写真撮影日:2019/4/11
写真上:白石川堰堤(しろいしがわえんてい)の「一目千本桜」
阿武隈川、背景の阿武隈山系、堰堤に沿って走るJR、船岡城址
などなどフォトジェニックで「映え~」要素たっぷりです。
数日前から「九州を中心とした西日本に、命の危険が迫る大雨警戒警報」が出ています。梅雨は長いものだけど、あの近年言われる「線状降水帯」のために、これほどの局地的な大雨警報がでているってことなのね?いずれにしても数年来の豪雨災害がよみがえり、「どうか無事に大過なく通過しますよう」と祈らずにいられません。
そんな時期に「はぁ?桜の話?」って感じではありますが、大急ぎで2019年の美しい桜景色を紹介いたします。例年どおり今春も東北地域に向かい、特に「あの桜をもう一度見たい!」と思ったのですが、開花時期がずれたり、雨模様だったりで、まあなかなか思うようにならないもの。それがまた面白く、興味を惹かれるポイントでもあるけどね~。
それにしてもやはり桜にとって「太陽が命」なのか、一般に太平洋側が良く育っている感じです。反対に紅葉は雪の地域が素晴らしいように思えます。以前は見る機会が多い西日本地域の、それも「桜はだんぜんソメイヨシノ!」だったのに、近年は北の国々の多彩多様な種類のそれぞれの良さに惹かれます。
なにごとも知ること、見ること、体験することで初めてわかるもの。
ところで今春、当初は夏のような暑い日が続き、桜開花情報も「例年よりかなり早め」だったのに、実際に行ってみるとやや寒い地域や山間部は「例年より遅め」だって。もう、なんでよ~?
桜の時期には街じゅうがピンク色に染まるような三春町、日本三大桜「滝桜」、また「あだち野」と呼ばれる本宮市~二本松市地域にある一本桜、シダレザクラ、その地域の美しさや素晴らしさが見れなかったのは、ホン残念だった!
*** 旅の概要 ***
4/11… 伊丹空港→仙台空港からレンタカー4泊5日
阿武隈ライン舟下り→白石川堰堤の一目千本桜
宿泊:白石市内
4/12…「あだち野」安達ケ原ふるさと村・観世寺→稚児舞台公園→
二本松城跡(霞が城)
宿泊:郡山市内
4/13… 朝一番に「三春滝桜」に向かう→三春市内→白石・七ヶ宿周辺→
白石城・増岡公園の桜
宿泊:白石市内宿
4/14…(朝の光で撮影したいので、もう一度)船岡城址・白石堰堤の桜→
秋保大滝→塩釜神社
宿泊:仙台市内
4/15… 三陸海岸戦に沿って南下→相馬・中村城址(馬陵城址)→「鳥の海」
→仙台空港→伊丹空港
「阿武隈ライン舟下り」 かつては重要な運搬コース
「モダン橋」(丸森橋)は昭和4年に完工したけれど、大震災時にびくとも
しなかった、美しいデザインです。
川にかかる鉄橋
舟乗り場の対岸にある貴重な「赤岩」 鉄成分部分が鮮やかな赤色
いろいろな要素がつまった珍しく貴重な岩という。
下はその周辺。町内には巨岩ポイントも多くある。
弘法大師が作ったといわれる「弘法の噴水」
もちろん自然に出てくる噴水で、モーターなんかないよ!
喉が渇いた大師に村人が水を与えたところ、大師は川岸の大岩(回り岩)へ行き、
真言を唱え、持っていた錫杖で岩を突き、噴水が生まれた、と伝わる。
東北地域は 雪と桜が混在する景色でした。