あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

秘境 奈良県上北山村2

2012-11-24 20:39:10 | 秘境 奈良県上北山村

 

         写真:「瀧川寺」の撮影日は2012/10/2、そのほかは11/17です。<o:p></o:p>

         写真:瀧川寺の左手にある「南帝王陵墓」

 

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 景徳寺近くの民宿「富喜屋」は、今回大変お世話になった大台ケ原ビジターセンターに勤める福島啓一さんのご実家です。楽しみのお弁当をこちらでいただきました。おかみさんの手作り弁当には「きのこご飯」「アメノウオの甘露煮」「山菜のてんぷら」「塩漬けイタドリのふくめ煮」「こんにゃく煮物」・・・など村の特産物が満載!

 

 

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 「アメノウオって鮎のこどもですか?」「この地域でとれるアマゴのことです」、「イタドリってスカンポですよね?塩漬けなのにしょっぱくない」「完全に塩抜きをしてから調理するんですよ」などの会話があちこちで交わされます。

 

  写真:地産地消の手作りお弁当<o:p></o:p>

 

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 食後には昭和3年当時の村のようすを撮影した貴重なビデオを見せていただきました。なな、な~~んと、外車のオープンカーがほこりを立てて村を行きかっています! 福島さんは「当時は林業で村にはお金が捨てるほどあった。景徳寺も、試しに一度河原に建てたあと、実際に建てたと聞きます」と説明されました。

 

 

 

写真:「もっとやる気だして!」と声が飛ぶ。

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 次は「特産品加工センター」に移動です。センターの中はもち米を蒸す白い湯気と良い香りで満ちていました。こんにゃく製造過程は見学できなかったのですが、できたてを試食しました。伝統的な製法にこだわり添加物一切使用していないこんにゃくは、とても軽くてあっさりふわふわ、コシのある寒天ゼリーみたいです。

 

 

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 さてお待ちかねの「とち餅つき」「草もちつき」が始まりました。栃の実はここまで処理するのが大変で、灰汁でアクを取るなど時間も手間もかかります。また入れるとかなり粘って重くなり、搗くのも力が入ります。

 

 

 

写真:すご~い、弾力とねばり!<o:p></o:p>

   餅つきは慣れた手つきの「社長」山室さん。<o:p></o:p>

 

 

  

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   それにしても餅つきってリズミカルで、大声も出て、不思議と気持ちも高揚しますね~。これは世界に誇れる食文化ではないでしょうか?みんなで搗いて、分けて、丸めて、餡を入れて、また丸めて、最後に口にほおばって・・・、これだから昔から楽しい一大イベントだったのですね~。

 

 

 

写真:丸めて餡を入れて、また丸める。<o:p></o:p>

 

 

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 帰りには道の駅「吉野路上北山」に寄っておみやげを購入。あいよっこは「こんにゃく・きくらげ佃煮・無添加高菜漬け」などを買いました。名物「ゐざさ寿司(いざさずし)」は鮭の切り身を笹の葉で包んだもので、すぐ近くに本店があります。珍しいものでは、「冷凍鹿肉」「燻製鹿肉」なども売っています。

 

 

<o:p><o:p>写真:最後にほおばると笑顔がこぼれる!</o:p></o:p>

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  道の駅にはレストランも併設されていますが、営業時間が11001800(夏季1900)と割と短く、毎週水曜日は定休日なのでご注意。

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 川向こうにある上北山温泉「薬師湯」(入湯料:¥500)の湯も人気がありますが、営業時間は時期や休日などで異なるため、HPなどで確認が必要です。隣のホテルかみきたは残念ながら休業中。景観や清流など自然の魅力にあふれているので、訪れる人が多くなるともっと賑やかになると思うのですが・・・。

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秘境 奈良県上北山村 1

2012-11-20 20:10:55 | 秘境 奈良県上北山村

 

                           写真:「瀧川寺」の撮影日は2012/10/2、そのほかは11/17です。<o:p></o:p>

                           写真:清流のせせらぎを前景にする瀧川寺<o:p></o:p>

 

   1117()に奈良県「まほろば地域づくり塾」が主催する「現地視察in上北山村」に参加しました。前後はとっても良いお天気だったのに、なぜだかこの日は曇り~雨で、かなり寒いバス旅となりました。

 

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***スケジュール***<o:p></o:p>

 「くらがり又谷の滝」~「景徳寺」~民宿にて昼食~特産品加工センターにて「こんにゃくつくりを学び、試食」~同センターにて「とち餅・草餅つきの体験」~道の駅「吉野路上北山」<o:p></o:p>

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  上北山村は奈良県の南東端に位置し、総面積は県内第4位と広いのですが、大台ケ原山地や大峰山脈など急峻な山間部でもあり、林業以外の産業育成がなかなか進まないのが現状です。 

 

 

写真:小処温泉の近くは渓谷と紅葉

 

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  そのため人口総数・労働力人口・就業者数などは県内38(/39)位となっており、活性化が求められているのです。同村の美しい景観、珍しい食材、特徴的な文化、歴史的遺産、などをどう活かしていけば良いのか、を村の方々と一緒に探っていく研修です。

 

 

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 その日はあいよっこにとっては非日常的な、起床5時、7時近鉄八木駅に集合というスケジュールで始まりました。十数名の一行はマイクロバスに乗り込んで、R169をひたすら南下、9時半ごろ村に到着しました。まずは河合地区で左折して、小処川を遡って「くらがり又谷の滝」に向かいます。 

 

 

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 途中にある「北山宮」と「瀧川寺(りゅうせんじ)」は後南朝ロマンの残るところ。神社は後南朝最後の後胤「南帝王北山宮」をお祀りし、お寺には宮内庁の「南帝陵墓」があることでも有名です。

 

 

 

写真:なるほど「くらがり」という名前に納得。岩壁と高い滝に感動します。

 

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 小処川の最奥に「くらがり又谷の滝」があり、垂直に立ち上がる巨大岩石に圧倒されます!! 岩石の間には50mの高さから、水流が56段に分かれて勢い良く流れ出ています。ここでは沢登り登山も人気があり、両側の岩石で狭くなったところを「ゴルジュ(喉・のど)」と呼ぶそうです。透き通った清流は「やまとの水30選」に選ばれています。 ※なお途中にある「小処温泉」は残念ながら休業中です。

 

 

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 再び村の中心地区である河合に戻り、630年前に草堂が開かれたといわれる曹洞宗景徳寺にて和尚様のお話を聞きます。同寺の歴史や曹洞宗の開祖道元禅師(どうげんぜんじ)の教えなどを説明されました。

 

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写真左:禅の心を説明される景徳寺の和尚さん<o:p></o:p>

 

写真右:静かな室内に響く警策の音<o:p></o:p>

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和尚様は厳しい修行中に、一日何もしないで坐(座ではない)禅を組み、ひたすら自分のことだけを考えていたのですが、ふっと「このような自分にみんなは食事やいろいろな事のお世話をしてくれる」と思い当たったとき、「どうっと涙があふれてきた。身についたものを捨てることで、なにか(啓示)を得るもの」と話されました。

 

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そのあとは体験坐禅です。通常よりかなり短い時間でしたが瞑想を行い、最後には「警策(きょうさく)で肩をバシ~~ンです。あいよっこは初めて座禅をしたとき、「痛すぎて腹が立った」こともありましたが、今は身が引き締まる思いで、ありがたくいただきます。

 

 

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写真:歴史のある景徳寺<o:p></o:p>

 

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同寺では常時、坐禅・人生相談・出家体験などを行っています。121日~7日は「臘八摂心会(ろうはちせっしんかい?)」という坐禅会が実施され、朝445~夜210010坐の座禅を行います。だれでも自由に参加でき、宿泊も可能です。

お問い合わせは ℡:0746-82-0052、メールアドレス: info@keitokuji.or.jp

 

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(ツアー後半は次回に続く)

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眠れぬ夜の妄想 第八夜:「美しい国日本」の精神は忘れたくない

2012-11-09 15:33:55 | 真夏の夜の妄想

 

      写真は2012/11/78 天川村「みたらい渓谷」と「観音峰」です。<o:p></o:p>

      写真:みたらい渓谷の紅葉は真っ盛りでしたが、昼遅くの撮影で写真が暗くて残念。<o:p></o:p>

 

 

 

 ブログの更新が遅れたこと、前回「KSPYとかC-SPYが…」と書いたために、「脅しメールや迷惑メールが来たか?」「なにか怖い目に遭っていないか?」と心配させてしまい、スミマセン。大丈夫で~~す!

 

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 この時期、つまり紅葉の時期は春の梅・桜の時期とともに、山々にとっては二大お祭りシーズン。そのため時間があると、お天気を見ながら南部へと車を走らせることになってしまいます。そこで写真は11/78の奈良県天川村の「みたらい渓谷」と「観音峰」などです。

 

 

写真:洞川温泉近くにある観音峰ハイキングコースの入り口。

 

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 さてさて少し前のことになりますが、安部自民党総裁の誕生に続き、「石原都知事の辞任と新党結成」などに対して韓国メディア「日本の右傾化が加速する」(産経ニュース) と伝えています。しか~し、いったいそうさせているのは誰だ~! 

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    写真:観音峰へは杉などの人工林が続き、

       途中は風景も植物もお楽しみが少ない

 

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日本は大戦後「再び戦争はしません」と戦争放棄を憲法で誓い、世界やアジアの平和を求め、相手の気分を害さないよう、争いが起こらないよう気を使って来たと思います。基本的に性善説に立ち、のんびりと思いやりをもったこの日本の国民性をあいよっこは大好きですが、一方ではいわゆる「平和ボケ」とも言われてきましたね。

        

 

写真:登山道には「南朝物語」の案内板が八ヶ所あり、

   歴史を学びながらたどり着くことができる。<o:p></o:p>

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だけどその間にご近所の国々は全く違う方向を目指し、愛国教育で人々の意識を変え、軍拡を図り、組織力・攻撃力を強大にしていたことを理解しました。考えて見れば戦後からの時代は日本にとって、「高度成長と平和で、とっても幸せな時代」でしたが、すでに過ぎ去ったと言えます。残念ながらこれからは「隣国や世界との防衛戦の始まり」だと、もっともっと意識しなければなりません。

 

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<o:p>写真:やっと到着した「休憩所」の紅葉が美しい<o:p></o:p></o:p>

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それにしても隣国の人たちはなぜ、日本に被害妄想といえるくらいの訴えを執拗に繰り返し、領土獲得にこだわり、データや情報や文化まで盗もうとするのでしょうか?

 

 

 

 

写真:観音の岩屋は、南朝後醍醐天皇の息子「大塔宮護良親王」が身を隠していたと伝わる。<o:p></o:p>

 

 

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そこで改めて太平洋に向かう玄関口であるという地勢的条件、美しくて豊かな自然、清浄な水資源、広範囲に及ぶ海洋資源などなど、日本が持つ恵まれた地勢(地震は多いですが)と豊かな資源を再認識します。また一般的に真面目で穏やかで教育の届いた日本人気質にも思い当たります。「とても羨ましい。だから欲しい」の一言ではないのでしょうか?

 

 

 

 

 周囲で徴兵制を実施しているのは、韓国・北朝鮮・台湾・ロシアで、うち韓国・北朝鮮は兵役拒否が難しい制度のようです。中国国民にも兵役義務がありますが、現在は志願者だけで充足している、という状況のようす。

 

 

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戦う方法や手段・知識などなどをほぼ男子全員が共有しているということは、攻撃的になるのも当然でしょうし、その意識すらない日本に対して「上から目線」にもなるということもうなずけます。あるいはK大統領が言うように、日本国内でもかなりの組織力が存在するのかもしれません????

 

 

写真:岩石の割には小さい洞窟。

   ここにお隠れになっていた?

 

 

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しかしそんななかで日本はスイスのように「永世中立国」になることができるのでしょうか?もちろんそのためには同時に徴兵制が必要となるでしょう。 一番の問題は日本国民に「国を守る意識」がどのようなものなのか、また具体的にどんな行動をすれば良いのか、などの知識が全くないということだと思い当たりました。

 

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だとしても敵国を想定していつも臨戦態勢になる、という国民性もどうなのかなあ~? つまり隣国のようになりたくはないし、それがなかったから日本では科学・文化・ものつくりなどが発展してきた、ともいえます。問題はバランスということなのでしょうが、基本的なマナー・思いやり・正義感などはやはり忘れたくないものですね。

 

 

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<o:p>写真:みたらい渓谷は紅葉まっさかり</o:p>

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あいよっこは特に自民党支持というわけではないですが、これこそ安部総裁が前回首相のときに掲げた「美しい国日本」の精神なのだな~、といまさらながら共感しているのです。実は当時「何をきれいごとばかり言っているのだろう?」と思っていたのでした。

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 (めでたく終了できました!読んでいただいてありがとう!)

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