あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

人を魅了する、屋久島のネイチャーエネルギー&パワー

2010-06-29 21:16:15 | しましまもよう:種子島&屋久島

 

                         写真:「横川渓谷」の白くて丸い石は屋久島では珍しい

 

  「田舎家風民宿 鹿鳴庵」、とっても風流な名前だなあと思いましたが、本当に庭先で鹿が鳴くのです。泊まってみれば、オーナー夫妻のユニークさにまたまたびっくり! 

 

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朝田さんは大阪生まれの大阪育ち。普通のサラリーマンを早期退職、つまり脱サラして3年前にこの民宿を始めました。ほぼジャングルだった土地の整地から基礎工事、さらに自然の木を使った建物建築まで、すべて自分が中心となりつくりあげたというから驚きです。もともと趣味で大工仕事などが好きだったとはいえ、よほど強い信念が必要なことでしょう。

 

 

写真:「鹿鳴庵」では二匹のわんちゃんも家族。

 

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 若い時から旅が大好きだったので、バイクで全国を巡り、「自分の大好きな民宿を作りたい」という夢が湧き上がってきました。特にこだわりがあるのは大きいお風呂で、ここだけで一ヶ月もかかったという苦労の作品です。<o:p></o:p>

 

 

 

 屋久島の自然に魅了され土地を購入しましたが、島ではレンタルも輸送量もやたら高くついてしまいます。「いっそ自分でなんでも運ぼう」と整地のためのブルドーザーやそれを運ぶ4Tトラックまで中古を購入し、大阪から何回も往復したというから徹底しています。広い裏庭には製材所や木材置き場があり、まだまだ現在進行中なのです。 <o:p></o:p>

 

 

 

  写真右:奥様のお料理はとても美味しいと好評です

 

 

 「知らないことや困ったことがあり頭を抱えていると、不思議と温泉で出会った知り合いや友人たちが助けてくれた」と感謝しているそうです。強い思いや夢というものが、人々を引寄せるのかも知れませんね。<o:p></o:p>

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 帰る前日に島の周遊道路にそって周りました。珍しいのが「平内海中温泉」です。波際に露天風呂が掘ってあり、干潮時の前後2時間だけ入湯できます。水着の使用は禁止で、脱衣場などもありませんよ。無人でしたが、入っていれば押し寄せる波がかかって、面白そうです。

 

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 降りて行く時にすれ違ったおじいさんが、ふと見ると後ろに!! まさかあいよっこが入ると思ったのかな? 女性はせいぜい見るだけ、でしょう?

 

 

写真右:波が打ち寄せる「平内海中温泉」

 

 

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  屋久島で最大規模の滝が落差88mの「大川(おおこ)の滝」。周囲は広々とした光景なので、滝つぼから見上げると天から水流が降ってくるような感じです。<o:p></o:p>

一方「千尋(せんひろ)の滝」はかなり遠景で小さくしか見えません。でも手前の山の花崗岩の岩肌がすべすべとして美しい色模様です。

 

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 その他「屋久島フルーツガーデン」、「横川渓谷」、ウミガメ産卵地「永井いなか浜」、「志戸子ガジュマル公園」、「紀元スギ」などにも行きました。

 

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写真左:大アップした

「千尋の滝」

 

 

写真右:最大落差88m

「大川の滝」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本で最初に世界自然遺産に指定された屋久島、「あまりにも有名になり、観光客も多いので、観光地化していないかな?」という先入観は杞憂でした。地元の人たちの「屋久島の自然を守ろう、そのままで保存しよう」という意識の強さを感じました。訪れる私たちもトレッキングなどの体験を通じて、自然の素晴らしさや不思議さを感じ、大切にする気持ちを育てていきたいです。

 

 

「しましまもよう:種子島&屋久島」はこれで終了します。おつきあいして頂きありがとうございました。<o:p></o:p>

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苔に始まり、苔に還る 屋久島

2010-06-23 12:23:39 | しましまもよう:種子島&屋久島

                       写真:白谷雲水峡 飛流橋付近

 

 

「ヤクスギランド」では「30分・50分・80分・150分」4コースのうち「80分コース」を歩くことにしました。入り口から一歩入ると、あたり一面は緑色のコケのじゅうたんに覆われています。

 

 

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<o:p> 写真:ヤクスギランドで一番の名物スギ、コブがお釈迦様</o:p>

<o:p>    に見える「仏陀スギ」</o:p>

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 地表はもちろん、あらゆる樹木の幹や岩石も緑の濃淡色で、そこからはたくさんの別の小さな命が芽吹いています。倒木からたくさんの新しい木々が育っているようすは、まさに世代交代、受け継がれる命の縮図のようです。自らを次の世代に与えているようで、なぜだか胸が熱くなってきました。 

 

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 激しい雨に流されて極端に表土が少ないこの地域では、あるいはコケ類やシダ類などが土の替わりとなっているのかもしれません。まさに植物の王国です。

 

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<o:p>       写真右:すべての命が始まり、還っていく</o:p><o:p>苔のじゅうたん</o:p>

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  さて一番行きたかった「白谷雲水峡」へは、次の朝8時ごろに出発しました。 屋久島の宿泊者は山に向う人が多いため、早朝56時の出発が当たり前で、お宿もそれに対応し、お弁当屋さんやガイドの人も多いです。

 

 

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 約1時間後に駐車場に到着。ここでも「60分・100分・180分」の3コースが紹介されていますが、レンタカー会社の人からの教えに従って、コースにこだわらないでまっすぐ「苔の森(もののけ姫の舞台のモデルになったところ)」を目指します。

 

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写真左:白谷雲水峡 憩いの大岩

 

 

 ここも昨日のヤクスギランドと同じようにコケに覆われ、たくさんの植物・樹木が生い茂り、清流と大岩が織り成す自然が広がっています。植物の匂いにむせ返るような気分です。

 

 

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  白谷川を渡る場所は渓流と苔に覆われた樹木が重なって、それらしい雰囲気が漂っています。「ここがもののけ姫の森かな?」と思いました。おりから雨がポツポツしたこともあり、引き返そうとしたその時に、出会った人に「目的地はまだ先」だと教えてもらいました。「良かった~!ありがとう」 (もちろんここも、苔の森の一環です)

 

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  そしてついに到着。 あたり一面うっそうと暗く、苔むした倒木が何本も折り重なったり、奇妙な形に折れ曲がったりしています。映画「もののけ姫」で有名キャラとなった「木霊(こだま)」たちがそこここでクルクルと回っているようです。

  

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 嬉しくてコーフン気分なので、手もワナワナ状態となってしまいます。もちろん三脚はなく、望遠レンズを使うために、写真のピントがなかなか合いません。 聞けば、夏には木々や葉が生い茂るために、さらに暗くなるのだそうです。では今の時季のほうがまだ明るいのかな?

 

 

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 もののけ姫の森は、一次と二次があるので見逃さないで!! レンタカーの人から「絶対に太鼓岩まで行って景色を見てね」とアドバイスを貰いましたが、ここで大満足したこともあり「まあ、いいか」と引き返してしまいました。今思うと残念でした。

 

 

写真:もののけ姫の森  絶句!

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屋久島の秘密

2010-06-20 20:16:15 | しましまもよう:種子島&屋久島

 

  

                   写真:千尋(せんひろ)の滝の前には「花崗岩の塊」を示す山が。

             

 

 

   伊丹空港⇒屋久島空港の飛行機から見ると、ふたつの島の形状の違いがくっきり。先にある種子島は長細くてほぼ平らですが、次に目に飛び込んでくる屋久島の、雪をいただく高い山々はとても島とは思えない景観です。この海面から突き出たような急峻な山々に「洋上アルプス」という別名があると知り、納得しました。

 

 

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 たとえお隣の島であっても、まるで違う気候の環境や地域性があり、その島独自の言語、文化、風習などがあります。これこそまさに島めぐりの醍醐味です。だからこそ、どこの島に上陸するときにもわくわくしてくるのでしょう。

 

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写真左:種子島

 

写真右:屋久島

 

 

 

  さてその他にも屋久島にはたくさんの秘密があります。平地の平均気温は20℃以上で、熱帯性植物・果物が露地栽培できます。一方で最高峰1936mの宮之浦岳を中心とした山岳地域は、平均気温6℃と北海道並の寒さです。気温差と高低差がとても大きいのです。

 

 

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 周囲の黒潮からは大量の水蒸気が山々を駆け上がり、急激に冷やされて記録的な湿度・雨量となります。そして「月に35日雨が降る」とも「島のどこかで雨が降っている」とも言われます。

 

 

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  だけど島全体が硬い花崗岩の固まりなので、雨は地中に入ることなく数日間で海に流れ出てしまいます。そのため水質はミネラル分がない超軟水で、雑菌が少ないことも樹木が長生きする秘密です。

 

 

写真:雑菌の少ない水が長寿の秘密。

   ヤクスギランドで。

 

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 水分が留まらないで栄養分が少ない、こうした環境が(皮肉にも)幸いして、特産の屋久杉が育ちました。成長が遅いために緻密で、樹脂分が多く艶がある銘木は、江戸時代には幕府への献上品とされました。軽くて水を通さないので、古くは屋根瓦として珍重されたとか。

 

 

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  ところが屋久杉は江戸時代にすべて切り倒されてしまい、現存するものは不恰好、あるいは不良品なので残っているそうです。江戸時代の切り株から次の世代が育ち、さらに次の世代が生まれたスギは「三代スギ」と呼ばれます。

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 主な観光コースとして体力的に優しい順に、「ヤクスギランド」「白谷雲水峡(もののけ姫の森)」「縄文杉登山コース」「宮の浦岳登山コース」が有名です。冬季でもあり、(本音は、後で足腰膝が痛まないように考慮して)今回は前者2ヶ所に行きました。

 

 

写真右:江戸時代の切り株から新しい木が育っています

    ヤクスギランドにて。

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またまた長くなってしまいます。続きは近日公開!<o:p></o:p>

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斜めの車中で冷や汗たら~~り!!

2010-06-10 13:29:23 | しましまもよう:種子島&屋久島

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                  写真:緑がはがれても、しましまもようが美しい

 

 

 洞窟の前で海を見つめていた長浜さんは、25歳の頃から始めた素潜りに今も熱中しているそうです。60歳で建設業の仕事を退職した後は、なにがあろうと毎日ここに来ています。この日は風邪気味で海に入ることは止めましたが、海の近くにいて、眺めているだけでも飽きないそう。

 

 

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  通常は昼ごろから34時間、主にエビ・タコ・アラなどの魚をモリでつきます。こうした獲物の楽しさはもちろんですが、一番の魅力は「冒険が好きなので、海そのもの、未知の世界が好き」と話します。

 

 

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  一方で「海は猛獣と一緒。風向き・風力が変わっただけで命を落とす。海で命を落とすことは覚悟している」とも。実際に自分自身が危ない目に会ったこともあるし、遭難した場面や自殺などの人たちも多く見て来たそうです。

 

 

写真:おすすめの絶景。右手には断崖(写真左)、左手にはしましまもようの大海原(写真上)

 

 

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  この美しい海も、守り人から見ると変わってしまいました。「昔はサンゴがたくさんあって、可愛いクマノミが泳いでいました。今はコンブなどの海草がなくなり、潮の匂いさえもなくなってしまった」と残念そうでした。<o:p></o:p>

 

 

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  帰り際に長浜さんお勧めの景色ポイントを教えて貰いました。「坂道がきついので車を手前に停めて」と言われたにもかかわらず、重度の車依存症のあいよっこ、「行けるところまで行って見よう」とついつい下り坂を強行。数件の別荘があるだけの細い道(私道?)は、ハンパじゃない傾斜です。

 

 

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<o:p>写真右:民宿サンダルウッドの夕食。食事もお部屋もとてもセンスが良いお宿です。</o:p>

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おそらく「黒瀬ノ鼻」と思われるのですが、右手には断崖絶壁、左手には「シマシマもようの島々」が並ぶ海原が広がり、素晴らしい景観です!!

 

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ところが帰り道、旧い軽自動車は砂利道ですべって空回りばかり。斜めの車中で「だ~れもいないここで、登れなかったら?」と汗がたら~~り、ドキドキが止まりませんでした。 「落着け、落着け」と唱えながら、運よくなんとか脱出できました(汗汗汗)

 

 

 

 

 

写真左:雄龍・雌龍(おたつ・めたつ)の岩。嵐で遭難した達五郎夫妻の生まれ変わりと伝わる。 <o:p></o:p>

コメント (2)
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荒波の造形が点在する種子島の東側

2010-06-09 00:54:53 | しましまもよう:種子島&屋久島

               写真:千座の岩屋(ちくらのいわや)も奇岩が並び、

           洞窟の狭い入り口を入ると千人が座れる空間が広がる。

 

 

 

 「種子島」といえば、「鉄砲・宇宙ロケット発車地・サーフィン」というのが私の三大イメージです。最近では普天間基地代替地として「馬毛島」がメディアに取り上げられたことも記憶に新しいところです。

 

 

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 無人島と言われるその島は西之表港の目前にありました。港には「馬毛島 米軍基地 絶対反対!」という類の看板がたくさん目に付き、その隣には「馬毛島に自衛隊を誘致しよう」という看板も並んでいます。(写真左)

 

 

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 自衛隊はウエルカムだけど、米軍は絶対反対!となるのは、沖縄で米軍が起こした少女に対する性犯罪などの影響があるようです。島の発展と日常生活の安心・安全を秤にかけると、「日本の法律が適用されない存在」が大きなネックとなるのは当然でしょう。<o:p></o:p>

 

 

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<o:p></o:p>普天間基地移設に際して、政府はこうした「米軍の治外法権」についてもっと議論する必要を感じるのですが? だけど外交や国防について簡単にはいかないのが現実なのでしょうか?

 

 

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 さて島を一周するべく、北端の喜志鹿崎灯台を経て南下すると、サーフィンではとびきり有名な「鉄浜海岸」があります。波乗り人発見! 冬のさなかにもかかわらず、波に乗っているサーファーが数名、遠目にも楽しそうです。(写真上)

 

 

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東側の海岸には、荒波に洗われた岸壁や奇岩・洞窟が造りだす美しい景観が数多くあります。馬立ての岩屋(またてのいわや)もそのひとつ。

 

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「馬立て」の由来は「修験道の犬神使いであった第十代島主・種子島幡時(はたとき)がこの洞窟で修行中に忽然と姿を消し、彼の愛馬だけが洞窟の前で主人の帰りを待っていた」(案内看板)という伝説から来たと伝わっています。

 

 

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「幡時が消えた数日後、中種地区にある宝満池に彼のすげ笠が浮かんだ、という話もあり、ここと数キロも離れている池はつながっているらしい」と教えてくれたのは長浜フミオさん(75歳・写真上)です。

 

 

写真右:馬立ての岩屋洞窟の中から海を・・・。

 

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(長くなってしまうので、続きは近日アップします)<o:p></o:p>

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