のプロファイリングが難しくなるように工夫している」と書いてあり、警察への強烈な対抗意識はあっても、完全なる「上から目線」のようですね~。

 

 メールを読んでいると、真犯人が何度も書いている「警察・検察・裁判所へのうらみつらみ」また「日本社会、ことに天皇への対抗意識」「幼児・あるいは幼児性に対するこだわり」「オウム事件への関心」というキーワードが立ち昇ってくるようです。

 

  一方で片山被告の事件に対する動機は何? 彼には、一連のメールから感じるような強い関心やこだわりがあるのでしょうか? 確かに学習院中退からは天皇制否定がないとはいえないし、前回の「月刊精神分析」の「父親との葛藤によるのでは?」という分析もあるのでしょうが、どうも弱い感じです。結局「自分はサイコパス」という理由ですべてを説明しているとも思えてきます。

 

 ところで真犯人は他人をだましたり、欺いたりすることが得意な反面、自分自身に対しては妙に嘘がつけない、レベルを落としたりバカになったりすることができない性分だとも感じます。

 

「しょーもないことをいっぱい考えるのが得意」と書いているように、全体のシナリオの複雑さにも関わらず、ストーリーのつじつま・整合性がきちんと合っている、という印象なのです。彼自身「自分はサイコパス」と考えているかもしれません。

 

 もちろんこうしたあいよっこのプロファイリングは、真犯人のことばによれば「・・・『観測気球』という表現が半分合っていて、あとの半分は『面白半分』」なのですが・・・。

 ***続く***

                                        

    

            写真:ふつーの田園風景も素朴

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